YAMAHAのMCカートリッジ「MC-5」を入手していました。(紹介し忘れてました。)
クロス発電方式の中でもかなり針圧が軽い設定(1.2g)と、ベリリウム・テーパードパイプ・カンチレバーが特徴でしょうか。
YAMAHAのカートリッジはプリントコイルのMC-1X、クロス発電方式は空芯のMC-4、オーソドックスなアルミテーパードなMC-7、そしてエントリークラスのMC-11と所有していますのでこれで5つめです。
音は針圧からイメージする感じとは異なって意外と分厚い傾向です。
ベリリウムカンチレバーの良さが出ているのでしょうし、センダストコアの鉄芯ということでMC-4より厚みが出やすいわりに鉄芯の欠点も出にくい感じなのでしょう。
音に広がりがあって、MC-11の快活さとMC-1Xの透明感が上手くバランスされたような印象です。
ただ出番としては意外にもMC-11が多かったりして不思議なものです。
廉価モデルだからちょっと環境変更した時のお試しにも気軽に使いやすいですし、超楕円というのもあって性能的な不満もなく快活に鳴ります。
もうちょい本気でとなるとMC-1Xに手が伸びがちですし。
ただなにぶんどれも1970〜80年代の品ですし、そもそもカートリッジは消耗品の要素が強いのでバリエーションとして持っておくのは安心感につながっているように個人的には思っています。
近いうちに書くと思いますがターンテーブルやトーンアームもずいぶん変動があったので、またそれぞれを今の環境でお試しする楽しみもありますね。
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