• 297月

    検査入院していたZYXのMCカートリッジ「Ultimate 100」ですが、スタイラス取付部のアルミが腐食していたことが分かり、針交換することにしました。

    MCカートリッジですので「針交換」といっても実質的に新しいものになって戻ってきたというわけです。
    まずは腐食の原因ですが、どうやら「湿度」によるものではないかと推測されるようです。
    部屋が特に湿度が高いわけではないのですが、再生後に湿式クリーナーを使ってその直後に針カバーを付け、プレーヤーのダストカバーも閉めておくのが要因のひとつだったのかもしれません。
    ちなみに接着剤自体が溶解してはいなかったので、ZYX UC-1も含めてクリーニング液の成分による作用が原因ではないと思われます。
    またUltimate 100はカーボンを束ねたC-1000というカンチレバーを採用していますが、先端部には補強のためアルミ材が使われており、これはそれ以前や他社のボロンカンチレバーでも基本的には同様のはずとのことです。

    針交換した針先は当然ながらキレイなものでして、今回のことを教訓に乾式クリーニングを主体に切り替えていこうと思っています。
    それについてはまた後日触れようと思います。

    完全に新しくなりましたから、パッケージ開梱からヘッドシェルへの取り付けを焦らず実施しました。
    今回もMy Sonic Labのヘッドシェルはそのままですし、リード線もACOUSTIC REVIVE absolute LEAD WIREです。
    absolute LEAD WIREは非常に固く取り付けづらいのですが、元々付いていたところに取り付けるだけですので、特に支障もなく取り付けできました。

    慣らし運転がしばらく必要だと思われますが、出音はやっぱり鮮度が蘇りました。
    クォーツレゾネーターを追加した効果なども出ていて、より癖がなく精度の高い音場再現をしてくれています。

    落ち着いてきたらまたZYX Ringを試したりもすると思いますが、プレーヤーを2台体制にしたことですし、BL-99VのほうはもうUltimate 100で固定かな?という印象です。
    あとはスタイラスの管理をしっかりやって、長く愛用していきたいと思っています。

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    Filed under: Audio
    2019/07/29 12:00 pm | ZYX Ultimate 100、針交換 はコメントを受け付けていません

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