• 286月

    SONYの35mmフルサイズ素子採用の高級コンデジ「DSC-RX1」にローパスレスモデル「DSC-RX1R」が登場するそうで。
    http://www.sony.jp/cyber-shot/products/DSC-RX1R/

    ローパスレスという以外の仕様は基本的に同じで、NikonのD800とD800E、PENTAXのK-5IIとK-5IIsの関係みたいな設定ですね。
    ここに挙げた機種の場合は同時発売だったわけですけども。

    当然ながらローパスフィルターがない場合にはどうしてもモアレが出てくるケースがあるわけですが、これについては確実に出るというわけではなく、裏を返せば出た時には避ける方法もないということになります。
    FUJIFILMなどはX-Transでベイヤー配列よりも色のランダム性を高めることでモアレ低減を図っていますが、そういう工夫がないので発生頻度はやっぱり意外と多くなってくるでしょうね。
    すでに実写テスト画像なども出てるようですが、レンズも優秀なだけに結構出てるようです。
    これもまたレンズの優秀さの証ではあるんですけどねぇ。

    ちなみにRAW現像ソフトでモアレ低減機能を持ったものも増えてきましたが、根本的には入ってしまったモアレは現像処理で取り除くことは難しいです。
    特定の空間周波数成分を除去するような手法を取ったものですと単にぼかすよりはマシですけど、それにしてもせっかくの情報量を間引くことにはなりますからねぇ。
    ただ、それに関しても優秀なものとそうでないフィルタがあるのは確かなので、どうやら優秀らしいハッセルブラッドのRAW現像ソフト「Phocus」をこの機会に試してみようかなぁと思ってるところです。
    基本的にはハッセルブラッド用のソフトですけど、機能制限はあるものの他機種でも使えるらしいので、モアレにお困りの方は試してみる価値はあるかもしれません。

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    2013/06/28 9:00 am | SONY DSC-RX1R はコメントを受け付けていません
  • 276月

    Panasonicからマイクロフォーサーズ用の単焦点レンズ「LUMIX G 20mm F1.7 II ASPH.」が発表されました。

    このレンズ、GF1が出た時に同時発売されたものの改良版です。
    私も以前から気になっていたレンズで、ようやくリニューアルされたんだなぁという印象です。
    光学系は変更なしで鏡胴などを見なおして重量を約100gから約87gに軽量化したんだとか。
    軽くなっても金属製マウントは変更なしというのもうれしいポイントです。
    描写は非常に素晴らしいものですが、駆動音が結構大きくて動画には向かなかったわけですけど、残念ながらそちらには手は入っていないようです。
    外装部分のリニューアルですから、そこは仕方ないところなんでしょうね。

    気になるお値段は現行モデルとほとんど変わらず、3万円台中盤くらいのようです。
    中古ならもう少し安いんですが、このレンズはあまり出物が多くないですからね。
    色もシルバーがラインナップされてますし、コンパクトなマイクロフォーサーズ機と組み合わせて使うのには良い選択肢になりそうです。

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    2013/06/27 7:30 pm | LUMIX G 20mm F1.7 II ASPH. はコメントを受け付けていません
  • 256月

    FUJIFILMからXマウントのニューモデル「X-M1」が発表されました。

    少し前から噂が出ていて本体写真なども流れてましたが、これまでのX-E1やX-Pro1からするとずいぶんコンパクトになっています。
    マウントサイズからラフにサイズ合わせしてみた画像も以前作ってみましたが、コンデジ並みとはいかないまでも持ち出しやすい大きさになりましたね。

    撮像素子はAPS-CサイズのX-Trans CMOSでローパスレスのものが採用されています。
    ただ、上位モデルに遠慮してでしょうか、像面位相差の投入は見送られたそうです。
    AF自体はX-E1でもそれほど気にならなかったですし、合焦速度はさらに向上してるらしいですけどね。

    EVFも残念ながらありませんが、そこも全部アリにしちゃうと上位機種との棲み分けが…ということでしょう。
    外付けでの対応もしなかったのは潔いとも言えますし、価格競争に突入した時のためのコストダウンとも取れるかな。
    とりあえず出たてのお値段だと本体のみで7万円前後、レンズキットで8万円弱くらいですからレンズキットのほうがお得な感じです。
    なお、レンズキットは新しいレンズ「XC16-50mmF3.5-5.6 OIS」だそうで、絞りリングは省略されていますが手ぶれ補正は搭載されていて、その点は良いですね。

    さらにダブルレンズキットも用意されていて、こっちは普通のダブルズームのような望遠レンズではなく、単焦点パンケーキの「XF 27mm F2.8」が付いてくるとのこと。
    描写が良ければ、このコンパクトさはX-M1との相性が良さそうです。
    ただ、「XF18mmF2 R」はやや今ひとつだった記憶があるからなぁ。

    また、EVFがないから、というわけでもないのでしょうが、液晶モニタはXマウントでは初のチルト式で、約92万ドットと廉価モデルでも手抜きはしてないようです。
    MFでのピーキング表示も初搭載らしいのでマウントアダプタ遊びのベース機としても面白いかも。
    X-M1発表に合わせてか、X-E1、X-Pro1のファームウェア更新も来ていますが、新レンズ対応とフォーカスエリア選択の修正のみで、ピーキング表示には対応してないようです。
    できれば従来モデルでもピーキング表示対応をと思いますけど、そこは今後(もしくはモデルチェンジ?)に期待というところでしょうか。

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    2013/06/25 7:00 pm | FUJIFILM X-M1 はコメントを受け付けていません
  • 236月

    GOSSENから新しい露出計「DIGISIX 2」がもうすぐ発売になるようで。

    名前のとおり、デジシックスの後継モデルですが、デザイン変更で見やすく使いやすくなったとのこと。
    ただ本体側のデジタル表示にはEVだけの表示で、それに合わせてダイヤルを物理的に回転させて絞り値とシャッタースピードを見る方式は同じですからねぇ。
    同時に出る上位モデルの「DIGIPRO F2」のほうだと液晶表示のみですがお値段が…。
    なお「DIGIPRO F2」はシネスケールにも対応したモデルになっています。

    さらに「DIGIFLASH 2」はストロボにも対応してるとのことですが、デジシックスから変えるならせめてこれにしたほうが良いかも。
    オールドカメラで気軽に使う程度であれば、まだ少し在庫のあるお店もある旧デジシックスでも良いかな。
    そういえば最近は露出計のないカメラを持ち出すこともめっきり減ってしまいました。
    しばらく持ち歩いていれば勘露出も結構当たるようになるものですが、もうすっかり勘が鈍ってるだろうなぁ。

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    2013/06/23 7:00 pm | GOSSEN DIGISIX 2 はコメントを受け付けていません
  • 216月

    COSINAからマイクロフォーサーズ用の中望遠レンズ「NOKTON 42.5mm F0.95」が8月発売予定だそうで。

    このところ、COSINAさんはマイクロフォーサーズに注力してる感じで、25mm、17.5mmに次ぐF0.95シリーズになります。
    許容錯乱円を考慮しなくても35mm換算で85mm F1.9相当ということになるわけで、結構使いやすいかも。
    お値段は実売価格で10万円前後のようなので手軽ではないんですけどね。

    また、最近の撮影スタイルにも対応させるべく、最短撮影距離を0.23mと短くしてありますし、動画を考慮して絞りのクリックをオン・オフできる機構も装備してるんだとか。
    ただし相変わらずAFには対応しないわけで、さすがにそろそろ…という気もしないではないですね。
    私などはMFのほうがフィーリング的に好きなくらいですけど、それならマウントアダプタでオールドレンズを使っても良い、とも思えてしまうわけで…。

    あと、マイクロフォーサーズだけでNEXやFUJIFILM Xマウントにも対応してこないのも少し寂しいですね。
    どうせMFで行くのであれば昔のタムロンのアダプトールみたいにマウント部分を交換して対応できるような仕掛けとかで差別化していくのも良いんじゃないかなぁと勝手に思ってみたりします。

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    2013/06/21 7:00 pm | NOKTON 42.5mm F0.95 はコメントを受け付けていません
  • 146月

    PENTAXからデジタル一眼レフのエントリーモデル「K-50」が発表されています。

    基本的には「K-r」の後継という形になりますが、K-rの発売は2010年でしたからずいぶん久しぶりにエントリーモデルを投入してきたように感じます。
    それだけに結構な力作になってるようで、エントリーでは初の防塵防滴、耐寒性能を装備しています。
    ファインダーも上位モデルのK-30と同じ視野率約100%のもので、連写性能などを除けば結構近いスペックになっています。
    あと、細かいことですけど、バッテリーがK-rやK-30と同じだったり、単3電池でも使えるところはペンタックスらしい良い配慮だと思います。

    ペンタックスのデジタル一眼レフは*ist DS以来、久しく使ってないんですが、Kマウントで遊ぶのに一台あっても良いなぁとずっと思ってはいるんですよね。
    K-10DやK-7辺りに手を出す寸前まで行ったことも何度かあるんですけど、最後の一歩が踏み出せてないという…。
    今だとK-5くらいが私の狙いどころという感じですが、最近の持ち歩き頻度を考えるとむしろPENTAX Qのほうが良いのかもしれません。

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    2013/06/14 12:00 pm | 4 Comments