図書館で先日借りてきた本の一冊「1秒の世界」をご紹介。
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1秒の世界 GLOBAL CHANGE in ONE SECOND 山本 良一 , Think the Earth おすすめ平均 |
「1秒」という時のあいだに、自然の仕組みや人間によって変化している
地球上の様々な変化を、色々な切り口で紹介してくれています。
内容的には、学校の教材にもなりそうな堅い内容が多めです。
もちろん、大切で、ためになることが満載ですけどね。
私が気にかかった内容をちょっとだけ紹介しときますね。
1秒間に5歳以下の子ども48人が汚染された水や食料で下痢になり…
ペットボトル3500本分のミネラルウォーターが生産されてます。
日本は水に恵まれた国ですが、そんな国ですら、たくさんのミネラルウォーターが
生産されて、ペットボトルも大量に作られてます。
うちはいつも、近所の湧水に水を汲みに行ってますが、
そんなごく普通の生活のすぐ傍には、水にも苦労している人がいることも
忘れちゃいけないなぁと思いました。
もう一つ、滋賀にちなんだ、こんな話題も。
1秒間にグリーンランドの氷河が1650㎥溶け…
年間に換算すると、510億㎥。琵琶湖の容積の約1.9倍に相当します。
琵琶湖の容量も相当なものですが、その1.9倍も溶けているんですね。
また、この影響で、深層海流の流れに変化が生じ、ヨーロッパの気温が
大幅に低下するかもしれないそうです。
いつもは不真面目な私でも、ちょっとは考えさせられる、ためになる一冊でした。