「en-taxi」という季刊ムックのNo.21が発売されていたので、
読んでみました。
en-taxi No.21 (SPRING 2008) (21) (ODAIBA MOOK) 福田 和也 扶桑社 2008-03 by G-Tools |
「悪と荷風とローライフレックス」という特集ということで、田中長徳
さんも寄稿されていましたが、内容的にはちょっと哲学的というか、
ひねりすぎの感もあったかも。
個人的には芸談ということで、さだまさしさんと立川談春さんとの
対談記事が一番面白かったです。
田中長徳さんは「カメラと歩く」というエッセイも連載されるようです。
いずれにしても、文字が中心の、ちょっと昨今ではない感じの
書風で全般が構成されているので、かなり読み手を選ぶ感は
ありますが、それだけ読み応えのあるムックだとは感じました。