TASCAMからPCMレコーダー「DRシリーズ」がリニューアルされ、「DR-05X」などが2月上旬に発売になるようで。
PCM-D100を入手してから使わなくなってしまいましたが、私も先代のDR-05を愛用していました。
厳密にはその後にマイナーチェンジしていましたけどね。
持っていながらPCM-D100に買い換えた理由は96kHzまでの対応なのとLINE INがない(マイク端子を流用する形では一応可能らしい)ためです。
今回、DR-05X、DR-07X、そしてDR-40Xと更新されたわけですが、基本的な性能としては24bit/96kHzという部分に変化はありません。
ただ、大きな進化は「2イン/2アウトのUSBオーディオインターフェース機能」が装備されたところでしょう。
WindowsやMacは当然として、iOSにも対応することでiPhoneでの動画撮影時のマイク的な使い方もできます。
この場合はレコーダー側ではなく、記録はあくまでも接続されたパソコンやスマホ側ですので保存形式はそちらのアプリに依存するでしょうけど、いわゆる空気録音にも使えそうですね。
実は今までも自動トーン機能を装備していたので、別売アクセサリなどを使って一眼レフ等で撮った動画と音声を合わせることもできたのですが、それだとやっぱり大掛かりになり過ぎますからね。
ただ音量の微調整とかをするには24bitで録っておきたいように思うので、そこは使い分けができると考えれば良いでしょう。
お値段もDR-05Xなら13,000円前後ですから、将来変わる可能性も高そうなLightning端子のマイクを購入するよりはお得感もありそうです。
機種による違いはDR-05Xだと無指向性ステレオコンデンサーマイク、DR-07XとDR-40XはA-BとX-Yに切り替えられる可動式のステレオコンデンサーマイクになっている点です。
DR-40Xになると4トラックとかXLR入力もあったりしますが、96kHz上限は今となってはちょっと古さを感じるかなぁ。
マイク性能もDR-05はちょっとイマイチだったので、そこが少しでも改善されていれば良いのですが…。
なお、メディアはDR-05XとDR-07XはmicroSD/SDHC/SDXCカード、DR-40XはSD/SDHC/SDXCカードで、いずれも公式には128GBまでだそうです。
|