115月
SIGMA純正のRAW現像ソフト「SIGMA Photo Pro」が5.5.2にバージョンアップしていたので、早速更新しておきました。
今回の更新はMac版のみで、Windows版は従来の5.5.1のままです。
なお、主な変更点は以下の通りとのこと。
・X3FファイルをダブルクリックしてSIGMA Photo Proを起動すると、異常終了してしまうバグを修正いたしました。
・カラープロセス時において、倍率色収差補正のレンズプロファイル補正モードがアクティブにならない条件を修正いたしました。
・メインウインドウのサムネイル画像表示のスピードを改善しました。
・メインウインドウから画像の保存を行う時に「調整設定-カスタム」を選択すると、ノイズリダクションの適用量が初期値になってしまうバグを修正しました。
・メインウインドウのサムネイル画像にファイル名が表示されないバグを修正しました。
・印刷結果にディスプレープロファイルが反映されてしまうバグを修正しました。
Mac版のみ放置しづらいバグがあったので更新したというところかな。
サムネイル表示が少し速くなったからかもしれませんが、動作は以前よりちょっと軽快になってる気もしますけど、ハッキリ体感できるような差はないですね。
相変わらず初代DP1しかありませんから、変わっていても気づかないところもありそうですが。
Merrillシリーズも常にチェックはしていて、ようやくDP Merrillも中古が結構出まわってきたなぁとは思ってるところです。
これまではどちらかと言うとDP1よりもDP2のほうがお値段が高めの傾向でしたが、不思議とDP2 MerrillはDP1 Merrillと同じくらいか、やや安めのような感じです。
DP3 Merrillが出たこともあって、手放すとしたら画角の近いDP2というケースが多いからかな?
ホントは中古じゃなくてDP3 Merrillを狙うべきなんでしょうけどね。
なお、豪勢なFOVEONファンの方にはマップカメラさんの3台セットがオススメです。
これだと同時購入になりますが、それまでにDP/SDシリーズをお持ちでなくても、おそらく2台分はキャッシュバックキャンペーンの対象になるはずですから、6万円はキャッシュバックされるはずですし。
ただ、キャッシュバックされなかったと言われても補償しかねますので、気になる方は事前にお店かシグマさんに問い合わせたほうが良いかもしれません。
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115月
個人的に珍しく酷評っぽくなったE-P5ですが、それといっしょにE-PL6も発表されました。
当然ながらこちらはE-P5の下位モデルとなるわけですが、それほど違いが感じられないというのが正直な感想です。
ざっと見た感じだと5軸手ぶれ補正がない、シャッタースピードが1/4000秒まで、連写速度が違う、液晶の解像度が違うというところかな。
ただ、液晶に関しては解像度こそ低いものの16:9のパノラマになってたり、最大撮影コマ数に至っては微妙な条件の違いはあるものの、むしろE-PL6が上回っていたりという部分もあります。
銀塩PENの呪縛がそれほど強くない分、E-PL6のほうが自由にデザインできているというところもあるのかも。
お値段はボディ単体で6万円台前半、レンズキットで7万円台前半で、EVFのことまで考えるとE-P5かなという気もしてきます。
この辺の値付けがどうもよく分からない感じですけど、E-PL5の在庫具合との兼ね合いもあるのかな。
マイクロフォーサーズはとにかく旧モデルやその中古か価格が異常に安いので、私などはついそっちに目が行ってしまいますし、そうでない方も売却時の目減りで躊躇する部分もあるのではないかな。
程度の差こそあれ、ミラーレスはどこも似たようなものではあるんですけどね。
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105月
先日からの噂通り、オリンパスから新しいマイクロフォーサーズ機「E-P5」が発表されました。
あまりに噂通りでちょっとおもしろくないと感じてしまうのは、リークをうまくコントロールできてないというところにもあるのでしょうね。
シャッタースピードが1/8000秒までになってたり液晶がより高精細になっていたりという違いはあるにしろ、基本的には「E-M5」をPENに仕立てたという感じで正直やや今さら感もあるのもやっぱりリークによる既視感によるものでしょうか。
本体サイズでいうと、うちにあるE-P1が120.5(W)×70(H)×35(D)mmですが、E-P5は122.3(W)×68.9(H)×37.2(D)mmとこれまたほとんど変わらないサイズです。
E-P5では本体正面のロゴも「OLYMPUS PEN」に変えて、これまで以上にPENを強く意識したデザインですが、これが127(W)x69.5(H)x62.5(D)mmということですから奥行き以外はこれに合わせたというところもあるのでしょうね。
あと、お値段のほうも発売当初のプレミア価格というのもあるのでしょうが、本体のみは無しで、ボディーキャップレンズセットが実売で9万円前後というのが…。
反面、レンズキットのほうはEVFも付いてきますし、14-42mmレンズキットに至ってはEVFとレンズ付きで11万円弱と、なんだか変な抱き合わせ販売になってます。
メーカーにとっては一見良さそうですけど、結局レンズのみが単体で中古市場に出てきたり、本体のみだとさらに廉価に取引されたりして価格下落を早めることになるような…。
E-P1から買い換えるつもりがないのもあるのか、ちょっとネガティブな意見になってしまいましたが、先日も書いたとおり、多少は冒険的な取り組みの一端も見せてほしいというのが正直なところです。
スクエア素子だとか、PEN Fを彷彿とさせるロータリーシャッターとか…ってさすがにそれは無理があるかな。
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095月
Carl Zeissから発売予定のミラーレス用レンズの名前が「Touit」に決まったんだそうで。
2012年のフォトキナで参考展示されていた時点ではこれまでのツァイスのルールにしたがって「Distagon T* 2,8/12」、「Planar T* 1,8/32」という名前だったんですが、それらがそれぞれ「Touit 2.8/12」、「Touit 1.8/32」となったわけですね。
あえてDistagonやPlanarの名前を使わなかったのは性能的にそれらを冠するのにふさわしくないからか?と最初思ったのですが、どうやらそうではなくT*コーティングもされてるようですし、別ラインとして分けたかったんでしょうか。
ちなみに「Touit」はラテン語の鳥の名前だそうで、まさか「撮り」のダジャレでは…ないですよね。
読み方としては「トゥイット」という感じらしいですけど、日本だとツイートと呼ばれそうな予感です。
製造元はやっぱりと言いますか「Made in Japan」らしく、OEM先はどこなんでしょうね。
以前から京セラオプテックの噂がありますけど、対象マウントがNEXとXマウントというシェアとはちょっと違ったチョイスからすると富士フイルムが絡んでいる可能性もありそうです。
元々のつながりからいくとコシナという推測もできますが、基本的にAFレンズは作ってないですし、鏡胴のデザインテイストが違うかなぁと。
そういう点ではむしろシグマの最近のラインに近い気もしますが、ツァイスのQCはスゴイらしいので、OEM先がどこであれ、本家から出るとなればZeiss品質になってることでしょう。
なお、お値段はさすがにZeiss品質で、32mmのほうが799ユーロくらい、12mmが1099ユーロ程度との予想が出ています。
高いとはいっても現実的な価格の範囲ですし、ソニーのZeiss銘のレンズとも近く価格帯で頑張っているようです。
他社も追いつき追い越そうという目標になってくれるレンズになってくれれば良いなと思います。
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025月
シグマさんから発表されていたミラーレス用レンズ「60mm F2.8 DN」の発売日が決まったようで、5/17だとか。
30mmと19mmのほうは外観等をリニューアルしたわけですけど、60mmのほうは全くの新しいレンズです。
どれもDP Merrillシリーズと近い焦点域ですが、これまた微妙に違ってレンズそのものは別設計みたいですね。
一時期、FOVEONミラーレスみたいな話も挙がってましたが、ビジネス的にはレンズは他社用に展開しつつ、カメラ本体は一体型という路線でいくことになったのかな?
正直、そのほうが利益を確保しやすいという部分もあるのかも。
60mm F2.8 DNについてはこれまで同様、マイクロフォーサーズ、それにNEX用ということですが、マイクロフォーサーズでの120mm相当というのはかなり長い焦点域ですねぇ。
NEXの90mm相当はまあ使いやすい範囲ではありますが、マクロレンズとか手ぶれ補正搭載とか、一捻り欲しかったような気もします。
スタート価格で1万円台後半という価格帯ですから贅沢は言えないでしょうし、純正レンズと被らないようにという思惑もあるので難しいのかもしれませんが。
19mm,30mmについては旧デザインのがしばらくキタムラあたりにアウトレットでたくさん出回っていましたが、もうほとんど見かけなくなって買いそびれてしまった感じです。
並行して中古も出回ってくるかなと思ってたんですが、ユーザーさんとしては重宝しているからでしょうか、こちらも見かけたことがほとんどありません。
NEXについてはもうずっと純正マウントのレンズを持ってない状況が続いてるので、さすがにそろそろと思ってますけど、α37よりコンパクトにしたいというのもあるし、手ぶれ補正が欲しいなぁとか贅沢な要望を持っていてなかなか踏み出せずにいるところです。
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284月
オリンパスのマイクロフォーサーズ機、E-P3の後継機と思われるE-P5なる機種の噂が出てきています。
E-P3の発売が2011年の7月ですから、さすがにぼちぼち出て良い頃ですし、本体の写真っぽいものも出てますから近日中にメーカーからも何らかの発表があるでしょう。
スタイルはより銀塩時代のPEN Fに近づいた感じで、そこまで似せるなら花文字も再現したら良いのにって気もします。
できればEVFも内蔵してくれないかなぁと思いますけど、この写真が本物であれば期待薄のようです。
液晶がなくてEVFのみなんてくらいの尖ったスペックのモデルがあっても良いのに…とか思いますが、実際に買うかと言われたら微妙ですし、消費者側の勝手な言い分ですね。
それよりももう少し現実的な尖り方としては、以前から書いてますけどスクエアな素子を採用してもらって縦撮りも横撮りも本体はそのままで、というのが良いなぁ。
そのままではレンズのイメージサークルの問題がありますが、それならマウントごと回転する仕掛けにしてこれを縦横切り替えにしちゃえば問題ないでしょう。
縦で撮ることが多い私としては縦撮り固定であっても十分魅力的なんですけどね。
まぁ未だにE-P1(それも中古購入)の私にはPENユーザーを語る資格もないですが、Panasonicも含めてマイクロフォーサーズにそろそろテコ入れが必要なのは間違いないかと。
オリンパスのことですから、実はマイクロフォーサーズとは全く別の新規格を考えている可能性も無きにしもあらずですが、それはさすがに縁起でもないですね。
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