ALO audioのUSB-DAC「The Key」ですが、32bit/384kHzと352.8kHzで4~6分くらいで音切れが出る現象ですが、解決したつもりがまだ発生するケースがありました。
前回は「SMCリセット」とAudirvana Plusの「SysOptimizer」をオフにすることで軽減していたんですが、やはりたまに発生することが判明しました。
代理店さんにも確認してみたんですが、そのような報告は他に入ってないそうで、バッファの問題ではないか?とのこと。
念のため、エラーログを見てみると、こんな感じのログが吐かれたタイミングで音切れが起きることが分かりました。
kernel[0] process Audirvana Plus[439] caught causing excessive wakeups. Observed wakeups rate (per sec): 185; Maximum permitted wakeups rate (per sec): 150; Observation period: 300 seconds; Task lifetime number of wakeups: 72661
どうもアプリを起動してから300秒で発生してたようなんですね。
内容的には「300秒間監視したけども、このアプリ、wakeupの頻度が多すぎ」って意味でしょうか。
だからと言って音切れしても困るんですけどね。
このログに関する情報も集めてみましたが、あまり有効な情報はなかったものの、どうやらApp Napに関連する問題っぽい気がしてきました。
まずはアプリの「情報を見る」から「App Napを切にする」にチェックを入れますが、特に変化なし。
次は全体のApp Napを再設定ということで、一旦すべてのアプリでApp Napを無効にしてから有効にし、OSを再起動しました。
defaults write NSGlobalDomain NSAppSleepDisabled -bool YES
defaults write NSGlobalDomain NSAppSleepDisabled -bool NO
さらに、再生ソフト2つのApp Napをコマンドラインで「切」にします。
defaults write com.audirvana.Audirvana-Plus NSAppSleepDisabled -bool YES
defaults write com.apple.iTunes NSAppSleepDisabled -bool YES
ここまでやっても、さっきのログは出っぱなしなんですが、不思議なことになぜか音切れは少し減りました。
しかしそれでもまだごく稀に発生するので、思い切ってAudirvana Plusを再インストールしましたが、それでも同じ…。
もう打つ手なしという感じですので、やっぱり192kHzに制限しようかなぁと考えつつ、モヤモヤしているところです。