リサイクルショップでYAMAHAのレコードプレーヤー「YP-D51」を見つけたのでゲットしてきました。
1975年発売のダイレクトドライブで、かの有名なGTシリーズ登場前のヤマハ機です。
動く保証はなかったわけですが、針が折れていないっぽいaudio-technicaのカートリッジと無名のヘッドシェルが付いていたので、とりあえずそれだけでも良いかなと。
見た時にはトーンアームが壊れてるようにも見えたんですが、単純にインサイドフォースキャンセラーの重りが外れていただけでした。
あと怪しいところといえば回転数異常ですが、これもストロボ窓が薄汚れて50Hz側のしか見えなかったからおかしく見えただけのようで、ターンテーブルを外して清掃したら60Hzのほうの33,45回転のがそれぞれちゃんと見えて調整範囲内でした。
カートリッジもaudio-technicaのAT71で、これも最初は適当に1.8g程度の針圧で試しましたが問題なし、ということで完動品でありました。
ちなみに2gに増やすとちょっとイマイチな感じなので、今は1.7gにして、インサイドフォースキャンセラーも1.5gほどにしました。
あとはトーンアームの高さを調整して、まずはmicromegaのアンプで鳴らしてみます。
サウンドは昔聴き覚えがあるような、いかにもレコードという感じではないんですよね。
どちらかというと過去の優秀盤を復刻したハイレゾ音源のような味わいで、「アナログレコード、やっぱりスゴいな」と。
ただ、Micromegaはサブシステムで使っていてレコードプレーヤーを常設するスペースがないんですよねぇ。
他にフォノイコライザーがあるのはONKYOのプリアンプなんですが、父に一度譲って片chの音が出ないと出戻ってきてたもので、実際にもやっぱりその通りでした。
ラインアンプのほうは問題ないんですけどねぇ。
仕方ないので、同じオンキヨーのプリメインアンプを押し入れから引っ張り出してきて、そのREC OUTから取るように「一時しのぎ」で使ってます。
最初に試したマイクロメガが良すぎたせいもあって、まだ実力を生かし切れてないなぁという感もありますけど、そこは徐々に充実させていけば良いでしょう。
カートリッジもイマイチですが、やっぱり最初はフォノイコライザーでしょうね。
プリアンプごと導入するというのも考えられますが、それはコストが…。
ちなみにYP-D51はオートリフターがない完全マニュアルなんですけど、前ユーザーさんが付けたと思われるオーディオテクニカのオートリフター「AT6006a」がこれまた転がってました。
事前にセットが必要なこともありますし、私はたぶん使わないですね。
実はこのオートリフターってかなりレア度が高いらしく、アナログレコードの世界も深いなぁと感じる次第です。
あとはレコード自体が課題ですけど、これは以前に父から送ってもらってたものもありますし、テスト用に数枚調達もしてきました。
まだアナログ再生の入り口に立ったところですが、またまた(ブログ読者さんが興味なさそうな)新たな楽しみが増えた気がします。
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