248月
本屋さんで山根一眞さんの新著「賢者のデジタル」を見つけました。
日経新聞に1997年から連載されたコラムからチョイスしたものに
2007年時点でのコメントを追加したものになっています。
こういうデジタルものっていうのは、ほんの数年で内容が陳腐化
したりしがちですものね。
表紙にはiPhoneのイラストもありますが、中にはSX-70もあったりで、
山根さんらしいチョイスだなぁと。
デジタル機器に詳しくない人にもわかりやすく、楽しく読める内容に
なっているので、ガジェット好きでない方にもオススメです。
138月
本屋さんで写真のコーナーを見ていたら、「たらこカメラ」という
本を見つけました。
そう、まさにあの「たらこキユーピー」の、初の写真集なのです。
たらこキユーピーが、いろんなシチュエーションのもと、様々な
表情で登場しています。
「たらこキューピー」好きならずとも、写真を見てるだけで和み
ますね。
場所ごとに微妙に違うバージョンだったり、ちょっとしたアイテムが
添えてあったりと、なかなか良く考えられて撮影されているなぁと
感心しました。
この本、ただの「たらこキューピー」好きな方が撮ったものではなく、
CMクリエーターの方が監修されてるんですね。
あのCMのセンスが写真にも活きているんですね、やっぱり。
この本に登場するミニチュアなカメラのおもちゃが個人的には
一番欲しいかも。
どこのページに登場するか、チェックしてみてくださいね。
028月
本屋さんで銀塩カメラムックの「CAMERA Magazine」の新刊、
No.5が並んでるのを見つけました。
カメラマガジン(no.5)
今回も、もちろん銀塩主体で、個人的に気に入ったのはPEN FTで
撮った江ノ島の写真ですね。
ほかにもブローニーのススメとか、コダクロームを惜しむ記事など
こだわりのある内容になってます。
60~70年代の国産名機の記事は、個人的にはもうちょっと
ボリュームがあっても良いかなぁという気もしますが、あまり
カメラにマニアックになってしまうと、購入層が絞られちゃうから
加減が難しいのでしょうね。
版を重ねるごとに少しずつパワーダウンしている感がありましたが、
今回はちょっと盛り返したかなぁ。
次号にも期待したいと思います。
237月
本屋さんで偶然、「ライカの帰還」というコミックを見つけたので、
ゲットしてみました。

ライカの帰還完全版
このマンガ、以前「月刊カメラマン」で連載されていたものだそうで、
実在のカメラマン、船山克さんをモデルにしているとのこと。
タイトルの通り、ストーリーの中にライカが頻繁に登場します。
Nikon S3Mがライバルに出てくるあたり、かなりマニアックです。(笑)
主人公が使うカメラはライカだけでなく、ブロニカやプレスなども
登場しますが、ライカはやはり特別な存在として描かれています。
レンズは沈胴のエルマーのようですが、撮った写真の雰囲気から
すると、もっと広角を使ってる気がするんですけど、まぁそんな
細かいことは気にせず、楽しく読めば良いかと。
ライカ好きでなくても、カメラが好きな方は楽しく読める一冊だと
思います。
207月
本屋さんで藤田一咲さんの本「気まぐれカメラBOOK」というのを
見つけました。
「フォトテクニック」という雑誌に連載中のエッセイをまとめたものに
なってるようです。
「~の時間」シリーズ同様、肩に力の入ってない撮影への取り組みが
好印象の本ですね。
なお、青山ブックセンター・青山で現在、写真展を開催されてるとのこと。
明日7/21にはサイン会とトークショーも開催されるそうです。
要予約だそうなので、藤田さんファンの方はぜひ。
本のほうで紹介されてるカメラはトイカメラと呼ばれるものを中心に
しつつも、味のある写真が楽しめるカメラもいっぱい紹介されてます。
結構、置いてあるお店も多いようなので、良かったらチェックして
みてください。
087月
今月10日発売のエイ文庫で、渡部さとるさんの「旅するカメラ」の
第3巻が発売になるようで。
だいぶ前から情報は入っていたのですが、なかなかAmazonや
楽天ブックスでの取り扱いがなかったんですよねぇ。
今回の表紙はフォコマートという写真の引き伸ばし機ということで
モノクロプリントに関するエッセイなども多いのではないかと。
デジタルプリントもずいぶん性能が向上していますが、やはり
銀塩プリントの素晴らしさには敵わない部分も多々あるかと。
そういう私も会社の研修で一度体験しただけですが、それでも
あの微妙な時間加減とか、出来上がりを見るまでのワクワク感は
環境さえ整えば、ぜひやってみたいと思わせるだけの魅力が
あります。
ちなみに、同日発売の写真関連のエイ文庫はもう一冊あって、
「お散歩写真のススメ」という本も出るそうです。
こちらについても、CAFE PHOTO MAGAZINEに紹介記事がありましたね。
早いところでは明日あたりに店頭に並ぶ場合もありますので、
よかったらチェックしてみてくださいませ。