• 063月

    COOLPIX Aの影にちょっと隠れてしまった感はありますが、同じくニコンから「COOLPIX P330」という高級コンデジが発表されています。

    こちらは一応、COOLPIX P310の後継という位置づけのようですが、COOLPIX Aに負けじと言うわけではないのでしょうが、撮像素子が1/1.7型に大型化(P310は1/2.3型)されています。
    さらにレンズもP310の24-100mm相当F1.8-4.9から、24-120mm相当F1.8-5.6の5倍ズームに拡張されています。
    さすがにテレ端はちょっと暗いなぁという気もしますけど、素子の大型化までやってることを考えれば十分なものです。

    また、個人的には待望のRAW対応もしてくれています。
    P310はRAWに非対応だったので、そこが普及帯モデル並みに感じてしまう部分があったんですよねぇ。
    もちろんこれも素子の大型化に伴って、RAWで見てもらっても恥ずかしくない内容になったからこそ、なのかもしれませんが。

    ほかにも歩行中や走行中の手振れを軽減できる「ACTIVE」モードもあったりで、今回のCOOLPIXはかなり力が入ってる印象です。
    正直、昔のCOOLPIXはOEMで作らせたのをニコンブランドで売ってるだけ、みたいなものも多かったんですけど、それではニコンのブランドイメージまで下げてしまうということに気づいたのかも。

    あとは価格だけが心配ですが、スタート時点で4万円台中盤と、それなりに納得の行く価格のようです。
    P310の値下がりも気になるところではありますけど、こればかりは素子とRAW対応で、個人的にはこちらしか選択肢には入ってこないだろうなぁと思います。

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    2013/03/06 12:00 pm | COOLPIX P330 はコメントを受け付けていません
  • 053月

    ニコンからAPS-Cサイズの素子を使ったコンパクト「COOLPIX A」が発表されました。

    各社から大きめの素子を使った機種が登場してますけど、ニコンの場合はミラーレスで1インチを使ってるので、ある意味、逆転現象が生じることになりますね。
    APS-Cのほうが素子自体はデジタル一眼で使い慣れているでしょうけど、レンズ設計は大変でしょう。
    今回は単焦点で、28mm相当 F2.8という内容です。
    往年のニコンファンからすると、ニコンミニを彷彿とさせる感じですが、見た目はずっと高級感があります。
    重さはバッテリーを入れても300gを切っていますが、重さで言えばニコンミニのほうが半分くらいですけどね。

    また、シンプルなレンズを目指したというのもあるのか、手ブレ補正は搭載されていません。
    大きな素子ですから感度で稼ぐこともできるでしょうし、ストイックな使い方が想定されるでしょうから、そこは良いまとめ方なのかなと思います。
    実質的なライバルはFUJIFILMのX200、ライカのX2、そしてSIGMA DPシリーズあたりでしょうが、こうして見ると一歩抜きん出たコンパクトさだと感じます。
    実売10万円ちょっとくらいからのスタートのようですから、むしろ、価格面ではミラーレスのほうが競合になるのかもしれませんが、この仕上がりなら結構な人気機種になりそうな予感です。

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    2013/03/05 9:00 pm | COOLPIX A はコメントを受け付けていません
  • 272月

    SONYから新しいコンパクトデジカメ「DSC-WX300」が発表されました。

    WXシリーズももう何代目かよく分かりませんが、今回はとうとう光学20倍ズームになっていて、もはやHXシリーズのほうに近いかも。
    ちなみに少し前に出たWX200は10倍ズームで、重さも40gくらい重くなります。
    バッテリーもWX200のNP-BNではなく、NP-BX1というRXシリーズで良く使われてるものに変更になってます。

    私も最近はTZ20やFinePix F550EXRのような25mm始まりの高倍率ズームコンデジを愛用してますが、これは望遠側が500mm相当と凄いことになります。
    逆にこれだけコンパクトでブレずに撮れるのかが心配になりますけどね。
    そして画素数はWX200とは同じながらも1820万画素のExmor Rセンサーで、トリミングまで想定したらどういうことになるんだろうと。

    個人的にはRAW撮りができるのが欲しいので選択肢には入らないと思いますけど、販売開始価格でも3万を切ってることを考えると通常ニーズなら十分過ぎるスペックだなぁと思います。

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    2013/02/27 7:30 pm | SONY DSC-WX300 はコメントを受け付けていません
  • 262月

    ソニーからCarl Zeiss銘の標準レンズ「Planar T* 50mm F1.4 ZA SSM」が国内発表されたようで。

    なんとなくNEXへのシフトが見受けられる昨今ですけど、超弩級のレンズをしっかり投入してくれるのはうれしいところです。
    買える、買えない、の話は置いておくとしても、こういう「憧れ」の対象となる製品が存在するのは趣味の世界では大事なことだと思います。

    性能面はもはやこのブランドの前では語る必要もないのですが、デジタル時代というのもあってヤシコン時代とはもう別物になってる感じです。
    当時のレンズをNEXあたりで使っても古いレンズとは思えないほどの性能とツァイスらしい描写をしてくれますけど、単純に性能を比べたら格違いでしょう。
    ただ、レンズ構成は非球面レンズを使いつつも5群8枚(ちなみにヤシコンは6群7枚)とわりと少なめになっていて、ヌケの良さは伝統を引き継いでるんじゃないかと想像しています。

    また、防塵防滴仕様になっていたり、当然ながらAF対応のための超音波モーターを内蔵していたりと、中身は最新鋭のレンズです。(当たり前)
    おいそれと手の出るレンズではないですが、一度撮ってみたい一本ですね。
    発売は5月あたりらしいですし、代わりにはならないかもですが、手持ちのCarl Zeissレンズでもまた使ってみようかな。
    とりあえずは久しぶりにCONTAX T3でも持ちだしてみることにします。

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    2013/02/26 7:00 pm | Planar T* 50mm F1.4 ZA SSM はコメントを受け付けていません
  • 252月

    海外発表が先行していたソニーのミラーレス「NEX-3N」が国内でも発表されました。

    3/8発売予定だそうで、思ったよりも早いですね。
    本体に電動ズームレバーを搭載したのが大きなポイントのようで、ズームキットレンズで使えばコンデジ気分で使えそうです。
    ミラーレスと沈胴や電動ズームは相性が良いと思っていたので、これは歓迎です。
    ただ、シャッター周りにズームレバーと電源スイッチもあるのはちょっと集中しすぎかなぁという感じもしますけどね。

    また、これに合わせてというわけでもないのでしょうが、レンズもコンパクトな「E 20mm F2.8」と「E PZ 18-200mm F3.5-6.3 OSS」が発表されています。
    組み合わせとしては20mmのほうが相性が良さそうですね。
    NEX発売当初のSEL16F28に負けないくらいコンパクトで、重さもたったの69gとのこと。
    描写についてはまだ未知数のところもありますが、レンズ補正機能のある最近のNEXなら結構良い感じで使えるんじゃないかな。

    ちなみに余談になりますが、海外では同時に発表されたα58のほうは国内発表はまだのようです。
    エントリークラスのAマウントは徐々にNEXへと移行させていく方向なのかなぁという印象も持ってますが、どうかな。
    国内にはまた別のモデルが登場する可能性もあるのかもしれません。

    あと、うちのNEX-5のいつの間にやら旧世代化が進んでいますが、3Nに買い換えるというのはないかなぁ。
    今だと5Rや6あたりが良い気もしますが、中古価格の下落も激しいですしねぇ…。
    未だに延ばし延ばしにしている純正レンズをぼちぼち本格的に狙うのが先で、その候補として20mmが追加されたというところでしょうか。

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    2013/02/25 7:30 pm | SONY NEX-3N はコメントを受け付けていません
  • 222月

    噂情報について予約投稿しておいたら直後に海外発表されてしまったソニーの「α58」ですが、巷の評判は正直あまり良くないようで。

    噂の段階から液晶がバリアングルからチルトのみになるというのが挙がってましたが、それ以上に強烈なインパクトだったのは、どうもプラマウントっぽいという点でしょう。
    まだ正式にプラスティックであると発表されてはいないと思いますが、画像を見る限り間違いないでしょう。
    フィルム一眼時代にはキヤノンやペンタックス、ミノルタなどから同様のプラマウントのが出ていましたが、デジタル一眼としては史上初じゃないかな。

    逆に言えばフィルム時代以上に製品サイクルの短いデジタルではボディよりも明らかにレンズのほうが長寿命であるべきで、そのレンズのほうが先行してプラマウントが増えていたわけですから、むしろ当然とも言えるのですけどね。
    それに銀塩時代のプラマウントもそれが原因で故障したと思われるものには私自身、出会ったことがほとんどないですし。
    冷静に考えればそうなんですが、やっぱりちょっと寂しい感じはありますけど…。

    ちなみにα37などもマウントの上側は金属ですけど、肝心のバヨネットの爪の部分はプラスティックなんですけどね。
    大きなレンズを付けた時に壊れるとすればむしろ爪のほうで、実際、フィルム一眼で唯一壊れたのを見かけたとすればココの破損です。
    それでも同様にプラマウントのレンズのほうの爪が取れちゃった事例のほうが圧倒的に多い印象ですが。

    とはいえ、他の仕様を見回してみても、液晶自体が2.7型約46万ドット(α57は3.0型92万ドット)、連写性能も落ちる(私はここは全く気にならないので詳細は割愛)と、むしろスペック的にはα37の後継機と考えたほうが受け入れやすいかも。
    ただし、そうなると今度はサイズがちょっと大柄ということになりますが、バッテリー容量が増えたと思えば良いでしょう。

    これで型番がα38だったら素直に受け入れられたんでしょうけど、色々事情もあるんでしょうね。
    そもそも新機種が必ず進化している、というのが間違いで、α57のほうが好みだったらそちらをチョイスすれば良いし、実際私は(価格を別にしても)コンパクトさが最優先だったので、α37を選んで良かったと思ってます。
    まだ国内展開してくるかどうかもわかりませんが、いっそのこと、α65の下はNEXで、というラインナップでも良いのかなぁと思いますけど、さすがにそれはやりすぎかな。

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    2013/02/22 12:00 pm | α58という名のα38 はコメントを受け付けていません