MacBSの日常生活的日記

岡本太郎が撮った「日本」

先日、本屋さんで『岡本太郎が撮った「日本」』という本を見つけました。

4620605743 岡本太郎が撮った「日本」
岡本 敏子 山下 裕二
毎日新聞社 2001-04

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岡本太郎さんといえば、その独特のキャラクターとともに、絵画や彫刻などの
芸術作品で有名ですが、実はカメラでもたくさんの「作品」を残して
いらっしゃるんだとか。

パリに滞在していた頃は、ロバート・キャパやブラッサイ、マン・レイといった
写真家たちとも交流があって、撮られた写真も、さすが芸術家だけあって
きちんとしたメッセージが込められたものになっていると感じました。

日本でも特に、東北と沖縄に興味を持たれていたようで、地域独特の
儀式や風習など、そうしたものを淡々と記録に残すかのように、写真を
撮っていたようです。
おそらく、芸術作品のためのモチーフという意味合いもあったのでしょうね。

岡本太郎の東北
岡本 太郎 飯沢 耕太郎 岡本 敏子

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本には写真だけでなく、カメラに関わる逸話なども書かれていて、ヨーロッパで
買ったばかりの高級カメラ「スーパーイコンタ」を三脚に立てて写真を撮っていたら
はずみで倒してしまい、蛇腹が閉まらなくなってしまった、なっていう、
ユーモラスだけど笑えない話なんかも載っていました。

岡本太郎記念館では、そうした写真作品も所蔵しているそうですし、
一度じっくり見てみるのも面白いかもしれません。

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