022月
Panasonicから薄型コンパクト「DMC-XS1」が発表されました。
厚さ17.6mmに24-120mm相当の光学5倍ズームが入っているのですから、スゴイものです。
光学系で全ての収差を抑えこむのではなく、電子補正をするようになったことが大きいのでしょうね。
むしろレンズよりも液晶パネルの厚さのほうが今後の薄型化では問題になってくるくらいかも。
実際、このモデルでも2.7型23万ドットと、やや控えめなスペックのパネルですし。
なお、重さも当然軽くて、本体飲みなら88gほどと気軽に持ち歩くには良いですね。
ここまで小さく軽くなると屈曲系のほうが不利になってきたくらいでしょうが、あれはレンズが使用時も飛び出さないというメリットもあるので、各社ともまだまだ出し続けてほしいです。
また、このモデルは記憶媒体がmicroSDHCになっています。
Canonも一部モデルで採用していたと思いますが、本体を小さくする上でも有利でしょう。
ただ、本体からメモリを抜いてカードリーダーに入れて読みたい私としては小さすぎて困るかなぁ。
その辺りでもやはり今後はWi-Fi転送が伸びてくるのかもしれません。
そうなればちょっと大きめの内蔵メモリのみでも良いわけですが、以前、オリンパスだったと思いますが、分解したら中からmicroSDが出てきたことがあって、それならやっぱり普通のスロットで良いかなとも思います。
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022月
PENTAXから新しいタフネスデジカメ「WG-3 GPS」が発表されています。
WG-2 GPSの後継モデルだと思いますが、防水が14mまでに耐落下衝撃が1.5mに向上しています。
これだけ頑丈だと何処にでも持ちだして使えそうで、スマホやミラーレス、一眼レフなどでは撮れないシチュエーションで活躍してくれそうです。
それ以上に今回大きく変わったのがレンズで、F2-4.9とかなり明るく(特に広角側)なってます。
その代わり、ズーム倍率は25-100mm相当の4倍ズームになってますけど、センサーシフト式の手ブレ補正機構も搭載していますし、進化と考えて良いかと。
さらにアダプター経由でリコーのワイコンを付ければ、20mm相当の画角にも対応するとのこと。
テレコンも用意されればテレ側も補完できますし。
また、細かいところかもしれませんがQiに対応したワイヤレス充電も使えるそうです。
なお、GPSを搭載しない「WG-3」も同時発表されていますが、こちらはQiには未対応とのこと。
時計や気圧表示ができるサブディスプレイや電子コンパスなど、単にGPSがないだけでない差別化もしっかりしました。
なお、もう少しお手頃な「WG-10」も用意されていて、ペンタックスのコンデジはこの路線で差別化していくのかな。
一方、リコーのほうはCP+でも特になにも発表がなかったようで、こちらが少々気になるところではあります。
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012月
富士フイルムから高倍率ズーム機「FinePix F900EXR」が登場しました。
「FinePix F800EXR」の後継ということで、正直もうモデルチェンジ?という感じがします。
F800EXRが8月の発売なので半年というのが今のペースではありますけどねぇ。
レンズは基本的に同じで、画素数も変わっていませんが、像面位相差に対応した「EXR CMOS II」センサーに変更されています。
画像エンジンも「EXR ProcessorII」になって、AFや起動時間などが速くなってるんだとか。
このシリーズはRAW記録にも対応してるので、そちらの処理速度も速くなってる可能性もありそうです。
また、Wi-Fi転送もあって、トレンドをしっかり押さえてあります。
面白い機能としては「PC保存」でWi-Fi経由で未転送の画像が差分バックアップできるというもの。
SDカードの大容量化でカードに入れたまま使い続ける方も増えてると思いますが、それとバックアップを両立できるのは良いですね。
また、フジらしく、赤外線通信機能も搭載されていたりと着実な進化をしているモデルになっていると感じます。
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012月
シグマさんがSD/DPシリーズの既存ユーザーを対象としたキャッシュバックキャンペーンを2/22から実施するそうで。
シグマのデジカメを所有している方なら誰でも「SD1 Merrill」購入で5万円のキャッシュバックという、太っ腹なキャンペーンです。
「DP Merrill」購入の場合は所有機によって少し違いがありますが、2万円もしくは3万円のキャッシュバックと、こちらもなかなかのものです。
ちなみに中古購入は対象外なので、うちのDP1はダメですし、今から中古を買ってきてキャッシュバック対象にしちゃおうというのも無理ですのでご注意を。
そうでないと初代DP1あたりなら1万円台で買えちゃいますからねぇ。
ただし、もちろんこれから新品購入するのは問題ないわけで、DP1xですと3万円近辺で購入可能のようです。
そうするとSD1 Merrillでは2万円の逆ざやですし、DP MerrillシリーズでもDP1xが実質1万円くらいで買えることになっちゃいます。
DP Merrillシリーズを複数台持ちたい方もまずは一台買っておくというのが良いかも。
「SD1 Merrill」は現在、実売で17万円弱、DP Merrillシリーズが8万円くらいのようです。
中古価格を考えても十分お買い得なキャッシュバックだと思いますし、FOVEON好きには良いニュースですね。
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311月
OLYMPUSから新しいコンデジ「XZ-10」が発表されています。
XZ-2の兄弟機ということで少し前から噂になっていましたが、26-130mm相当のF1.8-2.7と明るいレンズが特徴です。
ただし、XZシリーズとは言っても素子はやっぱり小さめになって、1/2.3型ですけどね。
それでもRAWで撮れる辺りは私のニーズにマッチしてるので結構気になる存在です。
また、オリンパスらしい「フォトストーリー」という組写真っぽい機能も楽しそうですけど、これは別にあとでソフトウェアでやっても良いかな。
こういうのをやるなら、将来的に機能追加ができるような仕掛け(NEXの最近のモデルみたいに)が欲しいところです。
東芝の「FlashAir」にも対応してるそうで、本体に色々てんこ盛りにせず、周辺機器に頼る形はコストダウンに良さそうな感じです。
こちらは専用のスマートフォンアプリ「OI.Ssare」も用意されるようですし。
当初のお値段的にはXZ-2やXZ-1に行ったほうが良さそうな感じもありますけど、少し価格が下がってきたら人気が出そうな気がします。
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311月
SIGMAから新しいミラーレス用レンズ「60mm F2.8 DN」が発表されました。
マイクロフォーサーズおよびソニーEマウント用となる、このレンズ、これまで出ていた19mm、30mmのレンズの続編的な位置づけになります。
その19mmや30mmも外観等がマイナーチェンジして「SIGMA 19mm F2.8 DN」、「SIGMA 30mm F2.8 DN」になるわけですが。
まずはそんなマイナーチェンジとなる2本から書いてみますと、Artラインとしてのリフレッシュで、より高品位な仕上がりになってるんだとか。
レンズ構成などは同じですが、外観が金属製になり、マウント部も真鍮製になるとのこと。
これだと写りは変わらないのでは?となるわけですけど、出荷時にMTF測定器「A1」による全数検査が行われるとのことで、ある意味、選別品のようなクォリティになるのでしょう。
レンズは結構、個体差がある印象もありますし、それが少しでも減ってればLimited的な捉え方もできそうです。
その代わり、お値段はおそらく現行モデルの開始価格(2万円弱)くらいにはなるかと推測されますから、それなら安くなった現行モデルを2本買ったほうが…という方も多いかもしれません。
私もどちらかと言うとそっちですけど、今後の買い替えで中古も値下がりしそうですしねぇ。
そう考えると、今回紹介する60mmにしておくのも良いかと。
前置きがずいぶん長くなりましたが、そんな60mmのほうはてっきりDP3 Merrillのレンズがベースかと思いきや、マクロ機能もなく別物のレンズのようです。
ちなみに19mmと30mmのほうはDP Merrillシリーズのレンズにわりと類似していますけど、レンズ構成やMTFはだいぶ違っていて、当然ながらDP Merrillに装着されたもののほうが高品位です。
60mmもレンズ構成をコストダウンしていて画角とマクロ機能がなくなってしまった可能性もあるかも。
マイクロフォーサーズで120mm相当、NEXで90mm相当というのはどちらも面白い焦点域です。
両者ともマウントアダプタで遊べるというのを考えると広角のほうが専用レンズには有利かなとも思いますが、コンパクトさと描写ではやっぱり専用レンズに優るものはないでしょうからね。
ところで、以前噂になったこともあるFOVEONなミラーレスはその後どうなったのかな?
DP Merrillシリーズも充実してきましたし、他社マウントへのレンズが好調っぽいから今のところは投入予定はないのかもしれませんが、プロトタイプとか出てきたら面白いかもなぁ、なんて思いながらCP+の情報を待とうかと思います。
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