本屋さんで、「プログラマ主役型プロジェクトのススメ」という本を発見。
プログラマ主役型プロジェクトのススメ ~ソフトウェア開発現場で本来の力を発揮するために~ 細貝 俊夫 翔泳社 2004-08-07 by G-Tools |
「プログラマ」はカッコイイ職業と思われてる方もいらっしゃるかもしれませんが、
現実は、なかなかそうでもありません。
ま、今時、そんな風に思ってる方も少ないでしょうけれど。(^^;
仕事でソフトウェアを作る場合、実際にソフト細部の設計やプログラミングを
する「プログラマ」の上役に、「プロジェクトマネージャー」がいます。
また、単にプログラムを書ける「プログラマ」よりも、システム全体を見渡せる(?)
「システムエンジニア(SE)」のほうが『高級』という考え方も根強いですね。
ただ、この本で書かれている通り、プログラマを冷遇することがソフトウェアの
品質低下を招いているのも事実だと、私も痛感します。
「管理」も大切ですけど、やっぱり、プログラムを書く人=プログラマがいないと、
まずは話にならないわけですしねぇ。
私は一応、システムエンジニアの側にいるわけですが、プログラマでもありたいと
思っています。
逆に、プログラマもシステムエンジニアとしての役割を担っていくべきなんですよね。
この本では「自立的プログラマ」と呼んでますが、まさにその通りだなぁと。
受動的に請け負うだけでなく、システム全体を積極的に引っ張っていくのが
より良いソフトウェアを作っていく上でも、重要なことかと思います。
そんな、プログラマを勇気付けてくれる一冊です。