本屋さんで「ハーモノグラフ」という本を見つけました。
ハーモノグラフ 音がおりなす美の世界 アンソニー・アシュトン 青木 薫 ランダムハウス講談社 2005-11-16 by G-Tools |
ハーモノグラフといっても、かなり馴染みが薄い言葉で、私もなにやら
周波数の倍音成分を表すものかなぁと思いながら、本をめくってみました。
見てみると、どうやら、基本的には「リサージュ図形」のようですね。
http://astronomy.swin.edu.au/~pbourke/curves/harmonograph/
Windowsだと、「WaveSpectra」というフリーソフトで、入力音声の
リサージュ表示をリアルタイム表示することができます。
和音とハーモノグラフの関係などが書かれているわけですが、難しいことを
考えるだけでなく、ハーモノグラフ自体の、「図形としての美しさ」も楽しい
のではないかと。
この本は「ピュタゴラスブックス」というシリーズで、他の本も知的で楽しい
内容の本が多いですね。
Q.E..D. 証明が生みだす美の世界 ピュタゴラスブックス バーカード・ポルスター 青木 薫 by G-Tools |
プラトンとアルキメデスの立体 三次元に浮かびあがる美の世界 ダウド・サットン 青木 薫 by G-Tools |
難しくて良くわからない時でも、図形の美しさを眺めてるだけでも
なんだか詳しくなったような気分が味わえるのも良い感じです。
…って、ほんとは理解したほうが良いんですけどね。(笑)