TASCAMからリニアPCMレコーダー「DR-100MKIII」が7月上旬に発売だそうで。
うちはいちばんお安いDR-05を使っていますが、これもなかなかコストパフォーマンスは高いと思いますけど、ライン入力やライン出力がないのが欠点なんですよね。
その点、こちらはLINE OUTがありますし、LINE INはXLR/TRSと兼用になっています。
できればLINE OUTも分けてあったほうが便利な気もしますが、こういうモデルは用途的に業務用や録音現場での使用のほうが圧倒的に多いでしょうからね。
またこれまでのポータブルPCMレコーダーはKORGのDSD対応モデル以外はなぜか96kHzまでのものが多く、前モデルの「DR-100MKII」も24bit/96kHzまででした。
今回は24bit/192kHzでの録音に対応しています。
A/DコンバーターにAKMのAK4558をデュアルで搭載したのが大きいのでしょう。
ADCのグレードアップはS/N改善にも貢献しているようです。
お値段は実売で5万円前後とのことで、相変わらずTASCAMのポータブルレコーダーは割安感があります。
マイクも単一指向性と無指向性のデュアルタイプで高音質化したそうですし、デュアルレベルやデュアルフォーマットでの録音もできるなど、機能も実用性を踏まえつつ強化されています。
あと、地味にリチウムイオンバッテリーに加えて、単3電池でも使えるというのが録音機材としては、いざという時に助かるのではないかと思います。
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