ゾノトーンから新しいアナログインターコネクトケーブル「Grandster」シリーズが6月初旬に発売されるそうで。
今回のGrandsterはMeisterの後継だそうで、もう一つ上位クラスのGrandioという単語とMeisterを合わせた名称で、一つ上のクラスを目指したもののようです。
今回の大きな変化はPCUHDを採用したところでしょう。
先日、オーディオテクニカがポータブル用ケーブルに採用していましたし、GOURDも採用しているもので、古河電気工業の開発したものです。
純度ベースでいえば4N相当なのですが、柔軟性や伸線性に富んだ素材なんだとか。
これに、これまでも採用されてきたHiFCをハイブリッドで使って、さらにモデルによって純銀コートOFCや通常のOFCを組み合わせているのがZonotoneらしい仕上がりです。
最も廉価な「Silver Grandster AC-1001α」は純銀コートOFCを組み合わせた4素材によるハイブリッド、2芯ダブルシールド構造だそうで、お値段も1.2mペアで8,500円(税別)と、比較的お手頃になっているのでかなり人気が出そうです。
「6NAC-Grandster 2000α」は6N銅にして、マルチストランド2芯ダブルシールド構造としてあって、構造的にはだいぶ強化されています。
「6NAC-Grandster 3000α」はさらに4芯ダブルシールド構造になっています。
ゾノトーンは私が愛用しているケーブルブランドとはまた少し違った方向性を持った内容だと思いますが、PCUHDやHiFCは使ったことがないので、ちょっと気になる存在ではあります。