これまでずっと装着していたZYX Ringを一旦外してみるテストをやってみることにしました。
キッカケはSHURE M44-7でして、適当な動作確認のつもりだったのでZYX Ringは付けずに聴いたのですが、それでも意外と良好だったので一度再確認してみる必要があるかなと。
SAECのソリッドマットも入れましたし、XLR-3.0 TripleCの導入で細かな変化もより分かりやすくなりましたからね。
カートリッジはZYX Ultimate 100のままでZYX Ringを外しました。
厳密にはちょっとオーバーハングが変わるんですが、そこは大雑把な性格なので調整していません。
こっちのほうが低音は出るし大らかな印象はあって、SHUREを聴いた時の感覚に近い出音ではあります。
ZYX Ringがあると、盤によってはセンターに集まりがちになるのですが、良く言えば音に広がりが出ますが、単に散漫になっているとも言えるかも…。
しばらくそれで聴いてみてそれはそれなりに満足していたのですが、翌日改めてZYX Ringを復活させてみました。
ZYX Ringを付けたほうが華やかで繊細な感じはありますが、やや神経質な部分はあります。
ただZYXの正確なステレオ再現が活きているのはこちらかも。
紗羅が階下で聴いてもZYX Ringがあるほうがキレがあるらしいですし。(要は響くということ)
オーバーハングがズレた影響もあるかもしれませんが、最終的には中低域の被りがRing有りのほうが少ないことから元に戻しました。
ZYX Ringがあるほうが、ソリッドマットの良さがより活きてくる感じです。
反面、以前もそうでしたが微妙にでも反りがあったりするとRingのメリットが薄らぐ傾向は相変わらずあるようです。
そこはサクションをまた復活させるべきか、ですけれども、やるならそれよりもRMF-1をインシュレーターに復活させるほうかなぁ。
いずれにせよ、XLRケーブル変更で違いが如実に分かるようになりましたし、レコードプレーヤー周りもぼちぼち追い込んでいけば良いかなと思います。
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