083月
「DP1 Merrill」と「DP2 Merrill」に最新ファームウェアが公開されたそうで。
更新内容は以下のとおりで、DP3 Merrillで先に搭載された顔優先AFモードとやRAW+JPEGでのモノクロの提供がメインのようです。
・顔優先AFモードを追加
・RAWもしくはRAW+JPEGでB/W(白黒)を選択出来るように
・USBケーブルを使用した画像転送時にまれに画像がエラーとなる現象を修正
・純正フラッシュ以外使用時にも1/125秒以下のシャッタースピードで同調するように仕様変更
・JPEG撮影時に画像がAdobe RGBのカラースペースに正しく反映されない問題を修正
DPシリーズにも顔検出機能が搭載されるというのは初代DPから知ってる身としては感慨深いものがあります。
まだまだ尖ったカメラではありますが、最初期と比べればずいぶん使いやすいカメラになったと思います。
モノクロのほうは純正の現像ソフト「SIGMA Photo Pro」にも搭載されてますが、Merrillシリーズのみで使えるものなんですよねぇ。
FOVEONはモノクロにも合ってると思うので、いずれは使ってみたいところです。
キャッシュバックキャンペーンもまだまだ実施中ですが、うちは中古でのゲットだから対象外なんです。
ただ、すでに持ってる機種だけに限らず、2台購入でも後の購入分は対象になるようですから、Merrillシリーズを2台買い、いや、3台買っちゃうのも手かもしれません。
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063月
COOLPIX Aの影にちょっと隠れてしまった感はありますが、同じくニコンから「COOLPIX P330」という高級コンデジが発表されています。
こちらは一応、COOLPIX P310の後継という位置づけのようですが、COOLPIX Aに負けじと言うわけではないのでしょうが、撮像素子が1/1.7型に大型化(P310は1/2.3型)されています。
さらにレンズもP310の24-100mm相当F1.8-4.9から、24-120mm相当F1.8-5.6の5倍ズームに拡張されています。
さすがにテレ端はちょっと暗いなぁという気もしますけど、素子の大型化までやってることを考えれば十分なものです。
また、個人的には待望のRAW対応もしてくれています。
P310はRAWに非対応だったので、そこが普及帯モデル並みに感じてしまう部分があったんですよねぇ。
もちろんこれも素子の大型化に伴って、RAWで見てもらっても恥ずかしくない内容になったからこそ、なのかもしれませんが。
ほかにも歩行中や走行中の手振れを軽減できる「ACTIVE」モードもあったりで、今回のCOOLPIXはかなり力が入ってる印象です。
正直、昔のCOOLPIXはOEMで作らせたのをニコンブランドで売ってるだけ、みたいなものも多かったんですけど、それではニコンのブランドイメージまで下げてしまうということに気づいたのかも。
あとは価格だけが心配ですが、スタート時点で4万円台中盤と、それなりに納得の行く価格のようです。
P310の値下がりも気になるところではありますけど、こればかりは素子とRAW対応で、個人的にはこちらしか選択肢には入ってこないだろうなぁと思います。
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053月
ニコンからAPS-Cサイズの素子を使ったコンパクト「COOLPIX A」が発表されました。
各社から大きめの素子を使った機種が登場してますけど、ニコンの場合はミラーレスで1インチを使ってるので、ある意味、逆転現象が生じることになりますね。
APS-Cのほうが素子自体はデジタル一眼で使い慣れているでしょうけど、レンズ設計は大変でしょう。
今回は単焦点で、28mm相当 F2.8という内容です。
往年のニコンファンからすると、ニコンミニを彷彿とさせる感じですが、見た目はずっと高級感があります。
重さはバッテリーを入れても300gを切っていますが、重さで言えばニコンミニのほうが半分くらいですけどね。
また、シンプルなレンズを目指したというのもあるのか、手ブレ補正は搭載されていません。
大きな素子ですから感度で稼ぐこともできるでしょうし、ストイックな使い方が想定されるでしょうから、そこは良いまとめ方なのかなと思います。
実質的なライバルはFUJIFILMのX200、ライカのX2、そしてSIGMA DPシリーズあたりでしょうが、こうして見ると一歩抜きん出たコンパクトさだと感じます。
実売10万円ちょっとくらいからのスタートのようですから、むしろ、価格面ではミラーレスのほうが競合になるのかもしれませんが、この仕上がりなら結構な人気機種になりそうな予感です。
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272月
SONYから新しいコンパクトデジカメ「DSC-WX300」が発表されました。
WXシリーズももう何代目かよく分かりませんが、今回はとうとう光学20倍ズームになっていて、もはやHXシリーズのほうに近いかも。
ちなみに少し前に出たWX200は10倍ズームで、重さも40gくらい重くなります。
バッテリーもWX200のNP-BNではなく、NP-BX1というRXシリーズで良く使われてるものに変更になってます。
私も最近はTZ20やFinePix F550EXRのような25mm始まりの高倍率ズームコンデジを愛用してますが、これは望遠側が500mm相当と凄いことになります。
逆にこれだけコンパクトでブレずに撮れるのかが心配になりますけどね。
そして画素数はWX200とは同じながらも1820万画素のExmor Rセンサーで、トリミングまで想定したらどういうことになるんだろうと。
個人的にはRAW撮りができるのが欲しいので選択肢には入らないと思いますけど、販売開始価格でも3万を切ってることを考えると通常ニーズなら十分過ぎるスペックだなぁと思います。
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262月
ソニーからCarl Zeiss銘の標準レンズ「Planar T* 50mm F1.4 ZA SSM」が国内発表されたようで。
なんとなくNEXへのシフトが見受けられる昨今ですけど、超弩級のレンズをしっかり投入してくれるのはうれしいところです。
買える、買えない、の話は置いておくとしても、こういう「憧れ」の対象となる製品が存在するのは趣味の世界では大事なことだと思います。
性能面はもはやこのブランドの前では語る必要もないのですが、デジタル時代というのもあってヤシコン時代とはもう別物になってる感じです。
当時のレンズをNEXあたりで使っても古いレンズとは思えないほどの性能とツァイスらしい描写をしてくれますけど、単純に性能を比べたら格違いでしょう。
ただ、レンズ構成は非球面レンズを使いつつも5群8枚(ちなみにヤシコンは6群7枚)とわりと少なめになっていて、ヌケの良さは伝統を引き継いでるんじゃないかと想像しています。
また、防塵防滴仕様になっていたり、当然ながらAF対応のための超音波モーターを内蔵していたりと、中身は最新鋭のレンズです。(当たり前)
おいそれと手の出るレンズではないですが、一度撮ってみたい一本ですね。
発売は5月あたりらしいですし、代わりにはならないかもですが、手持ちのCarl Zeissレンズでもまた使ってみようかな。
とりあえずは久しぶりにCONTAX T3でも持ちだしてみることにします。
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252月
海外発表が先行していたソニーのミラーレス「NEX-3N」が国内でも発表されました。
3/8発売予定だそうで、思ったよりも早いですね。
本体に電動ズームレバーを搭載したのが大きなポイントのようで、ズームキットレンズで使えばコンデジ気分で使えそうです。
ミラーレスと沈胴や電動ズームは相性が良いと思っていたので、これは歓迎です。
ただ、シャッター周りにズームレバーと電源スイッチもあるのはちょっと集中しすぎかなぁという感じもしますけどね。
また、これに合わせてというわけでもないのでしょうが、レンズもコンパクトな「E 20mm F2.8」と「E PZ 18-200mm F3.5-6.3 OSS」が発表されています。
組み合わせとしては20mmのほうが相性が良さそうですね。
NEX発売当初のSEL16F28に負けないくらいコンパクトで、重さもたったの69gとのこと。
描写についてはまだ未知数のところもありますが、レンズ補正機能のある最近のNEXなら結構良い感じで使えるんじゃないかな。
ちなみに余談になりますが、海外では同時に発表されたα58のほうは国内発表はまだのようです。
エントリークラスのAマウントは徐々にNEXへと移行させていく方向なのかなぁという印象も持ってますが、どうかな。
国内にはまた別のモデルが登場する可能性もあるのかもしれません。
あと、うちのNEX-5のいつの間にやら旧世代化が進んでいますが、3Nに買い換えるというのはないかなぁ。
今だと5Rや6あたりが良い気もしますが、中古価格の下落も激しいですしねぇ…。
未だに延ばし延ばしにしている純正レンズをぼちぼち本格的に狙うのが先で、その候補として20mmが追加されたというところでしょうか。
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