064月
これまで使ってきたアイ・オー・データ機器のカードリーダー「USB2-M12RW」が本格的にダメになってきたので、カードリーダーを新調してみました。
新たにゲットしたのはELECOMの「MR-K008SV」です。
選択理由はとにかく格安だったからです。
SDカード系に限定すればそれこそ108円ショップでも入手可能ですけど、我が家ではまだまだコンパクトフラッシュが健在ですから、最低限、CFとSDが読めるという条件下では最安かなと。
これまでのと比べるとスマートメディアに非対応にはなっていますが、xDカードは読めますし、SDXC対応になっていたり、microSD系もアダプタなしで差し込めるなど、十分な内容です。
ケーブルは直生えになっていて約4.5cmと短いので収納もできるから持ち歩きには良いのですが、Mac miniで使う場合にはUSBハブ経由だとしてもやや使いづらいです。
そこでUSB延長ケーブルを引っ張り出してきまして、これを経由して使う形で万全になりました。
パッケージの表記によると転送速度も速くなってるらしいですが、特に目立って速い印象はないですが、ここはカード側が速くないと違いが出てこないのかも。
格安カードリーダーにそこまで望んではいないので、読めれば十分ですけれど。
そういう意味では以前検討したWi-Fi機能付きSDカードも気になりますが、Wi-Fi対応のカードリーダーというのも我が家のニーズなら使えるかも。
RAWだとさすがに有線でしっかり素早くコピーしたいですが、スマホやタブレットにちょっと取り込みたい場合にはバッテリー内蔵タイプのだと出先でも読めそうで良いかもなぁ、なんて思ってますけどやっぱりシンプルにEye-Fiのほうが良いのかな?
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263月
Panasonicからライカブランドの単焦点レンズ「LEICA DG SUMMILUX 15mm / F1.7 ASPH.」が5/15に発売予定だそうで。
35mm換算だと30mm相当になりますから、これまでに出たライカ銘のマイクロフォーサーズレンズの中ではいちばん広角寄りということになりますね。
ちなみに既発売のライカ銘のマイクロフォーサーズレンズは25mm F1.4、42.5mm F1.2、それにマクロの45mm F2.8の3本です。
今回はズームレンズは発売の発表がなかったですが、今後、35-100mmの発売予定があるそうです。
最近たくさん登場してきた高級コンデジよりも素子が小さいという逆転現象が生じているマイクロフォーサーズですが、実際には優秀なレンズも揃っていますし、フォーサーズから続くバランスの良いシステムだと個人的には思っています。
ただ素子の供給元がどうしても限られてしまうので、本来のレンズ性能がしっかり活かしきれていない面もあるのが少し残念ですね。
DMC-GH4も国内発表され、4K動画への対応も早いですし、動画にも効果のありそうな三層素子が早く登場したら面白そうなんですけどねぇ。
それにしてもライカ銘のレンズは出続けても一向にライカ本体はマイクロフォーサーズ機を出さないというのも気になるところです。
この手のレンズはパナソニックで設計・製造し、ライカの審査を通しているという、以前のツァイス方式ですけど、ライカ自体のMシステムと競合するという考えでしょうか?
銀塩時代のMINOLTA CLEみたいに、パナが逆にMシステムに乱入しても面白そうなんですけどねぇ。
銀塩というと、オールドレンズとしてのライカもまだまだ高止まりだなと最近調べてみて感じました。
うちにもズミクロンR 50mm F2がありますが、購入時よりもずいぶん上がっていますね。
ライカRマウントでこれですから、Mマウントはもう手が届きません。
それからすれば今回の15mmなどは希望小売価格で70,000円だそうですから、やはりマイクロフォーサーズというフォーマットのバランスの良さが活きているのでしょう。
ただ、プレスリリースを見ると月産台数が300本と、驚くほど少ないと感じます。
これが製造が間に合わないが為だったら問題ないんですが、ちょっと心配になる数字ではあります。
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163月
室内撮りに愛用していたSONYのデジタル一眼レフ「α700」ですが、徐々にダイヤルの接触不良が出てきて一旦はα37にその座を譲り、半引退状態になっていました。
しかし、このα37、低照度下での暗部のホワイトバランスがどうも変なんですよね。
具体的には妙にマゼンダ被りした絵になるケースがあって、これが不定期に発生する感じです。
手持ちのNEX-5でもやや似た印象のマゼンタ被りはオールドレンズで出ることがありますが、それが暗部だけに出るので扱いがさらにややこしいんですよね。
Lightroomである程度は補正可能ですから、それ用のプリセットを用意して対応していたんですが、正直やっぱり面倒ですし、現像を終えて見直すと下の写真みたいに完全とは言い切れないケースも多いんです。
先日ゲットした照明などを用いて照度を稼いでやるという回避策もありますけど、そこまでやるなら他にも使えるカメラがあるというのが本音でして…。
ただ、それでもαにこだわっているのはミノルタのマクロレンズの絵の感じが好きというのがあります。
それならα700を騙し騙し使うか、ということで「出戻り」になったという次第。
幸い、ダイヤルの接触不良は頻繁に起きていた時に比べると落ち着いていて、日に一度あるかないか、くらいの頻度になっています。
そうは言ってもいずれ派手に再発するとは思います。
中古のα700も結構見かけますが、経過年数はどれも同じはずで、修理対応したものでもない限りはやっぱり発生するんでしょうね。
わりと最近のモデルでも上位のα77などでは発生しないのか、が心配です。
そうなるとやっぱり本命はα900か?とか考えてしまいますが、今後のα-Aの先行きもまだ不透明ですし、もうしばらくα700には老体に鞭打って頑張ってもらおうかと思います。
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133月
Nikonから1inch撮像素子採用のレンズ交換式カメラ「Nikon 1 V3」が4月に発売になるそうで。
基本的には型番通りNikon 1 V2の後継なんでしょうけど、今回はEVFを外付けにしてわりとオーソドックスなスタイルの本体になりました。
もちろん外付けの電子ビューファインダーは用意されますが、別売で3万円くらいらしいので、最初から欲しい方にはV2のほうがお得感もあるし軽量で済むかも。
なお、V2のEVFは0.47型TFT液晶で約144万ドットですが、V3用の外付けのは0.48型の約236万ドットになっています。
重量は本体のみでいうとV3のほうがむしろ重くなってるくらいですが、バッテリー込みではV3のほうが軽いという状態に。
バッテリーがV2のEN-EL21からEN-EL20aに変更になったからでしょうけど、容量も1485mAhから1110mAhに減るんですよねぇ。
EN-EL20は他のNikon 1 J/Sシリーズと共通というメリットがありそうですが、EL20aとの互換の具合も気になるところです。
また、見たところオーソドックスなスタイルにはなりましたが、EVFとともに専用グリップでもスタイルの変わる、合体メカ的な構成になっています。
全部付ければちょっと本格派のミラーレスですし、単体でパワーズームの標準レンズを付ければコンデジ感覚という使い分けもできるようです。
その標準パワーズームレンズ「1 NIKKOR VR 10-30mm f/3.5-5.6 PD-ZOOM」はレンズバリアも内蔵ですし、手ブレ補正もあってNikon 1の気軽さには似合ってるレンズかと。
レンズバリアの具合がこれまでに出たことのある交換レンズのバリアよりもさらにコンデジっぽいデザインなので、大きな前玉が好きな方にはウケは悪そうな気もしますけど。
この他、Nikon 1シリーズでは初のタッチパネル、それにチルトできる液晶、さらには約20コマ/秒のAF追従連続撮影が可能と、コンパクトにしつつも高性能にはなっています。
お値段はその分強気のスタート価格みたいですが、このモデルも含め、Nikon 1シリーズはコンデジ感覚+αという使い方には良い仕上がりになってきたように思います。
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073月
CHINONから8mmムービーカメラみたいなデザインの「Bellami HD-1」が3/22に発売されるそうで。
銀塩時代を引きずった私には、チノンのベラミというと35mmフィルムを使った観音開きの馬車の絵付きカメラしか思い出せないんですけどね。
まぁチノンではベラミがいちばん有名な銘柄ですし、渾身の作という意味合いでしょう。
銀塩のベラミは欲しくて、何度か新宿の「カメラのきむら」で眺めたことがありますね。
今回のHD-1はむしろチノンダイレクトサウンドなどのたて型の8ミリに似ていて、機能もムービーを重視したフルHD動画撮影対応カメラです。
撮像素子もムービー重視のワイド型の210万画素 1/3型MOSセンサーとのこと。
今風に電子ズームとかもカメラ側に装備してますが、レンズはなんとDマウントという「和洋折衷」ならぬ「新旧折衷」な仕様なのが面白いですね。
マウントアダプタも最初からC,CS,M42が用意されていて、遊び心満載です。
ある意味、真面目なカメラを出しているメーカーでは出せない製品ですね。(褒めてます)
電源はこれまた今どき珍しい単3電池2本で、ACアダプターも用意されるとのこと。
これは5Vらしいですから、おそらくモバイルバッテリーでの駆動も可能なのではないかと思われます。
レンズはCHINON LENSを銘打ったものが4mm F1.2のものが付属します。
C,CSマウントに比べればDマウントはまだオールドレンズの中でも安めなので、今のうちに確保しておくのが吉かも。
うちにもyashica-8に付属していたTELE Zunow Cine 38mm F1.9とZunow Cine 18mm F1.9があるので、これを使ってみると面白いかも。
1/3型と素子が小さめですから35mm換算だと8倍くらいになってしまうのがやや難点ではありますが…。
また、他の仕様に比べてビューファインダーが(妙に)豪華で、0.47型144万画素電子ビューファインダーを搭載しているようです。
レンズがMFですからピント合わせをしやすいようにという配慮なのかな?
お値段もレンズ付きで9万円弱と決してお安くはないですが、他のカメラでは撮れない作品が撮れそうな予感を感じられる方には貴重な一台になりそうです。
ただし、「そんな気が微塵もしない」という御仁には全くオススメできません。(これも褒めてます)
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272月
ライカからウルライカから100周年を記念したモデルとして「Leica S Edition 100」が3月に発売されるそうで。
最近はLeica Mに注力しているように見えていて影が薄い気がしていましたが、第一弾にこれを持ってきたのは意外でした。
中版で一眼レフということでライカR後継を担ったような登場でしたが、その後、Leica Mもライブビュー対応になって、Rマウントアダプターも出ていますから、位置づけがちょっと微妙なところかも。
ウルライカのデジタルバックとかだったら面白かったのに…なんて思ってしまう私はセールスターゲットじゃないから関係ないですね。
限定版にはライカS本体に加え、交換レンズも「ライカ ズマリットS f2.5/70mm ASPH. CS」と「ライカ エルマリートS f2.8/30 mm ASPH. CS」の2本が付き、さらにはそれぞれ100周年記念ロゴ付きとのこと。
なんだかコレクションアイテムみたいな雰囲気ですが、本体だけでも200万円台後半ですからねぇ。
さらには全てが収まって航空機の機内持ち込み可能なサイズのリモワのアルミケースが付いてくるそうですが、ライカSだけ持ち込むつもりでしょうか…。
ところでライカのロゴって実はライカカメラではなく、顕微鏡などを販売しているライカマイクロシステムズの登録商標なんですよね。
どちらも元々は同じエルンスト・ライツではあるんですが、今は別の会社で共有してる感じでしょうか。
ちなみにライカジオシステムズという会社もあって、ここはレーザー距離計なんかを作ってます。
なお、第2弾以降も予定されているそうですが、さきほどのウルライカデジタルは冗談として、できれば銀塩モデルも出して欲しいかな。
本社もウェツラーに戻るそうですし、ERNST LEITZ WETZLAR銘のレンズにも期待したいです。
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