276月
Panasonicからマイクロフォーサーズ用の単焦点レンズ「LUMIX G 20mm F1.7 II ASPH.」が発表されました。
このレンズ、GF1が出た時に同時発売されたものの改良版です。
私も以前から気になっていたレンズで、ようやくリニューアルされたんだなぁという印象です。
光学系は変更なしで鏡胴などを見なおして重量を約100gから約87gに軽量化したんだとか。
軽くなっても金属製マウントは変更なしというのもうれしいポイントです。
描写は非常に素晴らしいものですが、駆動音が結構大きくて動画には向かなかったわけですけど、残念ながらそちらには手は入っていないようです。
外装部分のリニューアルですから、そこは仕方ないところなんでしょうね。
気になるお値段は現行モデルとほとんど変わらず、3万円台中盤くらいのようです。
中古ならもう少し安いんですが、このレンズはあまり出物が多くないですからね。
色もシルバーがラインナップされてますし、コンパクトなマイクロフォーサーズ機と組み合わせて使うのには良い選択肢になりそうです。
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256月
FUJIFILMからXマウントのニューモデル「X-M1」が発表されました。
少し前から噂が出ていて本体写真なども流れてましたが、これまでのX-E1やX-Pro1からするとずいぶんコンパクトになっています。
マウントサイズからラフにサイズ合わせしてみた画像も以前作ってみましたが、コンデジ並みとはいかないまでも持ち出しやすい大きさになりましたね。
撮像素子はAPS-CサイズのX-Trans CMOSでローパスレスのものが採用されています。
ただ、上位モデルに遠慮してでしょうか、像面位相差の投入は見送られたそうです。
AF自体はX-E1でもそれほど気にならなかったですし、合焦速度はさらに向上してるらしいですけどね。
EVFも残念ながらありませんが、そこも全部アリにしちゃうと上位機種との棲み分けが…ということでしょう。
外付けでの対応もしなかったのは潔いとも言えますし、価格競争に突入した時のためのコストダウンとも取れるかな。
とりあえず出たてのお値段だと本体のみで7万円前後、レンズキットで8万円弱くらいですからレンズキットのほうがお得な感じです。
なお、レンズキットは新しいレンズ「XC16-50mmF3.5-5.6 OIS」だそうで、絞りリングは省略されていますが手ぶれ補正は搭載されていて、その点は良いですね。
さらにダブルレンズキットも用意されていて、こっちは普通のダブルズームのような望遠レンズではなく、単焦点パンケーキの「XF 27mm F2.8」が付いてくるとのこと。
描写が良ければ、このコンパクトさはX-M1との相性が良さそうです。
ただ、「XF18mmF2 R」はやや今ひとつだった記憶があるからなぁ。
また、EVFがないから、というわけでもないのでしょうが、液晶モニタはXマウントでは初のチルト式で、約92万ドットと廉価モデルでも手抜きはしてないようです。
MFでのピーキング表示も初搭載らしいのでマウントアダプタ遊びのベース機としても面白いかも。
X-M1発表に合わせてか、X-E1、X-Pro1のファームウェア更新も来ていますが、新レンズ対応とフォーカスエリア選択の修正のみで、ピーキング表示には対応してないようです。
できれば従来モデルでもピーキング表示対応をと思いますけど、そこは今後(もしくはモデルチェンジ?)に期待というところでしょうか。
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236月
GOSSENから新しい露出計「DIGISIX 2」がもうすぐ発売になるようで。
名前のとおり、デジシックスの後継モデルですが、デザイン変更で見やすく使いやすくなったとのこと。
ただ本体側のデジタル表示にはEVだけの表示で、それに合わせてダイヤルを物理的に回転させて絞り値とシャッタースピードを見る方式は同じですからねぇ。
同時に出る上位モデルの「DIGIPRO F2」のほうだと液晶表示のみですがお値段が…。
なお「DIGIPRO F2」はシネスケールにも対応したモデルになっています。
さらに「DIGIFLASH 2」はストロボにも対応してるとのことですが、デジシックスから変えるならせめてこれにしたほうが良いかも。
オールドカメラで気軽に使う程度であれば、まだ少し在庫のあるお店もある旧デジシックスでも良いかな。
そういえば最近は露出計のないカメラを持ち出すこともめっきり減ってしまいました。
しばらく持ち歩いていれば勘露出も結構当たるようになるものですが、もうすっかり勘が鈍ってるだろうなぁ。
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216月
COSINAからマイクロフォーサーズ用の中望遠レンズ「NOKTON 42.5mm F0.95」が8月発売予定だそうで。
このところ、COSINAさんはマイクロフォーサーズに注力してる感じで、25mm、17.5mmに次ぐF0.95シリーズになります。
許容錯乱円を考慮しなくても35mm換算で85mm F1.9相当ということになるわけで、結構使いやすいかも。
お値段は実売価格で10万円前後のようなので手軽ではないんですけどね。
また、最近の撮影スタイルにも対応させるべく、最短撮影距離を0.23mと短くしてありますし、動画を考慮して絞りのクリックをオン・オフできる機構も装備してるんだとか。
ただし相変わらずAFには対応しないわけで、さすがにそろそろ…という気もしないではないですね。
私などはMFのほうがフィーリング的に好きなくらいですけど、それならマウントアダプタでオールドレンズを使っても良い、とも思えてしまうわけで…。
あと、マイクロフォーサーズだけでNEXやFUJIFILM Xマウントにも対応してこないのも少し寂しいですね。
どうせMFで行くのであれば昔のタムロンのアダプトールみたいにマウント部分を交換して対応できるような仕掛けとかで差別化していくのも良いんじゃないかなぁと勝手に思ってみたりします。
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146月
PENTAXからデジタル一眼レフのエントリーモデル「K-50」が発表されています。
基本的には「K-r」の後継という形になりますが、K-rの発売は2010年でしたからずいぶん久しぶりにエントリーモデルを投入してきたように感じます。
それだけに結構な力作になってるようで、エントリーでは初の防塵防滴、耐寒性能を装備しています。
ファインダーも上位モデルのK-30と同じ視野率約100%のもので、連写性能などを除けば結構近いスペックになっています。
あと、細かいことですけど、バッテリーがK-rやK-30と同じだったり、単3電池でも使えるところはペンタックスらしい良い配慮だと思います。
ペンタックスのデジタル一眼レフは*ist DS以来、久しく使ってないんですが、Kマウントで遊ぶのに一台あっても良いなぁとずっと思ってはいるんですよね。
K-10DやK-7辺りに手を出す寸前まで行ったことも何度かあるんですけど、最後の一歩が踏み出せてないという…。
今だとK-5くらいが私の狙いどころという感じですが、最近の持ち歩き頻度を考えるとむしろPENTAX Qのほうが良いのかもしれません。
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146月
SIGMAのFOVEONコンパクト「DP Merrill」シリーズが揃ってファームウェア更新されているようで。
今回の修正項目はこんな感じのようです。
・動作安定性の向上を図りました。
・ELECTRONIC FLASH EF-610 DG SUPER SA-STTLとELECTRONIC FLASH EF-610 DG ST SA-STTLを使用する際のバウンス撮影時の調光精度を向上させました。(DP1 Merrillのみ)
・画像を拡大表示する際、画像の中心が拡大表示されていましたが、フォーカス位置を基準に拡大表示されるようになりました。
・撮影画像のファイル名をSDIMかDPxMのいずれかを選択できるようになりました。
・マニュアルホワイトバランス(晴れ、日陰、くもり、白熱電球、蛍光灯、フラッシュ)の色調をDP1 Merrill、DP2 Merrill、DP3 Merrillの三機種間で統一致しました。
・AELボタンに「中央AFL+AEL」を割り当て、ボタンを押し作動アイコンが表示中にMFとAFの切り替えを行うと、割り当てそのものが解除されて初期設定のAELに戻ってしまう現象を修正いたしました。
・Pモードでセルタイマー撮影時に、プログラムシフトを使いシャッター速度と絞りの組み合わせを変更しても、レリーズと同時にプログラムシフトが解除されてしまう現象を修正いたしました。
・撮影画像の拡大率に合わせて正しく画像表示を行うように修正いたしました。
・カスタムモードで外部フラッシュを使用する場合、登録した露出が反映されない現象を修正いたしました。
・バッテリー残量が少なくなった際に、撮影した画像がまれに正しく記録されない現象を修正いたしました。
・撮影直後に電源をオフにした場合、まれに記録画像がエラーとなる現象を修正いたしました。
・再生画像情報スクリーンにファイルサイズを表示するようにいたしました。
DP Merrillシリーズは複数台を併用しているユーザーさんが多い印象ですから、マニュアルホワイトバランスが揃ったというのは嬉しいポイントかと。
ただ、オートホワイトバランスに関しての記載はないですけど、それは元々揃っていたということなのかな?
私の場合はRAWで撮影することが多いのでホワイトバランスにはあまりシビアでないほうだと思うのですが、SIGMA謹製のRAW現像ソフト「SIGMA Photo Pro」のホワイトバランス調整は相変わらずイマイチ細かい調整に向かないところがあって、あれを改善するか、AWBをもう少しだけ賢くしてもらえたら嬉しいのですけどね。
その他の修正は基本的にはバグ修正が多いようですが、地味に操作性改善も図られていて好感が持てます。
なによりこまめにアップデートしてくれるのがうれしいですね。
私もそろそろMerrillに手を出そうかなぁと思うことも多くなってきたんですが、どうも最近、写真を撮る意欲が低下気味なんですよねぇ。
まずはそれを何とかしたいと思うのですけど、むしろ新しいカメラこそが意欲向上につながるのかもしれません。
なお、Merrillシリーズのキャッシュバックキャンペーンは7/31まで延長されてますので、シリーズ機の追加購入をお考えの方はまだもう少しチャンスがありそうですよ。
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