• 022月

    本屋さんで「アスペクト指向入門」という本を見つけました。

    4774125814 アスペクト指向入門 -Java ・ オブジェクト指向から AspectJプログラミングへ
    千葉 滋
    技術評論社 2005-11-18

    by G-Tools

    「なんちゃってプログラマ」らしく、たまにはプログラミングがらみの話題も
    取り上げてみようかなぁと。(笑)

    仕事では主にCやC++,フリーソフト開発ではC++、最近ではVB.Netを使う
    ことが多い私は、オブジェクト指向に関しては、まぁそれなりに理解してるつもりで
    います。

    それに対して、「アスペクト指向」はプログラム全体に渡る横断的な関心事項が
    必ずしもオブジェクトには分解されず、しばしばオブジェクトにまたがってしまう点に
    着目して、これを「アスペクト」にまとめて記述しちゃおうという考え方です。
    …って、私も完全に理解してるわけじゃないですけどね。(^^;

    たとえば、デバッグ文などを入れるロギングとか、エラー処理、パフォーマンスの
    最適化、UIとか、そういうものは、確かにプログラム全体に横断する事項ですよね。

    まぁ、C++とかだと、こういうオブジェクトに馴染みづらいものは、Cベースで
    マクロ使ったりとか、共通関数ライブラリなんかで逃げちゃうことが多いんですが、
    そこをもっとスマートにやっちゃえる理論みたいです。

    上の本では基礎的なことから、実際にアスペクト指向をJavaに導入するAspectjの
    紹介などをしてくれてますが、C#なんかでも「属性」を用いて、アスペクト指向な
    プログラムは書けるみたいですし、参考になりました。

    ほかにも、分散コンピューティングや大人数での開発などでも役立ちそうな
    考え方だと思うし、この機会にちょっと勉強しておこうかなぁと思ってます。

    特にC#に関しては実践的に使っていったらどうかなぁ?と思い始めてるんで、
    まずはVB.Netで作ったフリーソフトあたりを移植してみたりなんかするのも
    良いかもしれませんね。
    まぁ、機能面で変化があるわけじゃないので、気が向いたら、ですけれど。

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    Filed under: Book
    2006/02/02 10:31 pm | アスペクト指向入門 はコメントを受け付けていません

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