TOPPINGの新しいデジタルアンプ「TP22」が出たようで。
すでに白箱では販売が開始されているみたいです。
私も先日、TP21を購入したんですが、型番からいくと後継モデルという位置づけかな?
TP22は増幅素子にTripathのTK2050を採用しています。(TP21はTA2021)
TK2050ワンチップではなく、シグナルプロセッサのTC2000とアンプ部のTP2050の組み合わせだそうで、プロセッサの解析結果をアンプ部に渡す仕組みらしいです。
分けることでノイズ源を遠ざけることができるのかもですね。
なお、eMacや大福時代のiMacはトライパスのTA2024が採用されていたようですが、現在はMAXIMのチップを使用しているようです。
出力はTP21の25W+25W(4Ω時。8Ωでは13W+13W)から30W+30W(4Ω時。8Ωでは25W+25W)となっています。
インピーダンスに対するリニアさは減ってる気もしますが、8Ωで使うにはパワーアップということでしょうか。
なお、電源電圧がTP21の14Vから20Vに上がっています。
一般的に音質的には電圧が高いほうが良いわけですけど、12〜14Vで使えると車での活用も可能だし、ACアダプタも汎用で多く出回ってるので、そこはTP21のほうが扱いやすいかもです。
あと、入力一系統だったTP21から進化し、インプットセレクタを装備しています。
2系統の切り替えだけですが、たしかにあったほうが便利ですね。
ただし、別立てのアンプでパワーが少なく、あまり役に立たなかったヘッドホン端子は廃止されています。
あとは奥行きが3cm弱くらい深くなったくらいで、全体的なスタイルは大きくは変わっていません。
価格もちょっと上がってるので、後継モデルと考えるよりも兄弟機みたいに捉えたほうが良いかな。
個人的にはもうひとつ下のクラスのTP10-MARK4でも良いかなと思うくらいですからね。