B-Promotionさんからお借りしているカシオのコンパクト「EX-Z400」
ですが、そろそろ返却時期も近づいてので、まとめレビューをしてみたいと思います。
まずは、その後も作り続けてみたダイナミックフォトを載せてみますね。
当初の目的どおり、ジョブでの挑戦です。
ジョブに窓ふきをしてもらいました。
「ダイナミックスタジオ」で作りますが、機能は少しアップしていますが、
まだまだ思うようにはいかないことが多いです。
簡単さは良いと思うのですが、ただ動画変換するだけではなく、多少は編集できると
うれしいのですけど…。
次は「あーげない」と題して、ジョブに似てる置物と競演させてみました。
細かいところですが、連写の後、背景の静止画を撮らなければいけないのですが、
これが意外に大変です。
動く被写体を画面外に出した後に撮影せねばならず、その間、カメラを固定しておく
必要があるんですよね。
理論的に必要なのはわかるのですが、動画のみから生成できれば、断然、
撮りやすくなると思います。
通常のデジカメとしての機能は、以前も紹介した「押すだけ追尾」が便利ですね。
これがあると、フォーカスを気にせずに構図が気軽に作れて良いです。
この機能は今後のコンパクトには必須かも。
メイクアップ機能も、ここで写真は掲載できませんが、人物写真で効果絶大です。
作られた感じではなく、ごく自然に、しかもキレイに写るから、撮ってあげて喜ばれるし、
何より「キレイに写るから、撮ってあげるよ」という、コミュニケーションが取れるのが
良いと思います。
また、目立ちませんが、ダイナミックレンジを拡大してくれる「ライティング機能」も
自然に使えて、重宝しました。
エクストラにしておくことが多かったですが、JPEGの狭いラチチュードをかなり
カバーしてくれた気がします。
実画像サイズ | 640 x 485 ( 70 kB ) |
---|---|
Exif 情報 | |
モデル名 | EX-Z400 |
ISO 感度 / 露出補正値 | 64 / 0.0 |
露出時間/絞り | 1/320 秒 / F 7.0 |
露出補正値 | 0.0 |
焦点距離 (35mm 換算) | 4.9 mm (28 mm) |
全 Exif 情報表示… |
ただ、マクロに関しては、もうちょっと寄りたい、というのが本音です。
また、望遠時のAF精度も、少し低いかなぁという気がしました。
ダイナミックフォトに惹かれた、今回のレビューですが、切り抜きにはかなりの
コツが必要でした。
ブルーバックなど、背景に色のメリハリさえあれば、わりと簡単にできますが、
被写体によっては、そう自由に背景は選べないですからねぇ。
Web上で動画変換ができたり、「ダイナミックコミュニティ」という公開サイトも用意
されているなど、盛り上げようという意気込みは伝わってきますが、クリエイターの
心を刺激するには、やはり編集部分を、カメラ、ソフト、Webの3方向から強化して
いってほしいなぁと思います。
また、連写すると、かなり大量に画像ができあがります。
これの整理も、今のままではちょっとやりづらいかも。
RICOHのCX1が採用した「マルチピクチャフォーマット」のような、まとめ形式を
採用してくれたほうが、整理しやすいかなぁと思います。
「ダイナミックフォト」という、新しいジャンルを切り開くという意味では、非常に
斬新だと思います。
単なる高画素化に進まないのは良いことだと思いますから、今後もこの機能を
より深いものにしていってほしいですね。
そういう意味でも、しつこいようですが、やっぱりWebでの編集機能は、ぜひ
どんどん強化していってほしいと思います。
Webサービスで進化するデジカメって、新しい発想だと思いますしね。
・EX-Z400、到着
・EX-Z400の押すだけ追尾
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