TEACから新しいレコードプレーヤー「TN-550」がCESで発表されたようで。
TN-350の上位モデルという位置づけですが、見た目はずいぶん高級風になっています。
ベルトドライブなのは同じですが、モーターはターンテーブル外部に配置されているようですし、そのターンテーブル自体がアクリルのクリアなものになっています。
詳細は不明ですが、ベルトはおそらくこのプラッターの外周に巻く形なんでしょうね。
一方、モーターはTN-350と同様、DCモーターを使っていて、そこは現代的です。
今どき、ACシンクロナスモーターとかで、50Hzと60Hzでプーリー交換とか、やってられないですものね。
筐体も人工大理石とMDFを重ねあわせた構造になっていますし、S字アームも高さ調整機構を備えたものにグレードアップしています。
あと、PC-TripleCのSAEC製トーンアームケーブルを使ってあるというのも面白いですね。
SAECというと私などはついトーンアームそのものを思い浮かべてしまいますが、なにかトーンアームも縁のあるところが製造しているのかも。(これはあくまで私の勝手な想像です。)
一方、カートリッジは変わらず、オーディオテクニカの「AT-100」だそうで、そこもグレードアップしてほしかったところかな。
そもそもお値段が分かりませんが、MMカートリッジ対応のフォノイコライザーを相変わらず内蔵してますし、デジタル出力とUSB出力を備えた兄弟機「TN-570」も同時発表されているところから考えると、それほど高価ではなさそうな気がします。