TEACから「UD-501」の上位シリーズとなるUSB-DACヘッドフォンアンプ「UD-503」が登場するようで。
UD-501との一番大きな違いはDACをAK4490にしたところでしょうか。
UD-501もPCM1795をデュアルモノで使っていましたが、AK4490採用で11.2MHzまでのDSDと32bit/384kHzまでのPCMに対応しています。
さらに個人的に注目なのがアップコンバート機能で、ここにフルエンシー理論を使ったFPGAを積んでいるとのこと。
これまでどちらかと言うとアップサンプリングはソフトウェアでやれば良いという考えでしたが、フルエンシーなどの複雑な処理になるとハードウェアでやる価値が出てきますし、そこにFPGAを使ったというのも良い仕掛けだなと感じます。
また、ヘッドフォンアンプも強化されていて、正面に2つのヘッドフォンジャックが並んでいます。
どうやらバランス駆動にも対応しているようですが、この2つの端子をどういう風に使うのかはまだ分かりませんでした。
ただ、アンプ自体はディスクリート構成で、ここでもデュアルモノが貫かれている様子です。
背面にはクロック入力端子が新設されていて、今後、クロックやパワーアンプなど「Reference 503」(?)シリーズが拡充されていくようです。
入出力で変化した点を見てみると、豊富だったデジタル入力端子が少し整理され、同軸は背面に一つ、光は背面に角型、正面に丸型という形になっています。
その代わりにアナログのRCA入力が追加されていて、ヘッドフォンアンプへの注力具合も伺えます。
XLR出力はこれまで同様装備されています。
価格はまだ決まっていないようですが、10万円台で今年の夏発売予定とのことです。
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