145月
オープンリールデッキ用に7号のメタルリールと10号用のリールクランパーを入手しました。
まず7号リールは最初そもそも数が足りなくてTEACの空リールを2本追加しました。
ただこれはプラスチック製でやはり金属リールへの憧れがあってずっと狙っていて、ようやくSONYのを入手できた次第です。
ちなみに10号のほうは元々持っています。
特に音が良くなったりはせず、むしろリールが歪みにくいという意味ではプラスチックのほうが早送りではキレイに巻ける傾向があるのは10号で分かっていました。
SONYのほうはリールの精度も良くて巻き具合もほぼ変わらずですので、メタルのほうを常用しています。
リールクランパーはTEACのものを入手です。
金属リールとプラスチックリールでは若干の厚みの差があり、背面の金属板を外すことで調整ができる構造になっているのが嬉しいポイントです。
これまでもSONYのを3Dプリントで複製したと思しきクランパーは持っていましたが、やはり精度面で若干の差がありますね。
ちなみに10号でも7号同様、軸だけで止められるタイプのリールもあるので意外とそっちのほうが便利だったりします。
そもそも10号のミュージックテープは持っていないので出番は7号、そもそもデッキも7号のみのAKAIのほうが使用頻度は高いのですがやっぱりしっかりしたリールクランパーがあると安心です。
ミュージックテープのほうは下の写真からもう少し増えて20本弱くらいは集めましたが、やっぱりレコードのほうが今のところは安いですし、そんなに本数は増えないかも。
テープもデッキも場所を取るのでそこも今後の課題といったところです。
115月
Mark Levinsonの手帳とボールペン(とオマケの袋)を入手してみました。
手帳はモレスキンカスタムで普通のノートタイプです。
中にはなにやらサインが入っていて印刷っぽい気もしますけど誰のサインなのかすら良く分かりません。
普通だとマーク・レビンソン氏と考えるわけですが、1984年にはもうCelloを立ち上げていますから同社を去って40年経ってますからね。
ボールペンのほうは類似品を画像検索で見かけましたが、こんなノベルティを配ったという情報はどこにも見当たりませんでした。
カーオーディオ系ならあり得るのかなぁと思いましたけど、手帳の中に入っている小さなカラー冊子からするとオーディオ系で配ったものだと推測されます。
ボールペンは芯がごく普通のもので出来はまあそれなりですが、モレスキンは普通に購入しても結構高価です。
これを機に思い立ってちょっと大きいサイズのダイアリーもゲットしておきました。
現行のMark Levinsonで気になるとしたらターンテーブルくらいかな。
VPIのOEMなのでわざわざ選択する必要もない気はしますけどね。
105月
ベルドリームのカートリッジキーパー「BD-CK3A」を追加してみました。
カートリッジキーパーは先日、AGKのを導入したばかりですが、収まってないカートリッジもまだまだありましたので。
最初は6本のほうをオークションで狙っていたのですけど落札できなかったので3本のほうを。
6本の「BD-CK6A」はオールアクリルでAGKに似た雰囲気で、こっちの「BD-CK3A」は下が木製、上のカバーはプラスチック製です。
それだけだと以前自作したものと大差ない感じになってしまうのですが、カートリッジ固定部分は金属製ですし裏側はフェルトが貼ってあるなど、それなりに丁寧に作られています。
ただカバーのプラスチックはやっぱり多少安っぽく、大きさや形までダイソーのコレクションボックスとほぼ同じでした。
最初はこっちにメインクラスのカートリッジを入れて、AGKが二番手と思っていましたが実際の収納具合や転倒時の安全性などを考えて逆にすることにしました。(写真はまだメインクラスをベルドリームに入れてます。)
もちろん自作よりはしっかりしてますし、2ピンのヘッドシェルにもしっかり対応してますけど。
これでさすがにほぼ全てのカートリッジが収納可能になりましたし安心して保管できます。
それよりももっとちゃんとレコードを聴くことが大切なんですけどね。
095月
DENONのMCカートリッジ「DL-103M」を譲っていただきました。
このカートリッジは弟も愛用していて良さは以前から聞いていたのですが、ボロンカンチレバーが折れやすいという難点もありますし、あまり出物もなくて見送ってきました。
今回、針補修されていることもあって相当なお手頃価格にしていただいたのもあり、これは試しておきたいなと。
残念ながら針カバーがなく、そこが難点でしたが他のカートリッジケースに入れて送ってくださったので大丈夫でした。
ヘッドシェル取り付け時にはかなり気を使いますけどね。
早速鳴らしてみると聞いていたとおり、なかなかHi-Fiな雰囲気です。
DL-103シリーズとされてますが実際には限りなくDL-301のほうに近くて、手持ちのだとDL-301に近いですが以前使っていたDL-103のボロンカンチレバー改造品にも類似した爽快なスピード感みたいなものも感じられます。
本来は二重ダンパーですが、それも前ユーザーさんによって改造されてダンパーひとつになっていますが、針圧は定格の1.4gで問題ないようです。
残る問題は針カバーですけど、DL-103のものは奥行きが全然違うので適合しないようです。
DL-103だったら公式パーツショップで購入可能なんですけど。
仕方ないのでそこらへんに転がっていたプラスチックカバーを付けたところ、まあそこそこの保護にはなりそうなのでこれで良いかなと。
奥まで押し込むと針に接触するので本当の意味では保護になりきれてない部分もありますけど。
ちなみにキレイキレイかなにかのポンプ部分を販売時に動かないようにするパーツです。
カートリッジキーパーの時に書いたようにそこそこの本数のカートリッジがあるので出番としてはどこまであるか分かりませんが、とりあえず現状はこれをメインのプレーヤーに装着しています。
ZYX RS30とともに常用系で使っていけたら良いなと思っています。
055月
セイシンのディスク・スタビライザー・シート「DSS-01G」を入手してみました。
制振合金の製品はSCD-777ESのディスクスタビライザーやインシュレーター、カートリッジスペーサーやワッシャーなど結構いろいろ使っていてどれも良い効果を発揮してくれています。
今回のは「CD音質向上用シート」ということで制振合金M2052に電磁波吸収粉体を加えて塗布したシールになっています。
これをCDのディスクのレーベル側内周に貼って使うものだそう。
輪っか状になっているのがそれですが、真ん中の丸いのも縁ももったいないので上手く使っていきます。
肝心のCDはレーベル面に貼ると記録層の剥離が心配なので貼らないつもりですけど。
ちなみにA4サイズのシートに大小リング30枚分の切り込みが入っています。
いちばん効果が高そうなレコード周りで試してみます。
以前から気になっていたターンテーブルの裏側にダンプ目的で貼ってみたり、上のシャフト周辺、モータープーリーのカバー上部、ヘッドシェルなどに貼ってみました。
BL-99Vのターンテーブルは吸着のためか、ちょっと特殊な構造になっていてターンテーブル自体がエアチャンバーの役割も果たすように中空になっています。
むしろその構造のおかげで鳴きは少ないのですし、あまり重いものを貼ると重量バランスが崩れるのを懸念して今までは何もせずにいました。
今回のシールは薄いものですし、これくらいなら重量の心配はないでしょう。
上のスピンドル周囲は吸着の支障にならないかという心配が若干ありましたが、純正でも輪っか状のターンテーブルシートがあったくらいなのでまぁ大丈夫でしょう。
実際、吸着動作には全く問題ありません。
ヘッドシェルはむしろ薄さを活かしてリード線側に貼るのも良いかもと思いつつ、楽に貼れる上部に。
これらをいっぺんに対処したので各々の効果は不明ですけど、全体に穏やかになって音像はシャープになりました。
余韻で膨らまないような印象があり、かと言ってデッドになり過ぎず、クリアな雰囲気です。
前述のようにどこが効いたのかは分かりませんが、なんとなくヘッドシェルがいちばん効いていそうなのは電磁波吸収粉体も入ってるからでしょうか。
まだまだ残りはたくさんあるので、他のカートリッジのシェルやプラグ類とかじっくりいろいろ試してみたいと思います。
ただ接着力はあまり強くなくて貼り直しはやりづらそうですから、慎重に場所決めしてからになりますけどね。
もう現行品として売っていないのがちょっと残念です。
045月
カートリッジの数がまた増えてきて収納しきれなくなってきていたので、AGKのカートリッジキーパーを入手してみました。
AGKというメーカーは全く記憶になく調べても情報が出てこないのですが、ベース部分も厚手無垢のアクリル製で蓋も同じくアクリルとしっかりした作りのようですし、とりあえず入手してから考えることに。
Zeepaというところの製品がそっくりで、以前はオルトフォンの代理店だったオーディオニックスが扱っていたらしいので、そのあたりの系統のものなのかなと推測します。
カートリッジ固定部もアクリルでできていて回転するようになっていますが、そのうちの1つ欠けていました。
欠片はなかったので別のゴム系の素材で補修しておきました。
ちゃんと2ピンタイプのヘッドシェルにも対応しているのが嬉しいですね。
あと、蓋の引っ掛かりは台座の黒い部分のみなので、やや蓋が外れやすく、それだと地震などで蓋が暴れる恐れがあるので両端にウレタンっぽい素材を貼り付けて対策しておきました。
これまでも自作のカートリッジキーパーが3つあってそれぞれ3本立てられたので9本はしっかり収納できたのですが、これで主要なものは収納できるようになりました。
これまでも小さなタッパーに入れていたので転がしていたわけではないですけど。
ちなみに現状保有しているカートリッジは以下の通りで、全部となるとまだ足りないです。
[ MMカートリッジ ]
audio-technica AT70E
DIATONE MAG-44
Grace F-8L 3本
Ortofon 2M Red
SHURE M44-7 2本
SHURE M75MB TYPE2
SHURE V15 Type III
SUMIKO Pearl
[ MCカートリッジ ]
Accuphase AC-1
Accuphase AC-2
audio-technica TT30E
DENON DL-103
DENON DL-103M
DENON DL-301
Fidelity Research FR-2
Lyra Helikon
SUPEX SD-901 MKIV
ZYX RS30
ZYX Ultimate 100
通常(何が普通かというがマニア感覚で微妙ですが)だとオルトフォンやオーディオテクニカの比率がもうちょっと高いような気もしますが、私の好みで結果的にこうなったのでしょう。
MMカートリッジはKRELLのPAM-3の切り替えが内部でやらないといけないので、ほぼ出番がないのですけど。
とはいえカートリッジは結局のところ「消耗品」ですし、上手く使い分けながら大事に保管しておきたいと思います。