249月
オリンパスからマイクロフォーサーズ用のマクロレンズ「M.ZUIKO ED 60mm F2.8 Macro」が10/5に発売だそうで。
オリンパスのマクロレンズはかなり定評のあるものですが、マイクロフォーサーズ用としては初だったかと。
ライカブランドは45mm F2.8がありますが、それとカブらずに60mmと長めにしてきました。
120mm相当はワーキングディスタンスもほどほどで扱いやすそうです。
決して安くはありませんが、10群13枚というレンズ構成やZEROコーティングなどを採用してるそうですし、4万円台中盤というお値段はお買い得かも。
うちはフォーサーズ用の35mmがありますが、これを使うにはアダプタが要りますから、マイクロフォーサーズで使うなら、こっちの60mmのほうがお得感がありますね。
そういえば、紗羅愛用のE-300を久しぶりに引っ張りだしてきたようです。
E-300は今の機種にはない独特の魅力がありますから、これはこれで使ってもらおうと思いますが、手軽さという点ではそろそろ後継を考えないといけない時期かも。
EVFでも良いのでファインダーは覗きたいようなので、とりあえずDMC-G1を試してもらおうと思います。
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219月
キヤノンから高級コンデジ「PowerShot G15」が10月中旬に発売予定だそうで。
G12からしばらく欠番になってたかと思いますが、復活を果たしたわけですね。
G1XにEOS Mがあって、ちょっと影が薄くなりそうな感もありますが、私も以前、G9を使っていて、このシリーズには愛着があります。
素子は1/1.7型と欲張らず、その分、レンズを28-140mm相当のF1.8-2.8と明るいレンズにしてきました。
素子はおそらくS110あたりと同じなのかなと推測されますが、最近のキヤノンの素子を見て気になるのは撮像素子の周囲の余白が妙に大きいことなんですよね。
G1Xのと見比べると、外枠の大きさはほぼ同じのような…。
あと、有効画素と総画素の差も結構あったりで、色々と工夫を施してあるのかなぁという感じです。
また、ちょっと不評だった大きさに関しても、あえて液晶モニターを固定式にして、その分、奥行きを8.2mm薄くしてあります。
重さも約352gと、G12の約401gからは多少軽量になっていますね。
使ってみたい感としてはG1Xのほうがありますけど、実際に持ち歩くにはこっちのほうが便利かもしれません。
最終的には出番が多いカメラが良いカメラだという一面もありますしね。
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199月
キヤノンから新しいコンデジ「PowerShot S110」が発表になりました。
「PowerShot S100」の発売からえらく早いなぁという印象でしたが、それももう去年の12月だったんですね。
今回のモデルは10月中旬の発売予定だそうです。
撮像素子は前回までは自社開発CMOSセンサーとなっていましたが、今回は自社開発という文字が消えているようです。
ただ、公式サイトのセンサーのイメージ写真は前回とソックリのものですし、総画素数が1330万画素と有効画素に比べてちょっと多めなのも同様ですから、単に新しい設計のものに変わっただけかもしれません。
センサの変更もあってか、最高感度が12800までに拡張され、ダイナミックレンジも拡大したとのことです。
レンズ周りは同じようですが、AFが高速化したり、記録画素数を落とすことでズーム倍率を上げる「プログレッシブファインズーム」が搭載されたりと、細かな改良が入っています。
そして、今回いちばん大きな変更は無線LAN機能の搭載でしょう。
IXY 420Fで先行搭載されていたスマートフォン連携機能もあり、ブロガーさんには便利そうです。
反面、GPSは省略されていて、そこも思い切ってスマートフォンに任せる戦略にしたのだろうなぁと感じます。
S100に限った話ではないですが、どうもデジカメのGPS機能は電池ばかり消費してスピードや精度がボロボロというのが多かったので、これは良い方向性ではないかと思います。
あと、ボディー色にホワイトが追加されているのも変更点の一つです。
見かけという点では正面のグリップがS95までのように、またなくなってるというのも面白いポイントかと。
グリップはあったほうが持ちやすいのですけど、デザインで言うとないほうがスッキリするんですよねぇ。
オリンパスみたいに取り外し可能なギミックも面白そうですけど、キヤノンさんはあんまりやりたがらないかなぁとも思いますし、難しいところです。
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199月
カメラ各社から大量の新製品が登場していますが、ライカからもそれに負けないくらいの製品、その名も「ライカ M」が登場しました。
噂のLeica M10ではなく、数字も付かない「M」だけという名前で出てきましたが、実質、10番目のMですね。
iPadと似た感じで、URLは「m_new」となっていますし、さしづめ、「新しいM」という感じかと。
ユーザーやお店としては呼びづらいので、M10のほうが良かったかもですが。
お値段は6200ユーロだそうですから、日本だと70万円台くらいかな。
そんなライカM、いちばんの売りはライブビューと動画対応でしょう。
デジタルになってもレンジファインダーにこだわっていましたが、簡便さも併せ持つにはやはりライブビュー対応は欠かせなかったのでしょう。
ライブビュー対応によって、ライカRのレンズをマウントアダプタで使えるというメリットも出てきましたが、正直、それだけなら他社のミラーレスでも良いわけではありますが。
さらに外付けEVFも装着可能で、液晶も高精細なものになったりと、機能面でも他社に負けない内容になってきました。
お値段がそれなりだから、機能面でも期待されるのでしょうけど、本来、ライカに求められているのはそんなところよりも長く愛用できるところなのかなぁ、という気もします。
個人的にはサイズを保ちつつ、カメラバックみたいに撮像素子部分を交換できる構造になってくれたらなぁ、なんて思いますが。
それはさておき、撮像素子はCMOSIS社との共同開発による35mmフルサイズの2400万画素のCMOSセンサーとのこと。
CMOSIS社は産業用の撮像素子を作っていたベンチャーのようで、FillFactoryの創業者たちが立ち上げた会社らしいです。
そのFillFActoryも知らなかったんですけど、Cypressに買収された企業のようですね。
Kodakのデジタル一眼レフや天体観測での採用実績があるそうですが、素子性能は未知数な部分もありそうです。
また、同時に「ライカ M-E」という廉価モデルも出ています。
廉価といってもライカですから、4800ユーロではありますが、35mmフルサイズの1800万画素CCD採用だそうで、従来からのライカスタイルで十分なら、こちらも魅力的な選択肢かと。
なお、こちらはKodakのセンサーが使われているようで、液晶もこれまでどおりの23万ドットのものらしいので、M9の廉価版という位置づけだと思われます。
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199月
Panasonicからマイクロフォーサーズ機の上位モデル「DMC-GH3」が海外発表されました。
ドイツでは12月発売で1199ユーロだそうですから、かなり力の入った高級機という感じです。
マグネシウムボディを採用してるようですし、縦位置グリップもラインナップされるそうですから、プロ機とは言わないまでもハイエンドユーザーに満足させられるボディに仕上がっていそうです。
うちにあるのはDMC-G1、GF1、E-P1と古い機種ばかりですが、G1の撮影フィーリングの良さは結構お気に入りで、Panasonicのこのタイプのモデルはスペックうんぬん以前に結構オススメかと。
で、肝心のスペックのほうですが、センサーが「Digital Live MOSセンサー」という新しいものになってるとのこと。
名称上は頭にDigitalが付いたわけですけど、ダイナミックレンジが拡大されたそうです。
これまでのパナ機はセンサーがどうもイマイチという印象があったので、これで解消されていたら良いなぁ。
画像処理エンジンも新しくなって、高感度に強くなった感じですが、この画像処理エンジンもちょっと加工し過ぎの感があったので、ちょっと不安要素ではあります。
ボディに負けないレンズラインアップということもあってか、35-100mm F2.8を出してきたり、来年以降、42.5mm F1.2や150mm F2.8なんていうレンズもリリース予定とか。
20mmのリニューアルもしてほしい気がしますが、レンズに関してはオリンパスからもたくさん出ていますし、NEXと比べれば大充実という感じなのも心強いところです。
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189月
オリンパスからマイクロフォーサーズ機「E-PL5」が10月上旬に発売になるそうで。
有効1605万画素のLive MOSセンサー、「TruePic IVVI」と名付けられた画像処理エンジンはいずれも「E-M5」と同等とのことで、PENシリーズの本流のほうはE-P3のままで放置ですから、実質的にはE-P5みたいな位置づけっぽいですね。
E-M5との違いはいくつかありそうですが、一番大きそうだったのは手ぶれ補正が角度ぶれのみ(E-M5は角度ぶれ、シフトぶれ、回転ぶれに対応)といったところでしょうか。
また、さきほどの撮像素子や画像処理エンジンの変更に加え、タッチパネル液晶と交換可能なグリップを装備してきました。
E-P3とは共通のグリップだそうですが、どうせならXZ-2も同じものにしたら良かったのに…とも思いますけど、さすがにカメラの大きさが違うから無理なんでしょうね。
また、同時に「E-PM2」も発表していて、こちらも10月下旬の発売とのこと。
撮像素子や画像処理エンジンはこっちも同等らしく、タッチパネルもあったりで、どっちかに統一しても良かったのでは?という気がしますが、こういう展開は最近の国内メーカーの定番になってる印象ですねぇ。
E-PL5とE-PM2の違いは液晶が固定なのとアートフィルターの種類が少し少ないくらいのようです。
両機種の発売を記念して、ボディキャップレンズあるいは東芝の無線LAN対応SDカード「FlashAir」のプレゼントキャンペーンも実施されるそうです。
ここはやはりボディキャップレンズのほうが面白そうですね。
このレンズも10月上旬に発売予定で、薄さ9mmという、まさに名前の通り、ボディキャップ代わりに付けておけるレンズです。
焦点距離は15mm F8で、もうちょっと広角でも面白かったかなとは思いますが、実用的な焦点域です。
被写界深度が深めなのでパンフォーカス的な使い方がメインのようですが、マニュアルフォーカスも可能なので、30cmくらいまではOKだそうです。
ライブビューだから、距離目盛りがなくてもピントは合わせやすいのはミラーレスならではですよね。
暗さも多少は気になりますが、PENシリーズはボディー内手ぶれ補正があるから、そこもだいぶカバーできるでしょう。
この辺りでE-M5の手ぶれ補正の効きの良さが効いてきそうな気もしますし。
どれも面白そうな製品群で、マイクロフォーサーズの良さを生かしたところを突いているなぁと思います。
うちは相変わらずE-P1なのですが、ボディはさておき、レンズをちょっと強化したいなぁと思っているところです。
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