Twitterで何方かが「トーンジェネレーター」というアプリで部屋の共振を調べていらしたのを拝見して、私も試してみました。
正しい使い方かどうかは分かりませんが、周波数を適当に変えながらiPhoneのスピーカーで鳴らして、部屋の中の色んな場所に持ち歩いてみます。
そうするといちばん目立って音が大きく共振する感じなのが、左スピーカー後ろの壁際で130Hz前後にピークがあるようです。
壁が共振しているというよりも距離が近いために定在波になっている感じですし、この周波数だとちょっと効果は薄いかなぁと思いつつもWS-1を1枚置いてみました。
この状態でパイプオルガンを聴いてみますと、これまでよりも低域の音階がスッキリしっかりしています。
さらにボーカルは驚くほどシャープにセンター定位して、スピーカー間のちょっと後ろくらいに姿が浮かぶほどになりました。
これまでもボーカルの大きさや音像には拘ってセッティングしてきましたが、ここまでのリアルさは体感したことがなくてビックリ。
他の共振ポイントも探しまして、150Hzくらいでレコード棚の天板、170Hzくらいでリスポジ背面のクローゼットの扉が振動していました。
しかしレコード棚のほうはWS-1を置くと吸音が目立って定位が偏りますし、クローゼットは利便性と見た目からして今のところは良い方法が浮かばず、そのままにしています。
そもそも聴感での調整で、レコード棚の上に置いてあるクリーニングマシンのところにはWS-1を2枚重ねで置いてますから、こちらで代用できているのかもしれませんね。
ただ耳だけでの調整より分かりやすいですし、もっと多様な周波数での共振や定在波を見つけるのに役立ちますから、かなり便利なアプリです。
iPhone自体で鳴らしても良いですし、ミニケーブルでオーディオに繋いで鳴らしてみるのも良いでしょう。
ただ、高域はあまり大きな音で鳴らすとスピーカーを痛める可能性もありますので、注意して使うようにしてくださいね。
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