185月
FUJIFILMからXマウントの一眼レフスタイルのミラーレスカメラ「X-T10」が6/25に発売されるそうで。
上位モデルの「X-T1」をそのままギュッとコンパクトにした感じだそうで、X-T1と同じX-Trans CMOS IIセンサーとEXRプロセッサーIIを採用しています。
違いは液晶とファインダー程度で、液晶がX-T1の約104万ドットから92万ドットになっていたり、EVFも同じ236万画素ながら0.5型から0.39型になっています。
ただ撮影される画像自体は全く同等と考えて良いでしょう。
むしろ6月公開予定のX-T1新ファームウェアに先行して、コントラストAFと像面位相差AFを組み合わせたインテリジェントハイブリッドAFが最初から搭載されています。
これもファームウェアで同等にはなるわけですけど、これでボディ単体9万円前後だと、かなり人気は出そうです。
Xシステムは基本的にAPS-Cに最初から特化してあるだけにコンパクトさが活きていて、W118.4×H82.8×D40.8mmで撮影時質量が約381gと、マイクロフォーサーズ並みになっています。
重量で言えばX-T1も約440gとかなり軽かったですけど、サイズ(W129.0×H89.8mm×D46.7mm)はもうX30に近い大きさになっています。
見た目は昔のFUJICAっぽさがより強調されて、シルバーなどはST605などを思い出させてくれますが、あの当時以上にボディによる差はないと言えるわけで、良い時代になったものだなと思いますし、私もちょっとXシステムが欲しくなりました。
ただ実際に手に取るのは中古で安くなったX-M1辺りかもしれませんけどね。
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224月
AdobeからRAW現像ワークフローソフト「Lightroom」の最新版「Lightroom CC」が登場しました。
「Lightroom 6」ではなく、とうとうこちらもCCになりましたね。
ただ、Creative Cloudのサブスクリプションだけではなく、パッケージ版も用意されるそうで、そこは一安心です。
追加された新機能として公式サイトには以下が挙げられています。
・HDR画像を簡単に作成
・美しいパノラマ写真
・さらなる高速パフォーマンス
・特定の人が写った写真を簡単に選別
・ビデオ入りの高度なスライドショー
・進化したWebギャラリー
・フィルターをきめ細かくコントロール
・プロジェクトの共有
・より多くのデバイスに対応
・ストーリーを表現
・画像調整をコピー&ペースト
・安心して写真を披露
・写真をすばやく検索
・正確に構図を作る
新しいカメラが増えていない私としては「高速パフォーマンス」がいちばん気になりますが、GPUを使用するようになってるそうで、Mac miniの統合チップではそれほど大きな恩恵はないかもしれません。
あとはHDRやパノラマなど、写真の幅を広げる部分に注力しているのかな、という印象です。
逆に現像パラメータにはほぼ変化がないようで、使い勝手が引き継がれるのは良い反面、顔検出を活かした現像パラメータの自動補正とか、そういったところには踏み込んでないのはやや残念かも。
パッケージ版購入だとLightroom 5から更新すべきかはやや悩ましいようにも感じますが、Adobe Creative Cloudに入っていれば最新にしておいて損はないでしょう。
いずれにしてもカメラの新機種対応は新しいバージョンでないとやってくれないわけですしね。
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214月
OLYMPUSから屈曲光学系の防水デジタルカメラ「STYLUS TG-4 Tough」が5/22に国内発売されるそうで。
海外では少し前に発表されていましたが、TG-3の後継となるモデルです。
最大の特徴はRAW記録に対応したところでしょうか。
屈曲光学系を搭載したモデルでRAW対応したものはほとんどなかったように記憶していますが、周辺画像補正などを施したものが多いから、とかいう理由もあるんでしょうか。
今回のTG-4は画像処理エンジンにOLYMPUS OM-D E-M1と同じTruePic VIIを搭載してるそうで、RAW記録前の画像処理も十分に可能な余力があるから、というのもあるのかもしれません。
素子は1/2.3型1,600万画素の裏面照射型CMOSで、この大きさでRAWのメリットがどれだけあるか、というところですけども、個人的にはロスレス保存というだけでもメリットはあるのではないかと思っています。
デジカメでも「ハイレゾ」みたいなのが流行って「12bit記録」とか、そういうのを競うようにはならないんでしょうか。
表示する側の対応やふさわしい画像ファイルフォーマットが定まらないことにはどうしようもないですけどね。
元々、好きな屈曲光学系コンデジでRAW対応ということで最近にしてはかなり気になるモデルですが、スタート時の価格は45,000円前後のようです。
TG-3とあまり変わらないお値段のようですし、一眼レフやミラーレスとは違うシーンを切り取れる一台だと思うので、通なカメラ好みの方には結構オススメかと思います。
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023月
NikonからAPS-Cサイズのデジタル一眼レフカメラ「D7200」が3/19に発売になるそうで。
Nikon D7100の後継機ということになりますが、一番の違いは画像処理エンジンがEXPEED 3からEXPEED 4になったことでしょうか。
それに伴う部分もあってか、常用感度はISO25600と、D7100より2段も改善されています。
モノクロならISO51200やISO102400で撮影可能だそうで、もうカメラは暗いシーンは克服したとも言えるのかも。
もちろん画像処理で潰されるディテールもあるので、ホントの意味での常用感度はそこまでないでしょうけれど。
ちなみに重量はD7100から変化なく、バッテリー込みで約765gです。
他にはバッファの増強が強く謳われていたりして、ライバルメーカーを意識したところも感じられます。
あと明瞭度やHDRなど、いかにもWeb上で映える画像も意識しているところが昔のニコンとはだいぶ違うのかなと感じるところです。
NFC対応のWi-Fi機能も付いていますし、SNSとの相性なんかも意識してるんじゃないなな。
逆に35mmフルサイズとの差別化という点でもニコンで言うDXフォーマットはこういうところにアピールしていくことになるのでしょう。
現状、D7200がニコンのDX最上位モデルですが、ボディ単体で15万円弱からのスタートですし、そのうちに10万円台前半のほうで勝負していくことになるでしょうからね。
私もさすがにそろそろD300からの卒業を考えたいところですが、ここまで出すならやっぱり35mmフルサイズかなぁとも思ってしまいます。
私の場合は連写することがない、というニーズの問題もありますし、どうせMF Nikkorを使うだろうというのもありますので…。
ただ、あえてそういう古いところを切り捨てるなら、D7200のようなモデルのほうが表現や活躍の幅も広くて楽しいのかな、とも最近は思い始めたところです。
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252月
Panasonicからマイクロフォーサーズ用のマクロレンズ「LUMIX G MACRO 30mm/F2.8 ASPH./MEGA O.I.S.」が海外発表されたそうで。
普段から何にでもマクロレンズを使いまくる私としては、この焦点域のが登場したのは非常に大きいかも。
次期メイン機を考えるにあたって、今のままだと手持ちのがあるソニーAマウントか、Nikon Fマウントということになるんですが、どちらもAFとはいえ、オールドレンズの域に入ってきつつありますからね。
どうせならもうマウントごと、どこかに引っ越して気楽に使えるのも良いかなと思い始めていた矢先の発表でした。
当然、ソニーEマウントも候補になってきますが、なんとなくこっちのほうが写りが良さそうな雰囲気が感じられたり…。
APS-Cで30mmだとちょっとワーキングディスタンスが短い気もしますし。
あと、手ぶれ補正も付いてるから、PanasonicとOLYMPUSを自由に選べるというのもありますし。
ちなみにもう一本、「LUMIX G 42.5mm/F1.7 ASPH./POWER O.I.S.」も発表になっています。
こちらは85mm相当ですが、F値は単純に倍するのも許容錯乱円を無視してるし、かと言ってそのままというのもアレなので、F2.8相当くらいと思っておけば良いでしょうか。
どちらのレンズも海外で3月発売予定だそうですし、日本での発売はおろか、海外での価格もまだ発表になっていない状態です。
Leica銘ではないからそれほど高価でなかったら良いなぁと思いますし、マクロレンズはできたら「マクロレンズキット」みたいなカメラとのセット売りすらしてほしいくらいだなと思ってみたりするのは私くらいのものでしょうか。
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112月
ペンタックスからコンパクトにまとまったデジタル一眼レフ「K-S2」が3/6に発売になるそうで。
「防じん防滴仕様の本体として」世界最小ということだそうで、条件は付きますが最近のタフネス志向のペンタックスらしいですし、昔から伝統のコンパクトな一眼レフという点でもペンタックスならではの路線かと。
フルサイズ機を開発中という中で登場しましたが、コンパクトなAPS-Cと中判チックなフルサイズ機という住み分けをしていくのかな。
コンパクトとはいえ、バリアングル液晶にWi-Fi機能も新規搭載されていますし、有効約2012万画素のセンサーは流行りのローパスレスですし、ローパスセレクタもちゃんと付いて当然、ボディ内手ブレ補正もアリと、これは結構良いかも。
さすがにうちも次世代機を考えないといけない時期ではあるのですが、もう大きいのを振り回すのも大変ですし、ペンタックスならオールドレンズもKマウントで実用的に遊べるから楽しいですし。
ただ、出だしだからというのはあるのでしょうが、お値段はボディで9万円くらいと、フルサイズ機発表を受けた後だとちょっと高級機寄り過ぎかなという気も…。
もちろんフルサイズ機は他社の価格帯と同じか、それ以上くらいにセッティングされそうな予感ですし、主力機にするにはこのくらいの性能(とそれに見合う価格)が良いのでしょうけどね。
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