076月
ゼンハイザーのヘッドホン「HD800」をEF400に合わせてXLR 4pinにしていましたが、別のケーブルを試してみることにしました。
先日このケーブルの内部構造を見たところ、4芯のリッツ線をプラグすぐのところから撚ってあって、これだとバランス接続にするメリットがどれほどあるかなぁと少し疑問になったのが理由です。
どうせなら4.4mmにしてみるのも面白いかなとひとまず適当なものを。
おそらく7N OCC銀メッキとして売られているものだと思われます。
こっちも撚ってあるのは同じですが、個々に被膜されていますし8芯なので多少良いでしょう。
実際、セパレーションはこちらのほうが良いようです。
ケーブルとしてはやや細めで、ちょっとイヤホンっぽい風合いになる印象もあるのはHIFIMAN EF400側の4.4mm端子が多少XLRとは異なることもあるのかもしれません。
音は澄んでいる感じがするものの、重さがちょっと足りないですけど素直な音色ではあります。
ややモニター寄りになり、音源の細かい音が聞き取れる傾向です。
少し使っていたらだんだん落ち着いてきましたが、やや中高域がシャリシャリし気味なのは銀メッキの影響もあるのかな。
バランス接続ならそれで良くなるというものでもないなというのはなんとなく感じてきているところではあります。
ただ取り回し等は純正からすると断然扱いやすいですし、気軽に手に取ることも重要なわけでそういう点では出番が増えているという点で良い選択肢だったとも思う次第です。
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046月
イヤホンが増えてきてケースが若干不足しつつあったので武蔵野レーベルのイヤホンケースを買い足してみました。
購入したのはCP-EPLC1とCP-EPLC1Sで型番が似ていてお値段もほぼいっしょだったので色違いで試してみようかと。
ただサイトでは良くわからなかったのですけどサイズが全然違うんですね。
たしかに後者のほうはminiと箱に書いてありますけど。
大きいほうが外寸でおよそ100x100mm、厚さが約50mmだそうです。
小さいほうは外寸は約90x90mmですからさほど違わないらしいですけど、厚みが約30mmとだいぶ薄いということになります。
体感的にはもっと違うような印象があって、特に内部にある乾燥剤入れがたぶん同じ高さなので、miniのほうは上面のポケットに変換アダプタなどを入れると蓋が閉まらないので実質ポケットはほぼ何も入れられないという…。
乾燥剤入れはマジックテープではがせるので、取り除けば多少は余裕が出ますけど付属の乾燥剤は袋タイプですし、それならちょっと低めにしてくれてればなぁと感じました。
逆に旧タイプはかなり余裕の大きさで、うちにあるものの中でもいちばん大きいでしょう。
大きすぎるということもあるかもしれませんけど大は小を兼ねると言いますし、やっぱりここは旧タイプが断然オススメでしょう。
値段も旧タイプのほうが若干安い店が多いですし、元々は高かったはずです。
ただ在庫は少なくなってきつつあるみたいですけどね。
結果的には大きいほうにqdc 8SEを、小さいほうは乾燥剤入れを取り外してqdc NEPTUNEを入れて、収納が増した形で落ち着きました。
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026月
最近すっかりqdcづいてますが、さらに調子に乗ってAnole V14に付属の3in1ケーブル(旧タイプ)を入手してみました。
現行のは外被が黒くなっていますがおそらく外側をチューブで束ねるような形になったんじゃないかと思われます。
10SE付属のもそうでしたがベタつくことがあるという評判でしたし。
導体も10SEと同じ純銀、純銅の組み合わせですが、見た感じちょっと太い感じはします。
編組みが数えにくいのですがAnole V14のはおそらく片chあたり純銀と純銅がそれぞれ3芯ずつに見えます。(10SEは各2芯)
バランス対応で増えたというわけでもないでしょうが。
3in1プラグは接続部は4pinみたいな感じでロック機構もしっかり付いています。
基本的にL字となるのでそこは好みが分かれるところかもしれません。
音質的には10SEのを踏襲していますが、さらに重心がガッチリしているようです。
また4.4mmで使うとDAP側のアンプの力もあってか、低域の深さが圧倒的に違っています。
パイプオルガンのライブ録音でほぼ聴こえないくらいの帯域の送風ノイズっぽいものまでしっかり聞き取れるのはちょっと驚きました。
ただケーブルで音が良くなりましたよ!というような主張は少なめで、キツくなったり音が痩せることがなく、それでいて膨らまない自然な風合いです。
純正ケーブルらしさを保ちつつ8SEをバランス対応も含めて強化できたみたいで良かったです。
こういう交換式は接点が増えるので一概に良い面ばかりではないでしょうけど、むしろケーブルメーカーさんにこそ対応モデルを増やしてほしい気がします。
規格が全然統一されてないので、まずはそこが課題なのでしょうけどね。
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315月
AZLAのイヤーピース「SednaEarfit ORIGIN Standard」を追加してみました。
普段はMサイズをチョイスすることが多いのですがSednaEarfitは以前も初期のものを試してちょっと大きかった記憶があったのでMSサイズにしました。
Mサイズの両脇にMS,MLが用意されているのは細やかで良いですけど、できればやっぱりコレも個数はもうちょっと増やしてくれると嬉しいかな。
単一サイズだと収納数は2ペアです。
ORIGINはその名前のとおり初代SednaEarfitをベースにして改良されたもので、シリコン材やホーン形状の変更などが施されています。
まずはその初代を使っていたFinal A4000から交換してみました。
初代と言ってもたしかMLくらいの大きめのを付けたあったので、まずは装着感が大幅に改善しました。
音がとてもクリアになっていて、低域がしっかりしてるのはこれまで通りという印象です。
ハイはやや派手めになったかなぁという感じがするのと、全般に音が少し遠い感じはするのはノズルがやや長めだからでしょうか。
その分、カナルの欠点である音が近過ぎる部分は減少して少し空間的な広がりは出てきますが、前方定位になるほど大きな変化ではありません。
次にqdc 3SH SEに使ってみます。
こちらもベースがだいぶ前に出てきて、それまで装着してあったSpinFit W1よりは柔らかめの音の風合いです。
ボーカルは少し遠めになる印象で、やはり音場は少し前方寄りになります。
万能だけど特別な特徴もなく凡庸とも言えるかもしれません。
比較用にUnique Melody Petal Ear Tipsも使ってみましたが、これだとピアノの音色がやや不自然です。
Petalよりは明らかに曲を選ばずに万能なバランスです。
final A4000では結構シャリシャリ気味だったので、素直にイヤホンの特質を出してくれるとも言えるのでしょう。
ACOUSTUNE HS1300SSでも試してみました。
こちらも音漏れが少なくなることで低域が多少増えて音は少し近めになりました。
音に厚みも出ましたがなぜかこのイヤホンだとちょっと耳から外れやすい傾向なのと、若干面白みに欠ける部分があるのでまだ試行錯誤が必要な印象を受けました。
結果的にはqdc 3SH SEが適任という感じかな。
若干低域が薄めでクセの少ないイヤホンと相性が良いような気がします。
それにしてもイヤーピースでの変化はほんとに大きいですし、最近の進化もなかなかスゴいものがあります。
その分お値段もちょっと気軽さはなくなってきたのと、基本的に試聴ができないのが若干の難点ですけど試してみる価値は十分にあるかと思います。
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305月
EFFECT AUDIOのイヤホン用ケーブル「Virtuoso MMCX 4.4mm」を導入しました。
先日の「AresII+/4wire 4.4mm」が思った以上に良かったので、調子に乗っての入手です。
AresII+はかなり太めの銅線ですがVirtuosoはどちらかというと細めの銀メッキ線です。
ケーブルやプラグは細めでそういう意味ではだいぶテイストが違います。
ケーブルは細いわりにちょっと固めで少し巻きぐせが強めですけど、取り回しはAresII+よりはだいぶ良いです。
4.4mmプラグもかなり根元が細いデザインなので、DAPによってはちょっと抜きにくい機種もあるかもしれません。
まずはMacbeth Tiでテストしてみます。
高域は少し華やかで低域も意外と深い印象で、直球で素直に投げ込んでくるような感覚はAresII+と共通するものを感じます。
スカッと爽快系の中高域と厚くなり過ぎずに下が伸びた低域で、さらに現代的なバランスになっている感じもありますけどね。
取り回しが普通というところまで含めるとかなり使い勝手が良くてオススメできるかも。
強度とかはあまり意識されていない部分がありそうなので、持ち歩きに向いてるかというとちょっと不安な部分はありそうですが。
これでqdcコネクタのがあったりするとさらにうれしいのですが、ConXもネジ込みだからかqdcはラインナップされてないんですよねぇ。
ともあれ、Macbeth Tiの手軽さとはハマっているのでこのまま使っていこうと思います。
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295月
qdcのイヤホン「8SE」を入手しました。
3SH SE、NEPTUNEと続いて結局我慢できずに上位モデルに手を出した形です。
名前の通り、8個のBAユニット搭載で、低域と中域に2つずつ、残り4つは高域という割当みたいです。
3SH SEはリスニング寄りでしたが、こちらは「業務用リファレンス・インイヤーモニター」を名乗っています。
ファーストインプレッションとしては、ライブ盤の空気感のパッと広がる感じがすごいです。
全てBAということもあってか、若干高域寄りのバランスで、ケーブルやイヤーピースにもとても敏感な印象です。
純正ケーブルも銀メッキながら素直で良いですが、とりあえず10SEのケーブルで少しゴージャスな感じになりました。
イヤーピースはいろいろ試行錯誤してSpinFit W1のMサイズにしました。
ちなみに純正のままだと装着によって揺らぎが出やすいようで、これは3SH SEもそうですけど音導管の配置によって広がりを出している分、ちょっとした装着の向きや深さが定位などに影響を及ぼしやすい気がします。
そのあたりさえクリアすれば、ライブ会場のモニタをしてるような生々しさがとにかく特筆もので臨場感が半端ないです。
長時間リスニングしても聴き飽きないですし、聴き慣れた音源でも新たな発見があるほどです。
ピアノソナタでちょっとしたタッチやホールトーンまで耳にすることができたり、低音の鍵盤の音色が突出して自然だったりするのはイヤモニとしての面目躍如というところでしょうか。
8SEの付属ケーブルは3SH SEに一旦付けてみましたが、こちらも穏やかで自然なサウンドでなかなか良いバランスではあります。
ただそのあとで8SEを聴くとパッと鮮やかで、正直、NEPTUNEと3SH SEとの差よりも圧倒的に大きいかも。
8SEは音の細部に魂が宿る感じが強く、他のイヤホンではさらっと聞き流してしまいそうな部分にまでしっかりフォーカスが合っているのが特筆ものです。
まだまだ上位モデルもありますし、世の中には優れたイヤホンがあるのでしょうけど個人的には素直な音の風合いも含めてかなりのお気に入りになりそうです。
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