Unique Melodyから11ドライバー搭載のユニバーサルイヤホン「MAVEN」が2/21発売だそうで。
同時に3ドライバー構成の「MIRAGE」も発売ですが、やっぱりこちらのインパクトが強すぎるのでMAVENだけ取り上げてみることにします。
いちばんの注目点は逆位相信号でピークノイズを消音させるという「Targeting Frequency Adjustment Technology(T.F.A.T)」でしょう。
多ドラに限った話ではないでしょうが、音導管やフィルタなどで調整してもやはり特定のピークができてしまう傾向はありますし、それを抑えようとしすぎると能率が極端に下がったり開放感のない音になってしまう傾向はあると思います。
それをキャンセリングするドライバを積んじゃえ!というのは、ありそうでなかった発想でしょう。
もちろんふんだんにドライバを搭載できる高級機だからこそ、なせる技でしょうけれど。
それに負けないくらいユニークな外観は、イヤホンに詳しい方なら某社のLABシリーズを思い出すのではないかと。
最新の金属プリンターでレーザー積層でチタン筐体を形成してあるとのことで、厚さは場所にもよるかもしれませんがたったの0.2gしかないんだとか。
ただ3Dプリンタだから機械任せじゃないのはもうご存知のとおりでして、たくさんの手作業を経て現時点では1週間でわずか12ペアしか生産できないんだとか。
むしろそういう少量生産だからこその3Dプリンタとも言えますけどね。
付属のレザーケースはこれまでとは趣を異にする印象がありましたが、Dignis社が手掛けたものだとか。
希望小売価格は238,572円(税込)だそうで、簡単には手が届きそうもありませんが、Unique MelodyはMAVERICKの鮮烈なサウンドがまだ記憶から消えないくらいですし、試聴くらいはできたら良いなぁなんて思っています。
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