2211月
このブログでも写真掲載に利用しているフォト蔵ですが、12/20からサービス仕様を変更するんだそうで。
使用変更内容は以下のとおりです。
・3年間ご利用のない会員のデータを削除します
・写真の保存サイズ(寸法)を、最大長辺2048pxに変更します
・ファイルサイズの制限を、1枚あたり最大15MBに拡張します
・オプションサービス「フォト蔵プラス」の提供を開始します(有料オプション)
要は元サイズのままでのアップロードは有料オプションでしか出来なくなるというわけです。
月単位のアップロード容量制限こそあったものの、これまでが実質無料だったのですから無理もないですね。
ただ、長編で2048pixelということになるとおよそ300万画素くらいになってしまいます。
ちょっとしたブログ掲載用ならそれでも良いのですけど、みんぽすさんのカメラのレビュー記事などでは厳しいかな。
有料の「フォト蔵プラス」の利用も候補ではありますが、レンタルサーバのディスク容量も余裕がありますから、そのときだけそっちにアップロードすれば良いでしょう。
WordPress純正のアップローダーだと使い勝手がイマイチなので、良さそうなプラグインを探すか、自前のPHPをこしらえたいところですが。
なお、これまでにアップした写真もどうやら順次縮小変換されていくみたいです。
容量が多かったから保存アルバム的に使っていた方には、これはちょっと困る「仕様変更」ですよねぇ。
実質的にデータが一部欠落するわけで、今後のアップロード分に限ったほうが賢明だったのではという気もしますが、せめてバックアップ用ツールは提供したほうが良いかと…。
ちなみにうちのブログ上の画像表示は自前サーバーにキャッシュするようにしてあって、画像貼り付けコードもJavaScriptで生成してるので他の画像共有サービスに引っ越しも可能な作りですし、フォト蔵さんに負荷をかけない配慮はしてあります。
その仕掛けではフォト蔵APIを使ってるんですけど、さきほどのバックアップツールが提供されなかったら自作しようかな。
「フォト蔵プラス」は月額500円/税別だそうです、無料版に比べて以下の機能追加がされるそうです。
標準1GB/月までのアップロード容量が、5GB/月に拡張されます。
長辺最大2048pxまでの写真保存サイズの制限がなくなります。
(ファイルサイズは1枚あたり最大15MBです)
PC、スマートフォン共に、広告が非表示になります。
これなら写真への集客力という点で、正直Flickrのほうが良さそうな気も…。
あくまで無料に拘るなら、PicasaやSkyDriveとかでも良いわけですし。
今後はかなり厳しいような印象もありますが、個人的にはもうしばらく様子見してみようと思います。
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1411月
CASIOから新しいコンデジ「EX-10」が11/29に発売されるそうで。
最近は高級コンデジが人気ですが、カシオからはそれに応える製品がこのところなかったのでそこにぶつけてきた商品かと。
ただ、これまたトレンドになっている大型素子という点は微妙で、1/1.7型CMOSセンサーのモデルです。
最近のカシオは1/2.5型クラスばかりでしたから、カシオの中では大型素子なわけですけどね。
レンズは28-112mm相当の4倍ズームとオーソドックなものですが、F1.8-2.5とテレ端までわりと明るい内容です。
機能面では2軸ブラケティングがイチオシされていて、フォーカス、絞り、ホワイトバランス、明るさなどのうち、2つのパラメータをそれぞれ3段階、全部で9パターンに変化させてワンシャッターで撮れるんだとか。
RAWを搭載していますからホワイトバランスは後で調整できるにしてもAFや絞りなどはその場でしか決められないものですし、面白い発想ではありますね。
他にもチルト液晶やレンズ脇に配置されたフロントシャッター、自動開閉式のレンズキャップなど、他のコンデジとは違うという部分を懸命に載せてきたというのが第一印象でしょうか。
ただ、やっぱりお値段的に他社に対抗するのは結構厳しいかなぁ。
単焦点モデルが一部で熱狂的な人気を得たわけですし、もうちょっと超広角寄りにフォーカスしてみたら面白かったんじゃないかなぁという気もします。
ただ、スペックばかりに走り気味の最近のデジカメ界へのアンチテーゼとして、カシオの心意気は買うところかも。
特に、レンズについて、これまでよりも厳格な解像検査をしているところなどは、シグマの最近のレンズにも通じるものがあり、謳い文句通りの品質が確保されているなら意外と悪くない選択肢になるかもしれません。
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0411月
Nikonの公式サイトで先日からティザームービーが流れていて、新しい35mmフルサイズ一眼「Nikon Df」が発表されるという噂になっています。
噂も何も11/5に発表されるのはもう間違いないと思いますが、せっかくですから発表される前に色々予想してみようかと。
本体の姿もうっすら見えていますが、いわゆる懐古主義的な銀塩っぽいデザインになっています。
厚みが結構あるのと小さいグリップっぽいのも見えるようなので、Nikon FAに似ているような感じでしょうか。
それ以外でハッキリしているのは軍艦部上面にシャッターダイヤルがあるところでしょうか。
これまた銀塩MF機にソックリですが、シャッタースピードは最高で1/4000秒までみたいですね。
噂では非Aiでも開放なら露出計が使えるっぽいという話もあって、その辺りはMFレンズをたくさん持ってる私には嬉しいかも。
センサーサイズは正面下にFXロゴが見えるようですから、35mmフルサイズで決まりでしょう。
ペンタ部にはまだ謎が多いのですけど、ストロボが付いてないというのもまず間違いないでしょうね。
全般的に銀塩ニコンを愛する者には惹かれるスタイルではあります。
ただ、惹かれる=欲しい、というのはちょっと違っていて、今わかってる情報だけだと今さら感も結構あるかな。
特に背面がデジタル感満載なようで、正面から見たイメージとのギャップが結構ありそうでちょっと興醒めな部分があります。
どうせここまで似せるなら、いっそのこと液晶をなくしてハイブリッドEVFのみにしたら良いのに…とも思いますが、まさかの液晶なしもまだ可能性がないわけじゃないですね。
あとは価格がどのくらいになるかですが、私の勝手な予想としては20万円台中盤から後半くらいかなと。
D610が18万円前後ですから、これよりはおそらくプレミア感のある価格になるでしょう。
「35mmフルサイズ」に廉価に拘るなら、それこそ銀塩カメラを使えば良いとも言えますし、画角面も除けばオールドレンズ遊びが多い私にはAPS-Cのほうが安定感があるという面もありますから、今ならコンパクトさ重視でFUJIFILM X-M1にマウントアダプタでFマウントが良いのかも。
そうは言いつつもやっぱり気になる存在であることは間違いなく、「情熱が目覚める」という発表を楽しみに待ちたいところです。
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2210月
リコーから限定モデル「GR Limited Edition」が11/22に発売になるそうで。
GRD4の時はホワイトエディションが同時発売で出ましたが、今回は少し時期をずらしてプレミア感を高めてきたのかな?
ホワイトの見た目もなかなか良かったんですけど、1万台限定というのが多すぎたのか、結構長く売れ残ってたのを受けて対策してきた(今回は5,000台限定)ところもあるのでしょう。
また、今回は本体だけでなく、限定版のフード&アダプターやソフトケース、ネックストラップも付属しているので、よりLimitedな感じになってると思います。
ただ、特別色はカッコイイかというとやや微妙な印象も…。
初代GRDの時の一周年記念モデルに雰囲気に似ているから、あのテイストが好きな人には良いかも。
なお、本体部分でもグリップやレンズネームリングも微妙に違っています。
気になるお値段は9万円前後で予約が始まってるようで、通常モデルよりは少し高めではありますが、付属品もフード&アダプターが実売5,000円くらい、ソフトケースが4,000円、ネックストラップは4,000円弱(いずれも通常タイプ)ほどしますから、どうせアクセサリーを揃えるつもりであればお買い得なくらいかと。
ただ、最近はGRも中古がぼちぼちと出始めていて、近所のリサイクルショップでは5万円台の値札が…。
まぁ、これが特別安いような気もしますけどね。
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2010月
FUJIFILMから高級コンデジ「XQ1」が11月発売予定だそうで。
XF1の後継みたいな型番ですけど、内容はずいぶん異なっています。
XF1はX20などと似た手動式沈胴ズームでしたが、今回のXQ1はオーソドックスな電動式になりました。
レンズ自体は25-100mm相当F1.8-4.9で、レンズ構成も6群7枚(非球面4枚7面)と同じですけどね。
レンズ交換式モデルも価格帯が下がってきましたし、以前でいうところの「高級コンデジ」スタイルにしてきたというところでしょうか。
デザインはレンズ周りのコントロールリングと言い、PowerShot S110に似すぎに思えなくもないですが…。
また、撮像素子もEXRをやめてX-Trans CMOS IIになりました。
素子としてはX20と同じそうですが、個人的にはEXRは理論は別にして絵がイマイチという印象だったのでX-Transになったのは良いなと思います。
当然ながらローパスレスと点像復元処理もあって、ある意味、大型素子以上に恩恵がありそうな予感です。
あとはもうお値段ということになるわけですが、当初は4万円前半でのスタートとなるようです。
対するXF1は2万円台に突入しているお店もあるようですけど、X-Transという点を考慮すればその差ならXQ1かな。
このモデルは一度ちゃんと試してみたいモデルになりそうです。
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1910月
FUJIFILMからXマウントのニューモデル「X-E2」が11月発売予定だそうで。
型番のとおり、「X-E1」の後継モデルで、X-E1が当時は廉価モデルだったこともあって割愛されていた像面位相差を盛り込んだ「X-Trans CMOS II」採用となりました。
他社も色々と進化していますが、理論面でもモアレ発生のない「正当」なローパスレスであるX-Transと高速AFは、画像処理では手抜きなしの同社らしい姿勢で好感が持てます。
また、一眼レフという柵を自社内に保たないからこそ、容赦なくミラーレスに専念できるという側面もなんとなく感じ取っているのは憶測が過ぎるでしょうか。
一方、X-E1を実際にお借りした際にもやや残念に感じる本体の質感もそのまま維持されてます。
X-M1がある意味、X-E1の立場を継いだところもありますし、お値段もボディ単体で10万円前後と決して安くはないですから、X-E3では質感やサイズにも手を入れてほしいところです。
その代わりというわけでもないのでしょうが、お値段で勝負という部分では海外で先行発表されていたX-A1を国内にも投入してきました。
こちらはボディ単体で6万円前後と価格面では安いのですけど、肝心の素子がベイヤーなんですよね。
ベイヤーだから悪いとは一概に言えないのですが、富士フイルムとしてX-Transで行くというのであれば統一感のあるラインナップのほうが良いような気もします。
これでXマウント機はX-Pro1をフラグシップに4モデル(X-E1もまだ併売だから5機種ですが)となりました。
X-Pro2がどうなるのかも気になりますが、今のラインナップから選ぶなら個人的にはX-E2が良さそうかなと思います。
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