YBAからハイエンドの「Signature」シリーズのプリアンプ「Signature Pre」が国内発売されるそうで。
Audio Refinementというセカンドレーベルも有名で、私も一時期かなり興味を持ったんですが、本家YBAのハイエンドですのでお値段は240万円くらいとさすがの高級機です。
そんな高級機でも最近はUSB-DAC搭載が増えていて、今回のSignature Preもご多分にもれず搭載しています。
AES/EBUと光デジタル、同軸デジタル、そしてUSBで、最大24bit/192kHzまで対応し、内部で同周波数に強制アップサンプリングされる仕様だとか。
一方でフォノイコライザーも搭載していますが、こちらはMMのみの対応で、やはりデジタル回路とMC対応の共存が難しい部分もあるのでしょうか。
事実、日本向けモデルにはデジタル電源をOFFにできるスイッチが装備されるそうですし。
低価格機はともかく、このクラスのプリアンプであればDACも別に持っているでしょうし、フォノイコライザーのほうに注力してほしかったような気もします。
想像で勝手に書いて申し訳ない気もしますけど、こういうDAC部分ってOEM供給される元がおそらくあるんだろうなぁとも感じます。
そうでないとオーディオメーカーにUSBドライバー開発力が備わってるとは限りませんからね。
それ以外はYBAらしい独自のデザインを引き継ぎつつ、超重量級のプリアンプに仕上がっていて魅力的です。
海外ではペアになるパワーアンプも出てるようですし、今後はそちらの投入にも期待したいところです。