TEACが新しいプリメインアンプ「AX-501」をIFA2013に参考出品しているそうで。
UD-501と組み合わせることを想定したもののようで、サイズなども統一感のあるものになったるようですね。
AI-501DAという製品がすでにありますが、あれはDACもいっしょになっていて重複してしまうこともあって、今回は純粋なアンプとして出すことを考えているようです。
接続についてはXLRを用意して、これを使ってね、というスタイルみたいで、回路側もフルバランス設計になっているとのこと。
アンプ部はコンパクトにする必要もあって引き続きClass-Dで、AI-501DAと同じABLETEC製のモジュールが採用されています。
AI-501DAは最大出力で68W+68W(4Ω)、定格出力で50W+50W(4Ω)でしたが、AX-501のほうは実用最大出力で100W(4Ω)ですから、AI-501DAのALC0180よりも少し大きめのものに変更してあるんでしょう。
AI-501DAの時にも書きましたが、マルッと基板ごとABLETECのモジュールを使ってあるので、DAC機能もない今回のモデルではTEACが用意したのは電源と筐体のみなの?というのがちょっと引っかかるところではあるんですけどねぇ。
また、最近再び良く見かけるようになりつつあるのがレベルメーターでして、たしかにあると見た感じが良いし、音の大きさなどの出力具合を確認できる視認性も良いのですけど、コスト的にはもっと別のところに割いて欲しいと思う部分もあります。
もちろん、先ほどのXLRや大型のトロイダルコアトランスなどにもちゃんとコストを投入してくれているようではあるのですけど、なんとなくオールドスタイルと現代的な割り切りが交じり合い過ぎているように感じたのは私だけでしょうか。
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