• 222月

    噂情報について予約投稿しておいたら直後に海外発表されてしまったソニーの「α58」ですが、巷の評判は正直あまり良くないようで。

    噂の段階から液晶がバリアングルからチルトのみになるというのが挙がってましたが、それ以上に強烈なインパクトだったのは、どうもプラマウントっぽいという点でしょう。
    まだ正式にプラスティックであると発表されてはいないと思いますが、画像を見る限り間違いないでしょう。
    フィルム一眼時代にはキヤノンやペンタックス、ミノルタなどから同様のプラマウントのが出ていましたが、デジタル一眼としては史上初じゃないかな。

    逆に言えばフィルム時代以上に製品サイクルの短いデジタルではボディよりも明らかにレンズのほうが長寿命であるべきで、そのレンズのほうが先行してプラマウントが増えていたわけですから、むしろ当然とも言えるのですけどね。
    それに銀塩時代のプラマウントもそれが原因で故障したと思われるものには私自身、出会ったことがほとんどないですし。
    冷静に考えればそうなんですが、やっぱりちょっと寂しい感じはありますけど…。

    ちなみにα37などもマウントの上側は金属ですけど、肝心のバヨネットの爪の部分はプラスティックなんですけどね。
    大きなレンズを付けた時に壊れるとすればむしろ爪のほうで、実際、フィルム一眼で唯一壊れたのを見かけたとすればココの破損です。
    それでも同様にプラマウントのレンズのほうの爪が取れちゃった事例のほうが圧倒的に多い印象ですが。

    とはいえ、他の仕様を見回してみても、液晶自体が2.7型約46万ドット(α57は3.0型92万ドット)、連写性能も落ちる(私はここは全く気にならないので詳細は割愛)と、むしろスペック的にはα37の後継機と考えたほうが受け入れやすいかも。
    ただし、そうなると今度はサイズがちょっと大柄ということになりますが、バッテリー容量が増えたと思えば良いでしょう。

    これで型番がα38だったら素直に受け入れられたんでしょうけど、色々事情もあるんでしょうね。
    そもそも新機種が必ず進化している、というのが間違いで、α57のほうが好みだったらそちらをチョイスすれば良いし、実際私は(価格を別にしても)コンパクトさが最優先だったので、α37を選んで良かったと思ってます。
    まだ国内展開してくるかどうかもわかりませんが、いっそのこと、α65の下はNEXで、というラインナップでも良いのかなぁと思いますけど、さすがにそれはやりすぎかな。

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    2013/02/22 12:00 pm | α58という名のα38 はコメントを受け付けていません
  • 222月

    SIGMA純正のRAW現像ソフト「SIGMA Photo Pro」が5.5にバージョンアップしていたので、早速更新しておきました。

    今回の修正項目は主に以下のとおりとのこと。

    ・Windows 8に対応(Windows版)
    ・モノクローム専用のインターフェースを追加(Merrill系のみ)
    ・メインウインドウの「編集」メニューからノイズリダクションの設定が可能に
    ・調整設定の「Auto」選択時、カラーモードに合わせたプリセットが適用されるように(Merrill系のみ)
    ・フリンジ除去のインターフェースを変更
    ・アップデートしてもレンズデータが更新されないバグを修正(Windows版)
    ・X3FファイルのSIGMA Photo Proでの表示と、保存したJPEGファイルのMac標準での表示が異なるバグを修正(Mac版)

    早速使ってみると、調整設定の切替時の動作が軽快になってるような気もします。
    Merrillの高解像度データを扱う前提で作られてるわけですから、初代DP1で快適なのは当たり前かもしれませんけどね。
    今回のバージョンの目玉でもあるモノクロ対応などは古いモデルでは蚊帳の外ですが、それはもうさすがに仕方ないでしょう。

    私もいずれはMerrillにと思ってますが、接写の比率が高いところから考えるとやっぱりSDシリーズかなぁ。
    ただ、手持ちのレンズにSAマウントのマクロレンズが沢山あるとはいっても、銀塩時代の古いものですし…。
    キャッシュバックキャンペーンもついに始まりましたし、今が狙い時なのかもしれませんね。

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    2013/02/22 9:00 am | SIGMA Photo Pro 5.5 はコメントを受け付けていません
  • 212月

    NikonからAPS-Cサイズのデジタル一眼レフ「D7100」が発表されました。

    噂はだいぶ前からありましたが、予想外だったのはローパスフィルタレスという点でしょう。
    D800Eのようにカスタムモデル的に出てくるのは可能性があるかなぁと思いましたが、標準モデルからローパスフィルタ無しでいくというのはちょっと意外でした。
    ただ、ローパスフィルタの有無を同じ設計で対応しようとすると光路長が変化したりと面倒ですし、もう取ってしまおうということになったんでしょうね。

    2410万画素という画素数からすると、もはやレンズ自体がローパスフィルタ相当になってしまうとも言えるのかも。
    ただ、本来であればベイヤー以外の配列など、根本対策も並行してやっていってほしいところではあります。

    あと、モニターがRGBW配列だったり、SDXC対応のSDカードスロットが2つなど、順当な進化をしてる感じです。
    Aiレンズにも対応してますし、D300からの乗り換えもちょっと考えますけど、私自身は別に今のままで良いかな。
    ただ、完成度自体はなかなか高く、ニコンらしい仕上がりだなぁと感じます。

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    2013/02/21 8:00 pm | 3 Comments
  • 212月

    α37を導入して少し経ちますが、バッテリーの減りはやっぱり早いなぁという印象が強くなってきました。
    NEXと共用できるのは良いですし、その小さなバッテリーのおかげでボディもコンパクトなのは良いのですけどね。

    というわけで、バッテリーを補強できる手段として、グリップは出てないのかなぁと調べてみました。
    なにしろ廉価モデルですから、当然ながら純正では出ていませんが、以前紹介したこともある「DODA-E」がα37に対応しているのを見つけました。
    α55、α35、α33と共用なので一体感はあまり期待できないでしょうけど、NP-FW50が2つ入るので、バッテリー寿命はずいぶん延長されそうです。
    縦位置シャッターも付くという副産物的なメリットもありますし。

    ただその代わりに、せっかくのコンパクトさが失われるというのがねぇ。
    バッテリーを含まずで160gとグリップにしては軽いんですけど、500gそこそこのボディから考えるとねぇ。
    実際、グリップを付けるとα700とほとんど同じ重さになるようですし…。
    むしろ今さらながらα700やNikon D300に縦グリップを付けちゃうというほうが私らしいかなぁ。
    今のところは導入するまでの気分ではないですが、選択肢としては考えておこうと思います。

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    2013/02/21 12:00 pm | 4 Comments
  • 202月

    SONYのデジタル一眼、α57の後継機と思われるα58の噂が出ているようで。
    (2/20 12:42追記)
    ヨーロッパでは先行してプレスリリースに掲載されたようです。

    私は先日、α37をゲットしたばかりですが、その時にα57もたしかそこそこの価格でアウトレットにあったかと。
    そういう意味では、タイミング的にはありそうですね。
    噂されるスペックとしては画素数が増え、その代わりに連写枚数が減るという内容だとか。

    あと、バリアングルチルトな液晶が、α37相当のチルトのみになるのでは?という噂も出ています。
    α38というモデルの噂がないようですし、α65との住み分けという点ではある意味、「α48」みたいなモデルになるのかも。
    個人的にはあまり多品種展開するよりも、性能も機能も違いがはっきり分かるようなラインアップのほうが歓迎ですけどね。

    また、NEX-3Nなるモデルも出るという噂があるようです。
    NEXの初代にはNEX-5とNEX-3がありましたけど、その後は5だけがN、Rとなっていって、3のほうはC3、F3と来てたのにここで3Nというのは分かりづらいなぁ。
    うちはまだNEX-5ですけど、今のところは特に不満もないので、こっちはしばらく変更の予定はないですね。
    中古屋さんでの価格をみるとつい手が伸びそうになっちゃいますけど、まずは純正レンズが先でしょう。

    Filed under: DigitalPhoto
    2013/02/20 12:00 pm | α58の噂 はコメントを受け付けていません
  • 202月

    オリンパスのマイクロフォーサーズ機「E-M5」のファームウェアが公開されたようで。

    今回の修正項目は以下のとおりとのこと。

    ・ISO2000以上でのハイライト&シャドウコントロールの露出設定を正しく反映するように修正
    ・長時間露光時にまれに操作ができなくなる現象を修正

    これに前後して、本体のモニター周辺部にクラックが発生するという不具合が発表されたので、そっちの印象のほうが強くなっちゃいましたけどね。
    ちなみにファームウェアではさすがに物理的な問題は解決できるわけもありませんから、そちらはリコール扱いとなるようです。
    「防塵・防滴を含む安全性や機能・性能に影響はない」とされてますけど、該当される方は早めに修理してもらったほうが良いかと。

    ただ、個体差とか扱い方が悪いとかで済ませず、ちゃんと公表してリコールするのは良いことですね。
    製品コストで仕方ない面もあるのでしょうが、できればプラスティックの使用率を減らしてほしい気もしますが。
    内部はせっかくマグネシウム合金ボディーが豪勢に使われてるわけですし…。

    あと、カメラ購入でFlashAirがプレゼントされる「イメージシェアキャンペーン」も2/22から始まるそうです。
    ただしこちらはE-M5は対象モデルではないので、ご注意を。

    Filed under: DigitalPhoto
    2013/02/20 9:00 am | E-M5のファームウェアとクラック はコメントを受け付けていません