本屋さんで「センス・オブ・プログラミング!」という本を見つけました。
センス・オブ・プログラミング!―抽象的に考えること・データ構造を理解すること 前橋 和弥 技術評論社 2004-11 by G-Tools |
タイトルの通り、プログラミングに関する本でして、それも入門書ではなく、
どちらかというとプログラミング初心者に向けての内容といった感じ。
ただ、内容のほうは、なかなか洗練されてて、「もっと成長したい!」という
若葉マーク付きプログラマさんの向上心にしっかり応えてくれると思います。
私もこの作者さんが書かれているように、プログラミングは「ただ書けば良い」
ってものではなく、センスが必要だと思うんですよね。
文章と同じで、「意味が通じる」ってだけじゃ、やっぱり質の高いものには
なりません。
ただ、そういうところって、自分で磨くのは難しいし、教えてくれるような本も
あんまりないんです。
文章なら他の人の書いたものを読んだりして真似ることもできますが、
他人のプログラムソースを読むのは、退屈ですしね。(^^;
その点、この本はまさにそこをターゲットに書かれてるのが、貴重な存在かと。
入社したての新人SEさんなんかにも、ぜひ読んでもらいたいですね。
具体的には、きれいなプログラムの書き方とか、データ構造の決め方、
モジュール分割や構造化について、さらには、具体的に有名でスマートな
アルゴリズムの紹介など、上級プログラマへの道しるべといった内容になってます。
一応、仕事と趣味でもう10数年、「なんちゃってプログラマ」をやってる私も
久々にオススメできるプログラミング解説書だと感じました。