(3/2 11:25更新)
USB DAC開発記が掲載されていたので、追記して再掲しておきます。
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デジタルアンプが付録に付いたことで、一部オーディオ好きには大好評を博したstereo 1月号ですが、それの二番煎じなのかどうかはわかりませんけど、インプレスから「ハンダ付けなしで誰でもできる!USB DACキットではじめる高音質PCオーディオ」という本が4/6に発売になるようで。
この本、(長い)タイトルの通り、USB DACが付録に付いてくるんだとか。
完全完成品というわけではないですが、ハンダ付け不要だそうです。
まだ詳細はわかりませんが、写真を見る感じだと、一部、抵抗などがソケットになっているっぽくて、そのあたりもオペアンプが交換可能なLXA-OT1に近い感じです。
オペアンプやDAC自体はソケットではなさそうな感じに見えますけどね。
ただ、「DVK-UDA01」という、これまたLXA-OT1を意識したような名前が付いているUSB DAC、スペックはちょっと微妙です。
USBは1.1ですし、48kHzまでの対応と、ちょっと旧世代的なスペックですし、アナログ出力はヘッドホン出力兼用のステレオミニで、ちょっと微妙な感じかも。
同軸デジタル出力があるので、DDCとして使う程度には良いかもしれませんけど…。
なお、搭載チップはバーブラウンのPCM2704のようです。
またお値段も本が付いているとはいえ、6000円近い価格なのもstereo誌とはだいぶ違います。
あれが安すぎただけ、とも言えますが、ハンダ付けが可能なら、秋月電子通商のキットのほうが良いかなぁ。
ただやはりハンダ付け不要というのが実際には敷居が低くて良いのでしょうね。
LXA-OT1のヒットもそこが大きい気がしますし。
本も単なるオマケではなく、解説書になっていて、基本的な仕組みや設定なども学べるそうですから、ちょっとした工作入門に良さそうではあります。
stereo 1月号はすでに入手困難でプレミア価格になっていますから、それを考えればこっちも同じような(むしろ安い?)価格ですしね。
(3/2 11:25追記)
お膝元のAV WatchでUSB DACキット開発記の第1回が掲載されています。
開発の背景や開発者(元カノープスの方)の話も載ってるので、ぜひご参考に。
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