129月
ニコンから35mmフルサイズのデジタル一眼レフ「D750」が9/25に発売予定だそうで。
新しいところはチルト液晶を搭載してきたところとWi-Fi対応でしょうか。
すでに35mmフルサイズだけでは訴求できないし、他のラインナップと被りますから、高機能化に向かったのでしょうね。
Wi-Fiはあったほうが便利だけど、チルト液晶は撮影スタイル次第でしょうか。
以前よりはライブビュー性能も上がってるでしょうし、むしろ積極的に活用して撮影の幅を広げたら良いのでしょう。
あと細かいところでは液晶モニターそのものも性能が上がってるようで、3.2型122.9万ドットのRGBW配列ですし、物理的な部分だけでなく、モニターの色調をカスタマイズ可能になってるのは地味に嬉しいポイントかも。
カラープロファイルというほど細かくはないかもしれませんが、パソコンと色合いを揃えたりできるのは小さな一歩ですが大切な部分での進化と言えそうです。
メカベースとしてはD810よりもD610に近い印象ですが、よりコンパクトになっていて、なんとなくかつてのD70を思い出させるような気がするのは元ユーザーだからで型番がちょっと似ているからでしょう。
確かにサイズもD710は140.5×113×78mmの約750g(本体のみ)で、D70は140×111×78mmの約595g(本体のみ)と、重さ以外は非常に近い寸法です。
D610と較べても奥行きが薄くなってるのは気軽に持ち歩きたい私には嬉しいですね。
私もそろそろメイン機見直しを…と長らく思ってるんですが、ソニーのほうがもう光学ファインダーには期待できないでしょうし、やっぱりニコンかな。
ただしお値段は20万円台でのスタートのようで、現実的にはD610が狙い目なのかもしれません。
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288月
リコーイメージングからちょっと斬新なデザインのPENTAXブランドの一眼レフ「K-S1」が9/19に発売だそうで。
何よりまず気になるのは本体正面にずらりと縦に配置されたボディライトでしょう。
元PENTAXだったWGシリーズがレンズ周りにLEDライトを配していましたが、あれは照明としての意味合いでした。
今回のはグリップで握る部分ですから、そうした目的ではないようです。
目立つのはグリップ部分ですが、他にも電源レバー、モードダイヤル、OKボタンにLEDライトがあるそうで、これでカメラの状態を示すんだとか。
どうせならペンタ部の下とかカメラの正面から見て右端にすれば照明も兼ねられたのに…とか思いますが、あくまでもデザイン的な部分を優先させたということでしょう。
ちなみにデザインコンサルタントziba tokyoの監修が入ってるそうです。
またグリップ部のライトは全く無意味ではなく、「顔検出アシスト」時にライトの点灯数で顔検出数を示すんだとか。
おそらく1LEDが一人なんでしょうけれど「ここを2進表示にしたら31人まで表示できる」と考える人が…。
ほら、そこのあなたもそうでしょう?
あと、リモコン/セルフタイマーのカウントダウン表示にも使用されるとのことです。
肝心のカメラ部分は約2,012万画素の新型CMOSセンサー搭載でローパスレスでありつつ、露光中にセンサーを微小駆動させるローパスセレクター機能がしっかり付いています。
ベイヤーのローパスレスでも思ったほどはモアレが出ないのでしょうけど、やっぱり理論的に排除できる手段が用意されているというのは安心感があります。
ちょっと皮肉れ者の私にはペンタックスはお似合いだと思うんですが、*ist DS以来、同ブランドの一眼レフは使ってないんですよねぇ。
発売当初ということもあって現状はボディのみで7万円台とそれなりですから簡単には手が出ませんが、ペンタックス自体は意外と良い後継メイン候補なのかもしれません。
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268月
FUJIFILMから新しいコンパクトデジカメ「X30」が9/20に発売になるそうで。
少し前に生産終了になっていたX20の後継ですが、噂になっていた通り、光学ファインダーが廃止されました。
代わりに「光学ファインダーを凌駕した」と謳う「小型コンパクトズームカメラ史上最高」のリアルタイム・ビューファインダーを搭載したそうです。
内容的には236万ドットの有機EL電子ビューファインダーを使いつつ、4枚構成のビューファインダー専用レンズで見えの良いファインダーに仕上げた、ということでしょう。
ファインダー倍率は0.65倍、視野率は100%ですし、パララックスは当然なく、絞りもプレビューできるわけですから、謳い文句通りならEVFも悪くはないかな。
もう一つの特徴はデュアルリングとチルト式液晶、そして三次元形状グリップとのこと。
特に最後のグリップは大容量バッテリー(NP-95)に変更したから、というのも大きな理由でしょう。
NP-95は古くはFinePix F30/F31fd、最近だとX100/X100Sで使われていたもので、無闇に新しいものを増やしてないのは好感が持てます。
逆に言えば、今でもF31fdを使ってるような層にアピールしたいという意味合いもあったりして…。
ただ、それだけにさいずはどうしても大きくならざるを得なかったようで、X20ではバッテリー込みで353gだったのがX30では423gとなっています。
外寸も幅や高さは1~2mm程度の差ですが、奥行きが3.5mmほど厚くなっていて、それを強調しないためか、「コンパクトさを醸し出す軍艦部の六角形のシェイプ」なんていう謳い文句が載っていて、ちょっと苦笑いが入りました。
あとはフィルムシミュレーションに“クラシッククローム”が追加されたのと、最近のXシリーズ同様、スマホアプリでのWi-Fi連携ができるようになったところが違いでしょうか。
逆にレンズや撮像素子は変わりないようですから、X20を選んだ層にはアピールが弱いかも。
それこそやっぱりFinePixをまだ使ってるユーザーがターゲットなのだろうなと思います。
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218月
SONYがミラーレス一眼「α5100」を9/5に発売予定だそうで。
型番としてはα5000の後継ですが、ソニー側の言い分としては「α6000相当の機能をα5000のボディに搭載」したモデルだそうです。
RX100などもいまだに初代、II、IIIと併売されていますし、α5000も併売したいということで、こういう位置づけにしているのでしょうね。
たしかに中身は「ほぼα6000」みたいな内容で、EVFがないくらいでボディ違いモデルといったほうが正しいのでしょう。
かつてのオーディオでもソニーは555,333の末期あたりで似たようなことをやってた記憶がありますけど、これをやり始めるとユーザーは安いほうにばかり目が言ってしまうようになった記憶があるんですが、カメラの場合は大丈夫なのかな。
撮像素子はExmor APS HD CMOSで、有効画素は約2,430万画素とのこと。
私がいまだに使い続けているNEX-5からするとずいぶん高性能っぽいですし、AFも超速そうですが、買い換えるか?と言われると特にそこまで惹かれるポイントはあまりないというのが正直なところです。
唯一挙げるとすれば動画にわりと注力してあるようなので、オールドレンズで高画質動画を撮るとどんな感じになるのかなぁというのが気になるくらいでしょうか。
普通はそんなところに注目する人はいなくて、AFスピードやフラッシュ内蔵とかがリプレースのポイントなんでしょうけどね。
あと、そろそろ初期のNEXは故障した、という話も耳にしてるので、そっちの心配のほうが大きいかもしれません。
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088月
ジャンクコーナーで富士フイルムのコンパクトデジカメ「FinePix F800EXR」を見つけたので、久しぶりに確保してきました。

バッテリーも付属せず状態も不明でしたが、とりあえず液晶は割れていないようですし、レンズ鏡胴も物理的に曲がったりはしていないので部品取りくらいにはなるかなと。
幸い、うちにバッテリーはありましたから早速入れてみると電源オンと同時に鏡胴が繰り出して「レンズ制御エラー」が。
どうやら最近のフジ機では良くある症状のようで、基本的には修理に出すしかないそうですが、上手いこと治せました。
鏡胴をカバーしているアルミの外装の筒が所定の位置からズレていると、レンズに物理的な破損が起きたと感知するような仕掛けがしてあるのかも。
今回のケースではそこをきちんと元の位置に戻したら動き出しました。

ジャンクでもあえてゲットした理由は「スマートフォン送信」機能を搭載したモデルだから、というのもあります。
これでiPhoneやiPadに転送してSNS投稿などもできて便利なのは以前、X-M1をお借りした時に体感していましたし。
おまけに微小素子ながらRAW対応しているというのも大きなポイントでした。

それにしても2012年発売のモデルでも、もう修理するという方向にはならないんでしょうねぇ。
25mm~500mm相当の光学ズームはスゴいと思いますが、今はそれ以上のものやもっとコンパクトなのもありますし、どちらかと言うと大型素子のほうが人気ですから仕方ないのかな。
ともあれ久しぶりのカメラ追加ですし、少し新鮮に撮影ができるかもしれません。
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058月
リコーイメージングからPENTAXブランドのQマウントデジタルカメラ「Q-S1」が8/28に発売だそうで。
センサーが大型化するかも!?という噂もありましたが、実際には変わらず1/1.7型センサーを搭載しています。
デザイン路線がクラシックな外観になった、ということだそうですけど、ホントのクラシックカメラばかり眺めている身にはそんなにクラシックな印象はないですけどね。
ただ、円形の指掛かりは意外に持ちやすいんじゃないか、という気がしますし、そこに被せるようなグリップも他社から出たりしそうで、展開としては面白そうです。
ちなみに円形の指掛かりはリモコン用の赤外線窓らしいので塞ぐのはダメみたいですが。
またカラーバリエーションも相変わらずですが、合皮素材の貼り革をうまくカラバリに取り入れてあって、こちらもデザインとしては良いですね。
PENTAX Qシリーズは新しいモデルが出るたびに「重厚長大なのを持ち歩くのが面倒になった私には最適なのでは?」と思うのですが、「いや待てよ、もうちょっと素子の大きいNikon 1も捨てがたいな」となり、「それならマイクロフォーサーズでも良いかも。あ、それなら一応持ってる…」という思考展開が繰り返されています。
もう一つ、Qマウントに行かないのがレンズでして、マウントアダプタ遊びにはまず不向きですし、既存のレンズもいまいちマニア心を惹かれるものが少ない気が…。
ユニークレンズはたしかに面白いんですけど、高性能レンズのほうで広角とマクロレンズが出たらなぁと思いますが、そうなると結局、昔のAuto 110のコンプリートキットみたいになりそうです。
ただ、旧モデルだと中古・新品ともずいぶん値下がりはしているので、多少真面目にチェックしてみようかなとも思います。
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