• 136月

    PENTAXからQマウントのミラーレスカメラのニューモデル「PENTAX Q7」が7月に発売だそうで。

    これまでのQは1/2.3型とコンデジにしても小さいくらいの極小センサーを採用していたわけですが、今回はそれを1/1.7型の裏面照射型CMOSセンサーに大型化してきました。
    Qマウント発表当初から少し大きめの素子にも対応させたマウント&レンズ群ということは公表されていましたけど、それなら最初からこの大きさでも良かったんじゃないかなぁという気もします。
    通常ならイメージサークルの問題などでレンズが肥大化するなんて問題もありますけど、これはそもそも主だったレンズ自体は事前に対応させてたわけですし、素子の価格も35mmフルサイズのような高価格ではないでしょうし…。

    なお、1/1.7型に対応のレンズは高性能レンズシリーズに属する01/02/06レンズで、ユニークレンズシリーズに属する03/04/05ではそれぞれのイメージサークルに最適化した画角にトリミング処理して記録するんだとか。
    これもなんだか中途半端で、ユニークレンズのほうも何故最初から対応させておかなかったんだろう?とか思ってしまいます。
    当然ながら画角も変わってしまうわけで、これまでの35mm判換算5.5倍から約4.6倍相当になります。
    Q7ですと01レンズが39mm相当、02が23-69mm相当、06が69-208mm相当という計算になるようです。

    もちろん本体サイズを技術的にほぼ同じ大きさにする目処が立ったからというのもあったのでしょう。
    そういう意味では外寸や重さはほぼそっくりQ10と同じのようで、Qシリーズの最大のメリットでもある持ち歩きやすさはしっかりキープされています。
    1000セット限定のコンプリートキットも出るんだそうで、これを見るとAuto110の直系なんだなぁと感じますね。
    そういう意味では求められてるニーズは守ってると思いますし、ある意味、Q7はQシリーズの「フルサイズ機」と言えるのかもしれませんね。

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    2013/06/13 7:00 pm | 2 Comments
  • 136月

    ライカから新しいAPS-Cカメラ「Leica X Vario」が発表されました。

    先日からティザー広告を打っていた「Leica Mini M」の正体というわけですね。
    どう考えても期待はずれという声が大勢を占めていますけど、APS-Cだったのは順当かなと思います。
    レンズ交換式にはしてほしかった気もしますが。
    Web上の情報サイトもどうやら期待はずれが文章に出ているようで、デジカメWatchでも「Made in Germanyを特徴とするレンズ固定式モデル」なんて書かれていて、なんだかドイツ製以外に売り文句がないような感じです。

    手動ズームという「Vario-Elmar f3.5-6.4/18-46mm ASPH.」もかなり大きく飛び出していて、すでに各社からAPS-Cやフルサイズのコンパクトが出ている状況ではそうした評価も仕方ないところかも。
    ただ、逆に考えるとそうしたコンパクトではズームレンズではなく単焦点レンズが採用されているものがほとんどという現状もあるわけで、そういう意味では「差別化」ということなのでしょう。
    ただし、お値段は直販店で341,250円だそうで、それならDP Merrillシリーズを全部揃えたほうが…とか考える方も多いかも。

    あと、ライカからこういうモデルが出ると必ず「中身はPanasonicなのに…」というような話題がチラホラと出てくるんですけど、それは残念ながらちょっと違うんですよね。
    コンパクトや高倍率ズーム機はたしかにPanasonicのOEM(ファームウェアは多少違うにしろ)ですけど、Leica X2より上位のモデルについてはまさにMade in Germanyとなっています。

    まぁこれも最終組立がライカということで、凡その仕上げは別の工場で済ませてきてるんだと思いますが、少なくともそれもPanasonicではないみたいです。
    一説には旧チノン系のフレクストロニクス関連では?という説もありますが、そこは定かではありません。
    ただし、ライカにはPanasonicがLUMIXを立ち上げた当時の開発者だった杢中薫氏が在籍したりしているので、そういう意味ではPanasonicっぽさは入ってるんでしょうけどね。
    先日出たZeissのミラーレス用レンズもシグマの製造では?という噂もありますけど、製品そのものを評価すれば良いのではないかなぁという気もします。

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    2013/06/13 12:00 pm | 2 Comments
  • 136月

    上海問屋からLEDマクロリングライト「DN-84659」が発売されているようで。

    マクロリングライト自体は各社から結構出ていて珍しくないんですが、意外とそれなりのお値段するものなんですよね。
    まずはその点で上海問屋さんということで、1万円を切ってるのは嬉しいポイントでしょう。
    欲を言えばもうちょっと安くても…という気もしますけどね。

    それなりの価格になってる一つの理由は常時点灯だけでなく、フラッシュ点灯にも対応しているから、という部分もあるでしょう。
    フラッシュといっても通常のストロボほど厳密ではなく、ホットシュー中央のシンクロ接点でオンという感じのようです。
    モードはホットシューに取り付けるコントローラ部で切り替えるようで、この他、光量についても連続可変できるようです。
    全部で80個もLEDが付いてるので光量不足はなさそうですが、正面からばかり光をあてても…というシーンも結構ありますからね。
    なお、電源にはコントローラ部に収納する単3電池4本を使うようです。

    また、LEDライト自体はアダプターリングを介してレンズのフィルタ枠に装着する仕掛けのようです。
    アダプターリングは52、55、58、62、67、72mmの6種類があるので、よっぽど大きなレンズ以外は対応できそうです。

    あとはLEDということで、色の再現性も気になるところですが、色温度は5600-5800Kと記載されています。
    これが正確に出ていれば扱いやすい色温度っぽいですけど、その辺りは冒険を伴います。
    幸い、最近は秋葉原に実店舗もありますし、可能な方は実物を確認して購入されるのも良いかもしれません。

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    2013/06/13 9:00 am | 上海問屋のLEDマクロリングライト はコメントを受け付けていません
  • 106月

    AdobeのRAW現像ワークフローソフトの最新版「Lightroom 5」のダウンロード販売が早くも開始したそうで。

    パッケージ版21日からだそうですが、思ったよりもちょっと早かったかな。
    私も少し前からパブリックベータをLR4と並行して使ってますが、意外と動作が安定していましたから開発も順調だったんでしょうね。
    販売が始まると当然ながらパブリックベータは使えなくなるわけですが、6/30までは使えるとのこと。
    また、海外の公式サイトでは体験版も配布されていて30日間試用も可能ですから、まずはこれに入れ替えました。

    気になる価格については通常版が15000円前後、アップグレード版が9000円前後(いずれもAmazon価格で)とこれまでと変わらない価格帯ですが、私に限っていえば今年は「学生・教職員個人版」が使えるというメリットがあって、こちらだと6000円ほどで済むので助かります。
    Adobeのダウンロード販売だとちょっと割高ですし、パッケージの発売を待つ間は体験版で動作チェックしようと思います。

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    2013/06/10 7:00 pm | Lightroom 5、ダウンロード販売開始 はコメントを受け付けていません
  • 295月

    いつも面白い商品をどしどし提供してくれる上海問屋さんから、オートレンズキャップが登場しています。

    オートといってもレンズ交換式カメラのレンズに付けて自動で電動開閉するというほどの変態製品ではなく、コンデジの珍胴レンズで使えるタイプですね。
    #実は初め、前者だと思い込んでたのはナイショ。

    対応モデルはPanasonicのDMC-LX5DMC-LX7、CanonのPowershot G1X、そしてOLYMPUSのXZ-1の4機種それぞれ専用のが用意されています。
    定番のSIGMA DPシリーズとか構造的にちょっと違ってきますけどFUJIFILM X20とかを狙ってくるかと思ったらちょっと意外なラインナップなのも上海問屋さんらしいかな。
    ただ、XZ-2くらいは入れてほしかったかも。

    構造は既存の製品とほぼ同じで、3枚の羽根が鏡胴が伸びるのに合わせて広がるタイプです。
    お値段が意外に高いことが多い、この手のものに比べて安めなのと、上海問屋さんの送料が安くメール便発送にも対応しているところがメリットでしょうか。
    該当機種をお使いの方はこれを機に導入を考えてみるのも良いかもしれませんね。

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    2013/05/29 12:00 pm | 2 Comments
  • 255月

    Leicaが自社のWebサイトで「Mini M」というニューモデルと思われる製品をティザー広告しています。

    先日出たフルサイズのLeica M、そして箱入りのMini M、MICRO Mと書かれたLeica X2、NANO MというD-LUX 6と並んでますから、素直に考えればAPS-C以上のレンズ交換モデルでしょうね。
    銀塩時代にもミノルタと組んでLeica CLを出したことがありますし、そういう路線と推測しています。
    Leica Mがライブビューに対応したもののレンジファインダーは残しましたから、逆にMini Mは液晶画面もしくはEVFのみのモデルとなるのかなぁ。
    それだとFUJIFILM X-E1で良いのでは?という印象もありますけどね。

    マウントに関しても普通に考えればMマウントなんですが、これだとオートフォーカスには対応できないですからねぇ。
    Mマウントを拡張させて電子接点を追加したようなものにして、AFやズーム、動画対応などを図ってくる可能性も多少はあるのかも。
    ライカにそこまで出来るのか?と言われるとどうかなぁという気もしますから、予想外でFUJIFILM XマウントやNEXのEマウントあたりに相乗りしちゃうなんて可能性も…。
    まぁ少なくともマイクロフォーサーズということだけはなさそうなのはある意味残念ですけどね。

    なお、ティザー広告によると6/11発表のようなので、あんまり期待しすぎずに待ちたいと思います。

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    2013/05/25 12:00 pm | Leica Mini M はコメントを受け付けていません