サブシステムで現役復帰させたYAMAHAのCDプレーヤー「CDX-2200」ですが、ごく稀に音飛びすることがあるようで、再々度修理することにしました。
前回はトレイ開閉のカムがズレていたんですが、そこは再生には関係ないので、リニアトラッキングのレールのベタつき、あるいはメカ部の振動防止ゴムの溶解のいずれかと推察して修理を始めました。
前者のほうは全く問題なしで、正解は後者のほうでした。
フローティングゴムはほぼ完全に消失した状態でしたので、メカ下部に低反発シートを挟み込むようにして修理完了です。
ただ音飛びはランダムに偶発するので元に戻して何枚か試験運転してみました。
どうやら上記の修理で問題なく治ったようです。
これでダメだったらピックアップの調整もしくはヘタりかな、と思ってたのでひとまず安心しました。
トレイ送りのゴムもずいぶん溶解が進んできていますし、そこもいずれはエアコンプレッサーのホース辺りで代用修理が必要そうですけどね。
なにしろ1986年発売で、発売後すぐに(珍しくほぼ定価近くで)買ったものですから、もうすぐ30年という代物ですし、動くだけでもスゴいことですね。
ちなみにメカ部のフローティングが変わったことで、サウンドもずいぶん変化してしまいました。
低反発シートはスピーカーの下でも活躍した良好な素材ですし、かなりカッチリしたサウンドになった気がします。
それまではCDX-2200のアナログ出力を使っていましたが、紗羅の好みとはちょっと逸れたということで、今はARCAM DELTA BLACKBOX 50にデジタルで入れて再生しています。
なにしろ私よりも厳しいチェックをパスしないといけないから、30年選手も大変ですね。