TEACのオープンリールデッキ「X-10R」を入手しました。
以前から10号リールテープ、そして先日は7号テープを入手していたので、いつかデッキが欲しいなと狙っていたんです。
ずいぶん昔にTEAC X-3(mkIIだったかも)を持っていて、せっせとエアチェックしていたのを思い出します。
当時も10号に憧れていたので、入手するなら10号が使えるデッキが良いなと。
REVOXやAKAIも良さそうと思いつつも、エアチェックのような録音ソースがなくなった今となっては出番がそれほど多くなさそうですし、そこそこ廉価なもので良いかなぁと思っているうちに結構時間がかかりました。
ただ結論からいうと思った以上に出番が多くて自分でも驚いています。
ミュージックテープを入手したから、というのも大きいんですけどね。
4トラック19cm/sということでまだまだ上には2トラ38がありますが、音もなかなか良い感じです。
単なる郷愁とかでもなく、厚みがあって初めて聴く音楽であってもワクワクする感覚があります。
リバースも案外便利で、ヘッドも往復でそれぞれ完全に独立した6ヘッドです。
デュアルキャプスタンでテープの状態にあまり影響を受けず安定して動いてくれています。
ただ古いテープを使うからというのもあるでしょうが、ヘッドクリーニングはかなり頻繁に実施したほうが良いようです。
消磁も腕時計用に持っているHOZANのものを使って手動でやりましたが、フォルテ部分の歪みが減って透明感が高まったような気もするので、こちらも再生主体だと重要かもしれません。
問題点とするとかなりデカイので置き場所をどうするか、というところでしょうか。
サブのプリメインやAccuphaseのDACなどの出番が全然ないですし、そこを片付けるのが良いかな。
あとはなぜか7号の空リールがないので、そういった部材も少しずつ揃えていきたいと思います。
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