088月
リコーのコンデジ「GR DIGITAL IV」の機能拡張ファームウェア第3弾が登場したようで。
APS-CサイズのGRが出てすっかり影が薄くなってましたが、一応まだ現役モデルなんですよね。
さすがに今回が最後だとは思いますが、不具合だけでなく機能拡張をしてくれるのはユーザーとしてはありがたいものです。
うちのはGRD4ではなく、GRD3ですけどね。
そして肝心の機能拡張内容は以下のとおりです。
・撮影モードに“マクロターゲット移動”を追加
・画像設定[周辺減光]の設定値追加
・ホワイトバランスの設定値追加
・Fn ボタンペア設定に項目を追加
これ以外に以下の修正もされています。
・ダイナミックレンジ補正を「AUTO」にセットしてフラッシュ撮影中、フラッシュ充電待機状態のままになる場合があり、正しく充電するようにしました。
・ハイコントラスト白黒の設定でAEブラケット撮影をすると画像に横筋が記録される場合があり、修正しました。
機能的にはかなり成熟していますし、ちょっとした気が利くものが主体ですね。
ここで得られた操作性はきっと最新のGRにも反映されていたり、これからの機能拡張につながることでしょう。
そういえばGRも発売からかなり経ちましたが、まだ店頭でも在庫が少なめなようで、未だに触ったことがない状態です。
価格のほうは7月末あたりから下がり始めたようで、8万円を切るところも出てきたみたいですね。
もちろん、GRD4も下がってるでしょうけど、さすがに今から購入するのはちょっと躊躇してしまいます。
GXRとA12ユニットなら…とはちょっと考えることもありますけどね。
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088月
NikonからAPS-C用高倍率系標準ズームレンズ「AF-S DX NIKKOR 18-140mm f/3.5-5.6G ED VR」が発表されました。
標準ズームと高倍率ズームの中間みたいな存在で、今回のレンズも入れるとその辺りの画角のズームレンズだけで以下の8本のラインナップになっています。
AF-S DX Zoom-Nikkor 17-55mm f/2.8G IF-ED
AF-S DX NIKKOR 16-85mm f/3.5-5.6G ED VR
AF-S DX Zoom-Nikkor 18-55mm f/3.5-5.6G ED II
AF-S DX NIKKOR 18-55mm f/3.5-5.6G VR
AF-S DX NIKKOR 18-105mm f/3.5-5.6G ED VR
AF-S DX NIKKOR 18-140mm f/3.5-5.6G ED VR
AF-S DX NIKKOR 18-200mm f/3.5-5.6G ED VR II
AF-S DX NIKKOR 18-300mm f/3.5-5.6G ED VR
105mmが420g、200mmが565g、300mmが830g、そして今回の140mmは490gですから、やはりテレ側が伸びる分重くなって値段も高くなるという単純な計算になってますね。
レンズ枚数も12群17枚(EDレンズ1枚、非球面レンズ1枚)とどうしても多くなるから仕方ないところでしょうけど、テレ端を少し明るくするとか、ズーム倍率以外の差別化もあって良いかも。
ただ新しいレンズだけに手ブレ補正効果などは高まってるようで、4.0段くらいの効果があるんだとか。
テレ側の焦点距離が違うので単純比較はできないでしょうけど、105mmは3.5段ですから焦点距離が伸びればさらに写真の歩留まりは上がりそうです。
欲しいかと言われるとちょっと微妙な気もしますが、ズーム倍率と重さ(価格も)のバランスは良さそうなので、中級クラスのデジタル一眼のレンズキットに入ったら人気になりそうな気がします。
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028月
シグマさんがレンズマウント交換してくれる「マウント交換サービス」を9/2から開始するそうで。
今回のサービスはマウントと内部の部品の一部を交換・調整する形です。
レンズ自体がそれを前提にした造りになってる必要もあるわけで、対象は以下のArt/Contemporary/Sportsラインの製品となります。
【一眼レフ/デジタル一眼レフ用交換レンズ】(2013年8月現在)
35mm F1.4 DG HSM、120-300mm F2.8 DG OS HSM
30mm F1.4 DC HSM、17-70mm F2.8-4 DC MACRO OS HSM / DC MACRO HSM、18-35mm F1.8 DC HSM
【ミラーレスカメラ用交換レンズ】(2013年8月現在)
19mm F2.8 DN、30mm F2.8 DN、60mm F2.8 DN
ただし交換できるのは発売中のマウントのみですから、ペンタックス用が出てないといったパターンに対応できない点は注意が必要です。
一旦レンズを預かる形になりますし、納期が約10営業日掛かったり、メーカーのカスタマーサポート部に直接依頼する有償サービス(8000〜25000円)はありますけど、カメラ本体のメーカーを移動しても愛用のレンズが使い続けられるのは安心感につながりそうです。
とりわけ、シグマSAマウントへの移動への踏ん切りには有効に働くのではないかな。
実はこのマウント交換、以前にシグマさんのデジタル一眼レフやレンズをお借りした際に感想として書かせてもらったことがあるんですよね。
とはいっても、私はマウント自体を交換することは想定していなくて、下取交換みたいなことを考えてたんですけどね。
この勢いでSDシリーズのカメラのほうもマウント交換サービスをやってもらえたらスゴイですけど、さすがにそれは無理でしょうね。
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018月
Panasonicから新しいマイクロフォーサーズ機「DMC-GX7」が発表されています。
一応はGX1の後継という位置づけですが、今回のはチルト式のEVFが内蔵されていて、ずいぶんレベルアップしてる印象です。
これまではGシリーズ、GHシリーズといった一眼スタイルのモデル以外は外部EVFこそ用意されてるものの、EVFは内蔵されてこなかったんですよね。
Gシリーズですら廃止されてきていたアイセンサーもちゃんと積んでますし、NEXなどへの対抗心を燃やしてきたなぁと。
さらにこれまでのPanasonicのマイクロフォーサーズでは積んでこなかったボディ内手ブレ補正機構を初めて搭載しています。
技術的には新しいものではないですけど、かなり大きな決断だったのではないかな。
NEXなどの他のミラーレスはどちらかと言うとレンズ側での対応にシフトしてるのとは相反する流れなのも面白いところです。
それだけに価格はかなり強気の設定で、ボディ単体で10万円前後からのスタートだとか。
これまでのPanasonicのマイクロフォーサーズが結構値崩れしてる印象があるのもあって、どうしても高めに感じてしまいますね。
撮像素子の革新が遅れてるのもその印象を強めてしまう理由になってると言えそうです。
集光率向上や低ノイズ化はされているようですが、富士フイルムと共同開発しているらしい「有機CMOSイメージセンサー」の投入が待たれるところです。
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297月
今のところ、メインで使ってるデジタル一眼レフはNikon D300とSONY α700ですが、そろそろ後継も考えておこうかなと。
Nikon D300のほうは不具合は全くなく非常に快調ですが、なにしろ重いのでなかなか持ち歩く気力がわかないという問題がずっとあります。
もうちょっと軽量なモデルを追加でとも何度も考えたんですが、そうなるとAi Nikkorで露出計が使えなかったり、AFモーターが非内蔵だったりで、うちの古いレンズ群を使いづらくなってしまうんですよ。
逆に35mmフルサイズというのも考えますが、それでは結局大きくて重いままですからねぇ。
Nikon D600がボディのみで760g、D300が825gですから、わずかに軽くはなるようですが。
昔はD300といっしょにNikon F4を持ち歩いても平気だったんだけどなぁ。
もちろん価格的な面もあるわけで、D600やD700の中古価格次第では…というところでしょうか。
SONY α700のほうも調子が良かったんですけど、つい最近になってこのモデルの持病でもある電子ダイヤルの接点不良が出てきました。
こうなると絞りが勝手に変わってしまったりで、ちょっと困るんですよね。
修理代はどうやら1万円台中盤くらいのようで、そうなるともう修理よりは後継かな。
ただ、こっちはすでにα37が投入済みですし、しばらくはこれで良いかなと。
実は以前から「メイン一眼は非ベイヤーになってから後継を」と考えてたわけですが、どうもなかなかそうなって来ませんね。
最近はローパスレスの方向性が見えてきてますが、それは最終地点ではない気がして…。
そういう意味ではX-Trans CMOSが私の意図には一番近い位置にいるのかも。
今の撮影スタイルならミラーレスのほうが良い部分もありますし、いっそその路線で行くのも良いのかも。
とりあえずは手持ちのミラーレスでFマウント用のマウントアダプタでも調達してお茶を濁しつつ待つのが吉かもしれません。
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257月
SONYからデジタル一眼「α58」が国内発表されました。
かなり前に海外発表されていて、それからしばらく動きがなかったのでてっきり海外限定モデルかと思ってましたが、ようやく投入です。
有機ELファインダーが搭載されたのと画素数が増えた点は良いものの、液晶がティルトのみになったり、プラマウントなど、コストダウンが結構見え隠れするのが…。
NEXと比べると販売台数もイマイチでしょうし、仕方ない部分もあるのでしょう。
ミラーレスも像面位相差が普及してきて、Tru-Finderのメリットも減って来ました。
むしろ光量ロスを考えればミラーはもうないほうが良いとも言えるくらいです。
もしかすると次世代のミラーレスα-A機の開発が進んでいて、それまでの中継ぎ的な位置づけなのかもしれません。
そうなるとなおさら、手持ちのαから買い換えるメリットは無くなってしまいますけどね。
その辺りはソニーも考えてるようで、レンズキットに新しいレンズを投入してきました。
新しい標準ズームレンズは「DT 18-55mm F3.5-5.6 SAM II」で、フレア低減やズームリングの滑らかさなどが改善されてるんだとか。
ただこれも望遠ズームとのダブルズームレンズキットになってるのがやや残念かな。
レンズ単体でも発売されるようですけど、それだと3万円前後らしいので、そこまで出すのはなぁという感じですし…。
私は当面、α700とα37の併用で次世代モデルを待ちたいと思います。
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