193月
本屋さんで「数学的センスが身につく練習帳」という本を見つけました。

数学的センスが身につく練習帳
数学って嫌いな人が多いですが、そのうちの多くの方が、「覚える」
ことで数学を身に付けようとされてるからじゃないかと思うんです。
この本は、そうではなく、数学のセンス、つまり考え方、思考の仕方を
教えてくれていて、なかなか良い本だと思いました。
私の場合、父が数学好きで、楽しい数字遊びを色々と教えてくれた
記憶があります。
そんな中から次第に、難しい数字のマジックも、実は簡単なトリックで
成り立ってることを知った気がします。
本にも掲載されていた楽しい数字遊びをひとつ紹介しましょう。
まず、二つの異なる3桁の数字を自由に挙げてみてください。
ここでは、「245」と「849」にしましょう。
では、その数字の大きい方から小さい方を引いてみてください。
例では、849-245=604ですね。
次に、答えの数字3桁を大きい順、小さい順にした数字にします。
例だと、640と046=46ですね。
これの二つの数字を引き算します。
例だと、640-46=594です。
これを繰り返します。
例は、954-459=495です。
実はこうやって繰り返していくと、例と同じように必ず495になるんです。
どうです?別の数字でやってもそうなったでしょ?
4桁の場合はどうなるかも、良かったら試してみてください。
同じような現象が起こるはずです。
こんな数字遊びをしてると「なんでだろう?」って考えるようになるし、
そこにコツを見いだせるものです。
ぜひ数学を楽しんでもらいたい、そんな気になる一冊でした。
183月
本屋さんで写真家、岩合光昭さんの新書「ネコを撮る」を見つけました。
ネコを撮る
ネコの写真といえば、岩合さんですものね。
そんな岩合さんの秘伝が書かれています。
カメラの本ではありますが、岩合さんの人柄のようにやさしく丁寧に
書かれてるので、気軽に読めると思います。
ただ、どちらかというと散歩中に出会ったネコちゃんからモデルを
探す感じの内容ですので、自分ちのペットのネコちゃんを撮るケースは
想定されてないところがあるんですよね。
そこら辺がちょっとだけ残念ではありますが、ネコ好きな方で
「どうもカメラを構えると逃げられちゃうんだよねぇ」と、お困りの方には
オススメできるかと思います。
写真を見て楽しみたい方には、岩合さんの写真集をどうぞ。(笑)
きょうも、いいネコに出会えた
282月
PENの3/1号の第2特集でアナログプレーヤーが特集されていました。
「進化を続ける美しき銘機たち アナログ・プレーヤーで聴く。」と題した
内容で、かなり高級で最新のプレーヤーたちが、ずらりと並んでます。
最近はアクリルやガラスを多用したデザインのものが多いですね。
音もきっと透明感があるんだろうなぁ。
ただ、私のような古いオーディオファンは、やはりトーレンスやLINNの
SONDEKのような、ちょっとアンティークなものに惹かれてしまいます。

THORENS(トーレンス) TD350/TP250

LINN社 アナログプレーヤーSONDEK LP12
といっても、どっちも高価で、とても買えそうにありませんが、アナログは
もう一度やってみたいなぁと思ってます。
262月
今月発売の「TITLe 4月号」の特集が「新・写真道楽」なので、紹介
しておきます。
ほぼ丸ごと一冊、写真について取り上げてあるというのは、一般誌では
かなり珍しいことですよね。
内容的にはカメラではなく、あくまでも「写真」に注目して構成されてます。
私も最近注目の梅佳代さんや、蜷川実花さん、マイケル・ライト氏など
大物もずらりです。
ただ、写真の撮り方に関しての記事となると、どちらかというと初心者
向けの内容でした。
また、ちょっとアートしすぎな面もあるのかなぁという気も、私としては
感じました。
カメラについてもある程度紹介されてますが、ライカを中心に広く浅く
という感じです。
まぁ、そのあたりはカメラ専門誌を読めば済むことですけどね。
写真を撮るだけでなく、鑑賞することにも興味をお持ちの方に
オススメの一冊だと感じました。
222月
かなり久しぶりに、MacPowerの3月号を買ってみました。
購入したのはもちろん、「STEVE JOBS」の記事があったからです。
ここ最近のMacPowerは『Mac』と冠するわりには、ほとんどMacらしい
記事がなかったりしましたからねぇ。
今回はほかにも「Appleのプロダクトデザイン史」なども充実した感じで、
久々にMacPowerらしい(?)誌面になってた気がします。
ただ、やはり全般的にマイナーで「狭く深い」ターゲットに向けた記事が
多すぎる感がありますねぇ。
もちろん、こだわりは大切ですけど、もう少しくらいは「王道」寄りになっても
良いのではないかと思ってみたりしながら、読みました。
それはともかく、ジョブズの記事は文章量こそ少ないですが、非常に
良くまとめられていて、見応えのある記事になっていますので、最近、
MacPowerからすっかり離れてた方も、一度チェックしてみる価値は
あるかと思います。
202月
本屋さんで「ベーカリーブック」という本を見つけました。
タイトルの通り、パン屋さんとパンの紹介をどーんとまとめて掲載
してくれている本になってます。
おいしそうなパン屋さんが30店、パンは全部で300種類以上も
載っていて、見てるだけでパンが食べたくなります。(笑)
昔は大手のパンメーカーとか、あっても「ロバのパン」くらいしか
パンの種類なんてなかったものですが、今はおしゃれでカフェのような
お店や、こだわりの天然酵母の工房など、かえって個人経営っぽい
お店のほうが頑張ってる気がしますよね。
ほかにもWeb限定だとか、車で売り歩いてるパン屋さんなんかもあって、
バリエーションは、昔に比べてほんとに増えたと感じます。
また、本の中では、パリやニューヨークなど、日本よりさらに進んだ
パン事情も紹介されていて、パン好きにはたまらない一冊かと。
ちょっとお値段が高いのが難点ですが、カラーのページが多いですし、
見てるだけでお腹が空いてきますよ。(笑)