215月
私も愛用しているNikonのデジタル一眼レフ「D300」の新しいファームウェア1.11が公開されました。
正直、2007年発売の機種のファームウェアが今さら更新されるとは思ってもいませんでしたが、そこはやっぱり上位モデルのメリットでしょう。
ちなみに修正内容は機種そのものの機能に伴うものではなく、5/31発売の「AF-S NIKKOR 800mm F5.6 E FL ED VR」に対応させるためとのことで、他にもD300S、D700用のファームウェアもいっしょに公開されています。
早速更新もしてみましたが、ファームウェアに必要なファイルが「A:Ver.1.11 / B:Ver.1.11」と2つあって、久しぶりすぎてやり方も忘れてました。
ダウンロードしたファイルには当然ながらこの2つがいっしょに入ってるんですが、最初にAだけをメモリカードに入れて更新、その後にAを消してBを入れ、再度更新という手順なんですよね。
前回もたしかいっしょにメモリカードに入れちゃってBからの更新としましたが、とりあえず問題なくアップデートは終わったようです。
ただやっぱり手順通りにやるほうが安心ですし、久しぶりの更新ですからバッテリーもしっかり準備してから更新することをオススメします。
D300もそろそろ老朽化してきつつあるなぁと感じましたが、ファームウェアが新たに出るくらいならまだ戦えるかな?
次はおそらく35mmフルサイズ機にするんでしょうが、どうせならD3とかにしたら面白いかなぁなんて考えてます。
ここで、D4と言わないあたりが私らしいところでしょうね。
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175月
もうすぐ発売のRICOH GRのことを軽く調べていたら、DP Merrillシリーズのバッテリーが使えそう、というような記載を見かけました。
RICOH GRのバッテリーはDB-65で、これ自体、GRD4と同じなのは間違いありません。
シグマのDP Merrillシリーズはバッテリー食いで有名なわけですが、こちらはBP-41というもので、結論から言うと同じ形状ではありませんでした。
接点の位置などはほぼ同じみたいですが、切欠きが違うのでDB-65そのものですとDP Merrillシリーズでは蓋が閉まらず使えないようですね。
(5/18 19:00追記)
クマデジタルさんが記事にしてくれましたが、DB-65は切欠きもほぼ同じサイズみたいです。お詫びして訂正します。
私が確認したのはGRD2までで使われていたDB-60でした。(手持ちのDB-65は深い切欠きだというのも確認しました。)
ただ、互換バッテリーの場合、DB-60と同形状のケースもあるので要注意です。
ただ、その逆はおそらく大丈夫みたいで、DP Merrillシリーズに2つ付いてくるバッテリーをGRで使いまわすことは「形状的には」可能ということになります。
バッテリー寿命を考えればGRで流用したいケースは少ないでしょうが、共用出来なら予備バッテリーや充電器の持ち歩きにはメリットがありそうです。
さらに言うとBP-41は価格的にもリーズナブルに設定されているので、GR用の互換バッテリーとしてみても良好な選択肢と言えそうです。
もちろん厳密には純正の充電器を使わないと保証の対象外になるでしょうから、その辺りは自己責任になりますが、正体不明の互換バッテリーよりは安心ですし。
DB-65は他のメーカーでも同形態のものが使われていて、PENTAXのD-Li106、PanasonicのDMW-BCC12やFUJIFILMのNP-70などが非常に類似した形状をしています。
ただ、肝心の切欠きはPENTAXが深そうという情報はあるものの、さらにそれの互換バッテリーとかになると同じだという保証はありません。
先ほどの価格面を考えてもDP Merrillで使う前提なら純正のほうが良さそうですね。
ただ、GRとDP Merrillの両方持ちをしそうなガジェット好きの方々は一応知っておくと購入の後押しになる便利な情報かと思います。
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175月
中古カメラ・レンズ情報を提供してくれるWebサイト「カメラファン」さんでオールドレンズ・フォトコンテストが開催されているようで。
審査員が澤村徹さんということもあってか、通常のフォトコンテストとはちょっと趣を異にするところがあって、まずは部門が「作品部門」と「ドレスアップ部門」に分かれているところからして普通に違います。
作品部門は普通にオールドレンズで撮影された写真を応募するものですけど、ドレスアップ部門はそのオールドレンズ自体が被写体になるもので、オールドレンズを装着した上でドレスアップされたカメラの物撮り写真を応募するという内容です。
私もたまにオールドレンズを装着した写真を記事にすることがありますけど、フォトコンテストに応募するほど拘ったことはなかったですね。
こっちに応募することはまずないと思いますが、自分でやってみたいとすれば、RetinaやIkontaみたいな蛇腹のレンズを、あのスタイルのままデジタルカメラに仕立てられたら面白そうです。
ベローズでマクロ撮影とかも楽しそうですけど、実用性はどちらもあんまりないでしょうね。
なお、作品部門のほうはオールドレンズで撮影した写真であればデジタルでもフィルムでもOKとのこと。
オールドレンズというと、いつの年代からか?といった議論もよく出てきますがそこも不問なので、かなり自由度は高くて良いですね。
こっちも自分で撮るとすれば、ずっとデジタルで使ってみたいと思ってるズミクロンR 50mm F2か、Topcor 58mm F1.4かな。
マウントアダプタの価格でいうとライカRのほうが安いので、そちらが有力候補でしょうか。
ちなみにどちらも応募はメールもしくはFacebookページでの投稿で、プリント郵送はできないそうです。
応募期間は6/17までで、賞品も豪華なオールドレンズが用意されてますから自慢のオールドレンズで応募してみるも良し、これをきっかけにマウントアダプタに手を出してみるのも良いかと思います。
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165月
カメラグランプリ2013が発表されて今年の大賞はソニーの「DSC-RX1」に決まったそうで。
過去を見てみてもコンパクトカメラが受賞したのは珍しいのではないかな?
調べてみると1996年にミノルタのTC-1が受賞して以来かと。
私はまだ触ったこともない状況なんですけど、この機種が登場してからコンデジの素子大型化が必須事項になってしまったという感覚はあります。
今回はDP Merrillシリーズもカメラ記者クラブ賞になってますし、高級コンデジの年ですね。
さらに言うと、シグマさんはレンズ賞でも「SIGMA 35mm F1.4 DG HSM」で受賞していて、どちらかと言うとニコン・キヤノンが仲良く賞を分け合う印象が強かった中で、地道に勢力を伸ばしてるなぁと感心してみたり。
そんなニコン・キヤノンもD800EとEOS 6Dで入賞してて、こちらも高性能重視のチョイスです。
私自身はカメラ好きでありつつもあまりカメラに高性能は求めていなくて、最近は特に持ち出しやすさとか手に馴染みやすい機種が好きなんですけど、デジタルカメラはまだ進化の途中でもありますし、一般的にはテクノロジー志向がまだまだ強くて良いのではないかと思います。
そのテクノロジーは手の届きやすい普及機にも降りてくるわけですし、そもそも存在だけであこがれの対象となるモデルがあるというのは趣味の世界には良いことですしね。
今年はオリンパスとペンタックスリコーは受賞を逃しましたが、来年はおそらくGRも入ってくるでしょう。
オリンパスもそうですが、PanasonicやCASIOなどもグランプリが狙えるような注目機種を出してくれると良いなぁと期待しています。
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155月
Panasonicのマイクロフォーサーズ機「DMC-G6」が国内でも無事(?)に発表されたようで。
発売自体は6/20とまだ少し先ですが、予約はもう始まっていてボディのみで6万円強からのスタートのようです。
以前の海外発表時にも記事にしましたが、EVFが有機ELになったのとWi-Fi、NFC対応が大きな変更点です。
有機ELになって表示の遅れが少なくなってるようなので、そこは良いかも。
また、ついにピーキング表示が搭載されたそうで、できれば古い機種にもファームウェア更新で追加してほしいなぁと思いますが、さすがにGF1やG1では無理ですよねぇ。
センサーは残念ながら以前と同じ1605万画素Live MOSセンサーとのこと。
Panasonicの撮像素子開発はどうも遅れてる印象なんですが、細かい改良ではなく、なにか大きな変革を控えてのことだと思っておくことにしましょう。
ミラーレスもDMC-G1の頃からは考えられないほど、いろんなフォーマットと機種が出てきてますが、実は意外とこのGシリーズのスタイルは使い勝手が良いんですよね。
今はGF1を持ち歩いてますが、その後は久しぶりにG1を持ちだしてみようかな。
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145月
Nikon 1シリーズ用の中望遠単焦点レンズ「1 NIKKOR 32mm f/1.2」が発売になるようで。
私もオールドレンスとしてはF1.2のレンズを何本か所有していますが、新製品のレンズとして登場するのは久しぶりではないかな。
とりわけニッコールとなると、かつての銘レンズ、ノクトニッコールを思い起こさせます。
Nikon 1用ですからイメージサークルが小さいということもあって実現できた部分もあるのでしょうね。
実際の画角は以前のハイスピードレンズとは違って標準域ではなく、35mm換算で言うところの86mm相当になる中望遠レンズです。
F値のほうも換算が必要という考え方もありますから、単純に計算すると86mm F3.2くらいでしょうか。
実際には小さい素子は小さい素子なりに錯乱円も小さくなるでしょうから、一般的な85mmクラスのレンズと同等と考えて良いでしょう。
Nikon 1も一応、マウントアダプタが使えるわけでそう考えるとこの辺りの画角よりももっと広角寄りを充実させてほしい気もしますが、28mmや35mmを割り当てるとしてもここまで明るいものは少ないですし、あっても高いですから、やっぱり存在価値は大きそうです。
このレンズも安くはなくて、実売で8万円前後みたいですけどね。
Nikon 1シリーズも使ってみたいなぁと思って中古を眺めたことは何度かありますが、結局手を出さないでいるんですよねぇ。
ちょっと大きめのコンデジとして考えると結構良い選択肢なんですが、最近はどちらかと言うとGXRのほうに興味が向いている感じです。
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