図書館で「いい音って何だろう」という本を借りてきました。
いい音ってなんだろう―あるピアノ調律師、出会いと体験の人生 村上 輝久 ショパン 2001-01 by G-Tools |
ミケランジェリやリヒテルといった、著名なピアニストのピアノ調律師をなさった
村上輝久さんの半生記といった感じです。
私はいつも、「編曲者とピアノ調律師はもっと注目されても良い」と思うんですよね。
どうしても『裏方』というイメージで捉えられがちですが、実際に奏でられる音への
影響力は、歌手やピアニストに負けないくらいあると感じるんです。
オーケストラにおける指揮者みたいなものと言ったら、言い過ぎかなぁ?
でも、そのくらい大きな存在に感じることも多々ありますです。
ちなみに、村上輝久さんについてはNHKの「プロジェクトX」でも取り上げられたので、
ご存知の方も多いかも。
元々、ヤマハの社員でいらして、調律を通じてヤマハのピアノをコンサートグランドに
成長させた功労者でもあります。
書籍では、下の号にその回が収録されてます。
プロジェクトX挑戦者たち〈11〉新たなる伝説、世界へ NHKプロジェクトX制作班 日本放送出版協会 2002-03-30 by G-Tools |
ちなみに電子書籍版だと、1回分だけ購入できるので、105円(税込)でダウンロード
できるんですよ。
読むためには、「ブンコビューア」というソフトが必要でして、Windows,Zaurus,Pocket PC,
Palm用があります。残念ながらMac用がないんですけどね。(^^;