• 2311月

    さだまさしさんの小説「眉山」を読み終えたので、感想を簡単に。

    4344007271 眉山
    さだ まさし
    幻冬舎 2004-12

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    眉山という山が見える徳島が舞台の、この小説、ガンで入院している母と
    私生児として産れた娘の物語です。

    最初、なんだかわからない「合同慰霊祭」から始まるので、「ん?」という
    感じがあったんですが、看護師から「母が錯乱している」というクレームが
    あるあたりから、話に引き込まれていきました。

    母が膵臓ガンで入院していることや、ちゃきちゃきとした性格だったりで、
    私の母が入院していた時のことを思い出して、感情移入したところも…。

    「精霊流し」や「解夏」と比べると、やや古風で地味な感じがする
    ストーリーですけど、人生や命について考えさせる点では共通する
    部分があると感じました。

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    Filed under: Book
    2005/11/23 10:01 pm | 眉山 はコメントを受け付けていません

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