TechDasの新しいアナログターンテーブル「Air Force Three Turntable」が「HIGH END 2015」で展示されたそうで。
発売自体はまだ先で11月発売予定とのことですが、Air Force One、Twoに続くモデルということで、多少は手が届く価格帯になっています。
といっても、1,600,000〜1,700,000円ですし、そこからシステムアップが可能な仕組みです。
ちなみにAir Force Oneが7,000,000円、Twoが3,500,000円です。
見た目でいちばん印象を引くのはトーンアームが最大4本取り付けられるところでしょう。
さすがに4本は欲しいと思いませんけど、私でもMCとMMとか、2本あると便利かなと思うことはあります。
プラッターの大きさは絶対的に30cmクラスなので、周囲にトーンアームを配置すると大きさは必然的にスゴいサイズになりますけどね。
そのプラッターは標準だとアルミだそうで、重量級の交換オプションも予定されているとのことです。
また、インシュレーターは内蔵していないので、そのままだとスパイクでリジッドに設置する形になるようです。
もちろんここもオプションでエアフロートのボードが出るみたいですけど。
上位モデルと共通なのは「エアーベアリングによるプラッター浮上」と「バキュームエアーによるディスク吸着機能」で、これだけでもなかなか他のモデルにはない魅力です。
さすがにここまでアナログプレーヤーに投資する余裕はありませんが、こういう憧れになるようなモデルが存在してくれることは、なんだか楽しい気分になります。
モノづくりへのこだわりも素晴らしいですし、ぜひこのシリーズ、続けていってほしいと思います。