064月
Panasonicのマイクロフォーサーズ機、GFシリーズの後継機として、DMC-GF6の噂が流れ始めています。
GF5の発売が2012年の4月、その前のGF3が2011年の6月、そしてGF2が2010年の12月でしたから、ペースとしては徐々に延びつつもそろそろなのは間違いなさそうです。
GF1は2009年9月だったから、一概には言えないわけではありますが。
そんなGF6、写真らしきものも出ていて、それを見るとGF3から始まったコンデジと見紛うばかりのコンパクトな方向ではなく、GF2くらいの大きさになってるような印象です。
チルトっぽい液晶やモードダイヤルの搭載などで大きくなったのかなぁとも思いますが、GX1もあるのにちょっと中途半端な気も…。
GX1との差別化はホットシューがないというところのようですが、大きくするならEVFが欲しいところなんですけどEVF搭載ではなさそうな噂です。
さらに撮像素子は1600万画素クラスと、Panasonicのマイクロフォーサーズは全て同じくらいの画素数になるようです。
素子サイズ的にというよりはPanasonicの撮像素子自体が伸び悩んでいるというところかなぁ。
ここまではちょっと面白みに欠けるスペックですが、最近流行りのWi-Fiに加えてNFCも搭載とそちらはかなり強化されているようです。
以前と比べるとオリンパスとの距離感も微妙になってきましたし、別の噂では大型素子を積んだ高級コンデジを出すかもしれないそうで、今後どういう路線でいくのかを見ていく上ではGF6の仕上がりが気になるところです。
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034月
AdobeのRAW現像ソフト「Lightroom」が4.4にアップデートしていたので、早速更新してみました。
今回の修正項目は結構多彩で、以下のとおりのこと。
・レンズ補正パネルの「切り抜きを固定」チェックボックスと組み合わせて使用すると、切り抜きオーバーレイツールが誤ってサイズ変更される。
・ブックモジュール内で背景グラフィックが正しくレンダリングされない。
・メタデータをファイルに保存しても、キーワードやGPSメタデータがビデオファイルに保存されないことがある。
・HiDPIおよびRetinaディスプレイ用に「見つからないファイル」アイコンを更新。
・ソニーRX-1用の付属のレンズプロファイルに周辺光量補正情報が含まれていない。
・現像モジュール内のプレビューが最新の調整で更新されない。
・ブラシでペイントしているときに正方形のタイルが発生する。
・縦方向での写真のプレビューが、現像モジュールのフィルムストリップで表示するとぼやける(Mac OSのみ)。
・モジュールを切り替えると、ブック内の画像が消える。
・セカンドモニターを接続している場合、スライドショーのときにモジュールを切り替えると、エラーが発生する。
・以前に存在していたスタックを含む新しいスタックを作成すると、スタックバッジが誤った個数表示される。
・ピンを選択した後、部分補正効果(ブラシによる補正)が(一時的に)消える(Windowsのみ)。
・モジュール間を移動したときにブックの変更が保存されない。
・ライブラリモジュール内のフィルタースクロールバーが正しくレンダリングされない。
・露出補正スライダーと組み合わせて使用したときに、自動階調が正しく機能しない(Windows のみ)。
・現像モジュール内で「白黒」ボタンによってヒストリーが作成されない(Windowsのみ)。
・画像間を移動しているときに、新しい写真のフリンジ上に前の画像の残りが表示される。これは、Retina画面のみで発生する。
・RGB色情報がProPhotoリニアカラースペースではなくAdobe RGB カラースペースで指定される。これは、現像モジュール内でソフト校正を使用しているときに発生する。
・DNGファイルで横方向の斑点が表示されることがある。
・ブックモジュールで、ページを追加するために使用した方法によるページ追加動作の一貫性がない。
・Lightroomのセッション間でレンズ補正内の「色収差を除去」チェックボックスの状態が保持されない。
・Mac OSにおいて、アドレス帳から連絡先を追加できない。
・Windowsにおいて、マウスホイールを使用してスライダーを移動できなくなる。
また、X-Trans CMOSでの現像品質も向上しているんだとか。
X-Pro1をお借りした時の写真で試してみた結果は以下のような感じです。
[ LR4.4で現像したもの ]
[ 以前のバージョンで現像したもの ]
現像条件が同じになってないですが、葉っぱの部分のハイライトの粘りが改善されてるような気もしますし、ホワイトバランスも自然な風合いになったような印象もあります。
実際にはもうちょっと色々現像してみないと分からないかと思いますが、あくまでも参考まで。
また、対応機種も以下のとおり、大量に追加されています。
キヤノンEOS-1D C
キヤノンEOS Kiss Digital X7
キヤノンEOS Kiss Digital X7i
カシオEXILIM EX-ZR700
カシオEXILIM EX-ZR710
カシオEXILIM EX-ZR750
富士フイルムFinePix F900EXR
富士フイルムFinePix HS50EXR
富士フイルムFinePix SL1000
FUJIFILM X100s
FUJIFILM X20
Hasselblad H5D-40
Hasselblad H5D-50
Hasselblad Lunar
LEICA M(Type 240)
Nikon 1 J3
Nikon 1 S1
ニコンD7100
ニコンCOOLPIX A
ニコンCOOLPIX P330(予備的対応)
OLYMPUS STYLUS XZ-10
PENTAX MX-1
Samsung NX300
ソニーNEX-3N
ソニーα58
怒涛のごとく出てくる新機種に対応するのは大変かと思いますが、その対応スピードには感謝したいところです。
メーカーごとに独自の電子補正も目立ってきていて今後はさらに苦戦しそうですが、いろんなカメラを使う身としてはとても助かっています。
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263月
SIGMA謹製のRAW現像ソフト「SIGMA Photo Pro」が5.5.1にアップデートしています。
Mac版の修正点は下記の通りで、先日追加になったモノクロ現像に関するものが主体ですね。
・動作安定性の向上
・SIGMA 30mm F1.4 DC HSMのレンズデータを追加
・モノクロームプロセス時にフィルムグレインを使用し、出力画像サイズを2倍で保存すると帯状のノイズが発生するバグを修正
・被写体によって画像の一部に縞状のノイズが発生するバグを修正
・モノクロームプロセスにてノイズリダクションの適用量が表示画像や保存画像に適用されないバグを修正
・メインウインドウで複数のモノクローム画像を選択して保存した場合、一部の画像がカラーで保存されてしまうバグを修正
・ナビゲーションパネルや調整パレットの一部がまれに正しく表示されないバグを修正
・レビューウインドウの表示結果において、シャープネス処理の不具合を修正
・JPEGデータの抽出を行った際に、マークの有無がX3Fファイルと異なるバグを修正
モノクロ現像はMerrill系の新しいモデルだけなので、試せないんですけどFOVEONとモノクロは相性が良さそうですよね。
良いなぁと思いつつも、うちにはまだ初代DP1しかない状況ですが…。
Merrillになってからずいぶんレスポンスも良くなったとはいえ、DPシリーズのバッテリー寿命とか、まだまだメインで使えるわけではないので、どうしても躊躇してしまうのかなぁ。
それはそれとして、せっかくの桜のシーズンですし、FOVEONで桜を撮ってみるのも良いかも。
安定した絵はもう他の機種でたくさん撮りましたし、ちょっと冒険的な撮影にはちょうど良さそうですが、あとちょっと寄れると最高なんですけどね。
そうなると私に合いそうなのはDP3 Merrillか、SDシリーズになりそうだなぁ、なんて考えてみたりしているところです。
ちなみにDP3 Merrillのファームウェアも時期を合わせてなのか、Ver.1.01が公開されています。
こちらは以下の修正がされているそうです。
・ELECTRONIC FLASH MACRO EM-140 DG SA-STTLに対応
・高輝度の被写体を撮影する時に、まれにシャッタースピードが安定しなくなるバグを修正
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213月
キヤノンから新しい一眼レフ「EOS Kiss X7」が発表されました。
今度のEOS Kissは小さいと噂が出ていましたが、まさにその通り、「APS-Cサイズ相当の撮像素子を搭載したデジタル一眼レフカメラとして世界最小最軽量」だそうです。
相変わらずこの手の謳い文句は条件が長いですけど、サイズが116.8×90.7×69.4mm、重さがバッテリーを入れて約407gと十分な軽さです。
ちなみに私が最近愛用しているSONYのα37はサイズが124.4×92.0x84.7mm、重さが約506gです。
α37になって持ち出す機会がぐんと増えましたから、他のEOS機を持ってる方でもサブ機にというニーズも満たすのではないかな。
また、標準ズームレンズもSTMの新しいものになって、こちらもかなり力が入った仕上がりになってるようです。
EOS Mがイマイチ盛り上がっていない中、キヤノンとしてはやっぱり一眼レフで勝負しようと考えて注力してきたのかもしれませんね。
なお、バッテリーパックはそのEOS Mと同じものだそうです。
そしてもう一つ、EOS Kiss X7iというのも出ていますが、こちらは打って変わって力の入れ加減が感じられません。
X7で改良されたファインダーの倍率もX6iのまま据え置きですし、「ハイブリッドCMOS AF」もX7は第2世代になってるのに古い世代のままです。
多少改良はされているものの、X6iのマイナーチェンジと考えたほうが無難かも。
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183月
エイ出版社のカメラ系ムック「F5.6」の最新刊、Vol.7が今日発売だそうで。
今回の特集は「カメラはセンスで攻めろ!」とのこと。
普段も他の雑誌とは違い、撮影そのものやそのスタイルを紹介する内容が多めですが、さらにそれを極めてきた感じですね。
内容としては以下のような項目が目次に並んでいます。
TECHNIQUE ダンディズムを撮る / 伊真一
TECHNIQUE 女性の魅力を引き出す / 藤代冥砂
CAMERA シグマDP3メリルという独創性
シグマが私たちの心を掴むもうひとつの理由
INTERVEW / 福井信蔵氏(アートディレクター)
CAMERA フジフイルムX100S&X20の進化
CAMERA ハッセルブラッドLunarで贅沢を味わう
CAMERA 愛機を「渋エイジング」で遊ぶ / 寺田尚樹
STYLE モノクロームと音楽の深淵な関係 / 安達ロベルト
STYLE ファッション×カメラで写真は楽しく! / 伊真一
STYLE 良いカメラにはぐっとくる筆記具を
STYLE 写欲を高める文房具
LENS デジタルMで使うべき極上レンズ
LENS 大口径で超極浅ピントを味わう / 藤田一咲
TECHNIQUE アウトフォーカスの秘訣 / イチャソ・ズニガ
TECHNIQUE センスのいい島撮りのススメ / 藤田一咲
TECHNIQUE 自分を素直に捉える / 会田法行
TECHNIQUE 異国の地で笑顔をもらう / 稲垣徳文
TECHNIQUE ワイルドなネコ顔を狙う / 藤田一咲
CAMERA 小さいカメラで小粋にいこう
CAMERA 最旬カメラのデザインを楽しむ
ACCESSORY カッコ重視のドレスアップ術 / 澤村 徹
ACCESSORY 勝負ストラップで写欲を高める
ACCESSORY かっこいいカメラバッグしか欲しくない!
TECHNIQUE デジタルで体感する赤外写真 / 澤村 徹
TECHNIQUE 鶏卵紙で日常をアートに / 大藤健士
TECHNIQUE 「写真の聖地」を撮る / 稲垣徳文
ファッションとしてのカメラにはそれほど興味がないですけど、エイ出版社さんの本はどれも結果としての素晴らしい写真がたくさん並んでいて参考になるんですよね。
また、表紙にはLeica X2、DP2 Merrill、FUJIFILM X100S、COOLPIX A、PowerShot N、DSC-RX1とこれまたカメラ自体と撮影スタイルが両立したカメラが並んでいます。
こちらでは数日遅れの店頭並びかと思いますが、参考にさせてもらおうかと思ってます。
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083月
「DP1 Merrill」と「DP2 Merrill」に最新ファームウェアが公開されたそうで。
更新内容は以下のとおりで、DP3 Merrillで先に搭載された顔優先AFモードとやRAW+JPEGでのモノクロの提供がメインのようです。
・顔優先AFモードを追加
・RAWもしくはRAW+JPEGでB/W(白黒)を選択出来るように
・USBケーブルを使用した画像転送時にまれに画像がエラーとなる現象を修正
・純正フラッシュ以外使用時にも1/125秒以下のシャッタースピードで同調するように仕様変更
・JPEG撮影時に画像がAdobe RGBのカラースペースに正しく反映されない問題を修正
DPシリーズにも顔検出機能が搭載されるというのは初代DPから知ってる身としては感慨深いものがあります。
まだまだ尖ったカメラではありますが、最初期と比べればずいぶん使いやすいカメラになったと思います。
モノクロのほうは純正の現像ソフト「SIGMA Photo Pro」にも搭載されてますが、Merrillシリーズのみで使えるものなんですよねぇ。
FOVEONはモノクロにも合ってると思うので、いずれは使ってみたいところです。
キャッシュバックキャンペーンもまだまだ実施中ですが、うちは中古でのゲットだから対象外なんです。
ただ、すでに持ってる機種だけに限らず、2台購入でも後の購入分は対象になるようですから、Merrillシリーズを2台買い、いや、3台買っちゃうのも手かもしれません。
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