• 1010月

    コンセントカバーからの流れで、端子カバーも追加してみました。

    RCAが多いですけどXLRのオス、メスもあり、いずれも出力端子でも使えるタイプのものです。
    どれも金属製で意外としっかりした作りですが、そういうものほどかえって音質を損なうケースもあるので慎重に試していきました。
    あと、バナナプラグのカバーというのがちょっと珍しいですね。

    効果としてはXLRの出力端子用のが結構効いた印象です。
    DENAFRIPSのXLR出力に装着しましたが、線が太くなった感じで力感が増した気がします。
    そもそもKRELLのプリ・パワーがRCAのみなのと、すでにほとんどの空き箇所はリアリティエンハンサーで埋めてあるので使うところがそう多くないですが。

    この機会に装着が漏れていたWadia 23のXLR出力にリアリティエンハンサーを取り付けましたが、やはり効果は段違いです。
    そもそもまだまだDENAFRIPSとWadiaでは後者のほうがオーディオ的魅力に溢れているのに、さらに差が広がったような印象です。

    ただ単純に埃よけや誤接続予防で塞いておきたい場面もありますし、保護キャップとしては重宝しそうだなと思います。

    Filed under: Audio
    2022/10/10 2:30 pm | 端子カバーを追加 はコメントを受け付けていません
  • 0510月

    使用していないコンセントに差し込むカバー状のISOCLEANのグッズ「RF ISOLATOR」(とその互換品)を入手してみました。

    3Pタイプのコンセント用でアースピンだけがある形で、これでホコリよけになります。
    オーディオアクセサリ的にはRFノイズから電源を守るそうですが、そこはまあどれだけ効果があるかは不明です。
    今の時代ですといわゆる仮想アース的な役割も果たしそうな気もします。

    どちらもピンは板の上下からねじ込む形で取り外すことも可能です。
    外してしまうとコンセントの上に置くことはできても固定はできませんけどね。

    ホットとコールド側は微妙な突起があり、コンセント形状によってはショートする可能性もゼロではありません。
    実際にはその心配はほぼないでしょうけれど。

    互換品のほうが重さがあって異種金属を合わせたような形です。
    ますばそっちもKRELL PAM-3のスイッチ代わりのPanasonicの電源タップの空き部分全てに挿してみました。

    良くなったかどうかは別にして、思っていたより音の変化はありました。
    やや音が重い感じがするので試しにPAM-3で使ってる側に近い部分二つを外してみると、少し抜けが良くなりました。
    ISOCLEANは3つしかないので、抜いたところに挿してみるとやはり詰まった印象が出ます。

    ここで一旦、全部抜いてみると帯域バランスとしてはすこし上寄りになって解放感は出てきます。
    ただ、音場はやや中央に寄ってセパレーションや分離は良くないようにも感じられます。
    いくつかパターンを試したところ、同じ壁コンセントに違うタイプを取り付けるほうが良さそうで、これだとセパレーションが良くなり、中高域がほのかに強めになります。
    ハープシコードの音色がやや金属的になるといった弊害もないとは言えませんが、音階や空気感の再現度は向上したような気もするので、これでひとまず良しとしました。

    正直そこまで変わるとは思っていなかったのですが、ほんのわずかではあるのでしょうけれども仮想アース的に働くからでしょうか。
    特に使用したのがプラスチック多用なお安い電源タップですので、高級な金属製タップのような雰囲気になる傾向もあるのかも。
    まぁあまり大げさに考えず、ゴミ避けくらいに考えれば良いでしょう。

    しばらく経って再検証もしてみましたが、やはり外すと解放感や広がりはあるものの、少し散漫になる傾向です。
    つけたほうが音像が明瞭になる印象は変わりません。
    ちなみに他のコンセントに挿したEMI Meterの値に変化は全くありません。

    さらに4つのコンセントカバー上にクォーツインシュレーターを載せてみました。
    こちらは音に厚みというか芯が出たようで、ヴァイオリンなどの音色に尖りが少なくなったようです。
    本来はここまで大きくなくても良いはずなので、クォーツレゾネーターを貼れば良さそうですね。
    そうなると結局、以前ACOUSTIC REVIVEさんから出ていたコンセントスタビライザー「CS-2Q」が良いということになりそうですけれど。
    このあたりのグッズも今後また増えてくるのかもしれません。

    Filed under: Audio
    2022/10/05 3:00 pm | ISOCLEAN RF ISOLATOR はコメントを受け付けていません
  • 0310月

    Accuphaseからモノラルパワーアンプ「A-300」が10月下旬に発売予定だそうで。

    2017年発売のA-250の後継モデルという、いつもの順当な流れです。
    お値段も125万円から135万円に、これまた順当な値上げです。
    どちらかというとネガティブな感想しか出てこないというのが正直なところですが、なるべくニュートラルにA-250からの変更点を書いてみましょう。

    いちばん大きな違いは100W/8Ωから125Wへの、文字通りのパワーアップでしょう。
    ただ不思議なのは無入力時の消費電力がA-250の300Wに対して、A-300では230Wと減っています。
    純A級だとすると無入力でも定格出力と同じ消費電力のはずですけど、定格出力時は双方とも340Wとなっていて合点がいかないところがあります。
    そもそも定格出力を超えても動作する(A-250だと191Wまで)のが同社の「A級」ですので、A級動作範囲の広いAB級と捉えるべきなのでしょう。(メーカーでは一言もそんなことは言ってませんが。)

    20パラレルプッシュプルMOS FETなのも同じですけど、今回からはフェアチャイルド(A-250は東芝)になっています。
    最近のアンプで多用しているFQA36P15とFQA28N15かな?(ここは推測です。)
    部品調達が厳しい昨今ですが、共通化することで将来の修理にも対応させようということかな。
    そもそもの納期も結構厳しいらしいという噂も耳にしているので、まずは購入された方に早く物が届くようにしてほしいところではあります。

    あとは相変わらずのダンピング・ファクターをウリ文句にして、今回は1000となっていますがA-250から「向上」はありません。
    実測値では2000くらいになってるらしいですが、ちょっとでもスピーカーケーブルつなげば下がってしまいますから1000以上ということにしたのかな?
    リレーを廃してMOSFETスイッチにしているのは魅力的だなと思いますけど、特段新鮮味はないでしょう。

    ステレオペアで税込300万円クラスとなると、いくら値上がり激しい昨今でもハイエンド系になってくるのは間違いありません。
    そうなると純粋なA級動作を追求するのか、それとも音楽性、耐久性などのファクターを重視するのか、明確なポリシーみたいなものがもう少しあっても良い気がします。
    オールマイティな安心感こそがアキュフェーズの魅力でもあろうとは思いますけどね。

    Filed under: Audio
    2022/10/03 3:30 pm | Accuphase A-300 はコメントを受け付けていません
  • 199月

    ACOUSTIC REVIVEからアースケーブル「REW-1814」と「REW-2824」が発売になっています。

    REW-1814とREW-2824の違いでいちばん大きいのは導体の太さで、REW-1814では1.8×1.4mm、REW-2824が2.8×2.4mmのPC-TripleCの楕円形状単線となっています。
    同社のRCA/XLRケーブルも太さが2種類ありますが、太いほうでも1.8×1.4mmなのでREW-2824はかなり太い単線ですね。
    仮想アースのRGC-24Kにもアースケーブルが付属しますが、これがREW-1814に近い仕様かな?
    ちなみにトーンアームケーブルのアース線はもうちょっと細い感じです。
    もう一点違いがあるようで、REW-1814の絶縁材はテフロンのみであるのに対し、REW-2824の絶縁材はシルク+テフロンとのこと。

    長さは標準だと50cmと1.4mが用意されていて端子は両端ともYラグになっていますが、長さも端子も特注可能とのこと。
    端子はRCA、XLR、バナナ、その他に変更可能ですが、要見積もりだそうです。

    うちもRGC-24をレコードプレーヤーに装着していて、アース線の品質の高さも実感しています。
    製品ページにも記載されていますが、通常のアース線はノンシールドのものが殆どで、長すぎたり引き回しに工夫をしないと音質向上どころか、無線やAMラジオの音が混入してしまうようなことも経験しています。
    今回のアースケーブルはどちらも、テフロンコーティングフレキシブル銅管シールドとカーボンCSFでのシールド構造となっているので、アース本来の良さをしっかり引き出せることでしょう。

    ちなみにかつての製品「RE-9」も極細ケーブルながら、シールド線になっていてその頃から配慮されていたのだなと感じます。

    最近はいろんな仮想アース類が出ていますが、それらのケーブルを交換したり、ターンテーブル本体のアースケーブルを変更したりするには良さそうです。
    無料貸し出しもありますし、気に入った仮想アースをお持ちの方はさらなるグレードアップに試してみるのも良いのではないでしょうか。

    Filed under: Audio
    2022/09/19 2:30 pm | ACOUSTIC REVIVE REW-1814 はコメントを受け付けていません
  • 079月

    SONYのICレコーダー「ICD-UX533F」を追加してみました。

    レコーダーはすでに同じSONYのPCM-D100、TASCAMのDR-05、KENWOODのMGR-A7と持っているのでどれだけニーズがあるか、やや疑問なところはあるのですけど、もうちょっと気楽に録音したい時に良いかなと。

    16bitまでなのは残念ですがPCM 44.1kHzでの録音も可能ですし、外部マイクも使えるのでそれなりの録音もできそうです。
    USB端子も内蔵されていて気軽に転送できるのも良いですね。
    場合によっては刺しづらいこともあるでしょうから、延長ケーブルが付属します。

    さて肝心の音質ですが、やはりナローレンジ感は拭えません。

    スピーカーからの再生音をざっくり録ってみても再現度合いがやはりかなり低いです。
    周波数特性としてだけなら、下は40Hzくらいまでは出ていますし、上もややダラ下がりながらもそこそこなんですけどね。
    ステレオ感に乏しいところも鑑みるに内蔵マイクの性能限界という面もあるのでしょうが、外付けマイクを使うと気軽さはなくなってしまいますし…。
    ちなみに同じ楽曲をPCM-D100で録った場合は下のような感じでした。(こちらは24bit/192kHzですけども。)

    せめて録音レベルがもうちょっと自由になればだいぶ良いのですけど、用意されたものではかなり低めです。
    16bitですしリミッターも高度ではないのでしょうからクリップしないことを優先しているのだと思われます。

    それでもスピーカーが付いていたり、単4電池1本で動いてくれるのは便利ですから、仕事絡みなどで使っていけたらと思っています。

    Filed under: Audio
    2022/09/07 4:00 pm | SONY ICD-UX533F はコメントを受け付けていません
  • 049月

    Stetzer Electricの電源フィルタ「STETZERiZER」をもうひとつ追加で導入してみました。

    すでにGreenwaveを2つ、STETZERiZERをひとつ使っていますが、2Pで気軽に挿せるSTETZERiZERが便利かなと。(Greewaveにも2Pバージョンがありますけど。)
    STETZERiZERのほうがオーディオの音への悪影響が少ない感じがするというのもあります。

    最近、NASやら外付けHDDが増えたのもあって、今回はパソコン周りのNASなどへの供給元にかなり近い位置に追加してみました。
    オーディオ側コンセントでのEMI Meterの値としてはもうほとんど変化なしですが、パソコン用NASが稼働していても安定した感じはあります。
    ちなみにいちばんノイズを出しやすいのはUSB 3.0の外付けHDDアクセス時で、オーディオを聴く時はなるべく動作させないようにしています。(アクセス音もそこそこうるさいですし。)

    音の変化も正直もうあまりハッキリとはわからなくなってきました。
    ただ、パソコン側でいうと、外付けHDDが複数台動作中でもEMI Meterの表示は80mV程度(以前だと160mVくらいまでいくこともあった)になりましたし、パソコンの電源が入った程度であれば常時40mV程度で安定してくれています。

    他の取り付け場所も冷蔵庫周辺とか、エアコン直近とかいろいろ考えていましたが、今のところはHDD周辺で良いかな。
    ちなみにリビングのエアコンを修理してから全体的に数値が下がったような気はしてますけど、こっちは勘違いかもしれません。
    ノイズ源からの入り込みを減らすという観点ではなかなか良い並列型ノイズフィルタなのではないかなと思っています。

    Filed under: Audio
    2022/09/04 3:30 pm | Stetzer Electric STETZERiZERを追加 はコメントを受け付けていません