本屋さんで「フル・ムーン」という、月の写真集を見つけました。
月の写真といっても地上から撮ったものではなく、あのアポロ計画で
宇宙飛行士が実際に月に行って撮ってきた写真です。
オリジナル写真はNASAに厳重に保管されていたそうですが、その
オリジナルから起こされた写真集で、画像もとても鮮明です。
使ったカメラはハッセルブラッドと言われています。
フィルムはコダックのエクタクローム160が使われたそうですが、
この環境下でリバーサルを使うというのもすごいですね。
露出計は、ミノルタのオートスポット1が改良されたものが8~11号に
搭載されたそうです。
また、先日ゲットした「Nikon Photomic FTN」の改良モデルが15号に
搭載されています。
「100%故障しないカメラを」ということで、予備機もない状態で積まれた
みたいですね。
当時は積める荷物も限られてたでしょうし、発射時にはすごいGが
かかっていたでしょうから、このような要求がNASAから出されたのも
うなずけるところです。
今、月に再び行くとしたら、やっぱりデジカメが活躍するんですかね?
それとも、もうハイビジョンなどの動画になるんでしょうか。
まぁ、そんなカメラに興味がない方でも、月の神秘さを感じられる
写真集だと思います。
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