「よくわかる最新レンズの基本と仕組み」という本を図書館で
見つけたので、借りてきてみました。
図解入門 よくわかる最新レンズの基本と仕組み―身近な現象と機器に学ぶ 桑嶋 幹 秀和システム 2005-03 by G-Tools |
雰囲気的に「入門」っていう印象ですけど、中身はかなり本格的。
レンズの歴史や光学的な理論まで、しっかり網羅されていて、
教科書としても十分使えそうなくらいの、中身の濃さです。
歴史の中でびっくりしたのは、「レンズ」の語源。
「レンズ豆」っていう豆がありますよね。あれに似ているから、「レンズ」と
名前が付いたんだとか。
私は、てっきり逆で、レンズに似ているから、「レンズ豆」と名付けられたのかと
思ってました。(^^;
ほかにも、収差や開口数など、レンズの性能面に影響する特性の
説明などが、とても参考になりました。
なんとなく理解したつもりになっていましたが、あらためてレンズのことを
ちゃんと知ることができた気がします。
内容は濃いですが、説明はわかりやすいので、カメラに、より詳しく
なりたい方は、ぜひ読んでみられると良いと思います。